エルフの王国6 精霊魔法の巻

 太陽が少し西に傾いてきたので、そろそろお買いものの続きをします。薬の材料や味付けの鍵になる草とか香草類の類。それから紐とか糸とか。それから使える火付け石などを買わないといけません。

 それから服です。動きやすくて地元に溶け込み安い服を何着か買うことにいたします。そこで仕立屋と言うところに参ります。仕立屋ではオーダーメイドも可能らしいですができあがるまでかなり時間がかかるそうなので出来合の服を買うことにします。先にサイズが合うかどうか試着してみます。

「これはどうでしょうか?」

「それはお似合いです」

「それではこちらはどうでしょうか?」

「それもお似合いです」

 全部似合うらしいので全部買うことにします。それは結構な量になりました。流石に持っていくのが大変ななので最初の商店に一緒に運んで貰うようにメイドさんにしました。メイドさんが小走りに走ってきます。暇なので近くの出店でお茶を飲みながら待っていることにします。しばらくすると商店の店子らしき人達が現れて服をまとめ運んでいきます。いや良い仕事しました。

 そのころメイドさんが戻ってきました。お買い物を十分堪能しましたし、そろそろ日が沈みそうなので屋敷に戻ることにいたします。

 市場の出口には馬車が待っていました。この馬車はここでずっと待っていたのでしょうか……馬車の中の人も大変だと思います。

 そして馬車に乗って屋敷に帰ります。

「お邪魔します」……ところでこういうときは、どういう挨拶をするのでしょう。

 王女様には居たいだけ居てくださいなどと言われて居ますが、私の目的は自堕落な生活ではなく人間さんに出会ってそれを観察することですので荷車が届いたらお暇することにしたいと思います。

 それより今はお風呂です。

 ここのお風呂はとても気持ちが良いのです。

 里にもこういうお風呂が欲しいところです。家に置くと邪魔なので図書館の一部を改装してお風呂場にするのも良さそうな気もします。

 そして夕ご飯は、王女様の食卓に及ばれされました。

 長いテーブルの上には皿とフォークとナイフとグラスが並んでいます。椅子に座ると食前の飲み物を持ってきました。どうやら水を蜂蜜で割ったもの様です。甘い香りが漂ってきます。食事の内容は普通のコース料理のようです。市場でみかけた不思議な食べ物はありません。

 そういえば草を食べていなかったので山盛りの草を食べることにします。

 ネギ、レタス、玉ネギ、葉キャベツ、アブラナなどを盛り合わせた皿に油と酢をかけていただことにします。美味しい草なら何もかけなくても美味しいですが、今はここの流儀に合わせることにいたします。

「これは草……野菜が綺麗に並べてありますね」

「今日の晩餐は賢者様にお出しすると申しましたら、料理人が腕をよりにかけて作っていましたから」

 王女様がこちらを見て言います。

 油と酢をかけた草を口に入れると甘さと酸っぱさと辛みと苦味が複雑に絡み合って舌に響きます。やはり草を食べるのは身体にも舌にも良いものです。

 それから焼いた肉と蒸した魚が出てきました。肉は塩で味付けしてあります。魚は香草の香りが漂っています。どちらも素朴な味でした。

 付け合わせにはパンが添えてあってふっくらした食感がします。パンは昨晩の宴にも出ていたようですが気がつきませんでした。話によればパンと言うものは穀物の粉に発酵させたパン種を加える事でふっくらと膨らむそうです。麦と言う名の草の種ををひいた粉を使うそうですが、麦にもいくつか種類があってふっくらさせるためには小麦と言う草の種を使うらしいです。しかし王女様は草のことを穀物と言っています。

「ところで穀物とはどういうものでしょう」

「小さな種が沢山とれる草の事です。これは大量栽培が可能でして、私たちは毎日それを食べています」

 里では木の実を粉にして焼いて食べますが、穀物なるものはそもそも育てていないので食べません。もしかしたどこかに生えているのかも知れませんが……。どうやら沢山の人を食べさせる為に発達した草の一種の様です。そもそも里に住んでいるのは二百人程度ですから食糧の大量供給は必要無いので必要無い代物の様です。

 しかしこの穀物なるモノにも興味が出てきました。

「小麦はどこで育てているのでしょうか?」

「都に向かう農村に穀物畑が沢山あります。収穫が終わってしまったので今は枯れ草ぐらいしありません。これから冬に育てる穀物の種を撒く事になるとは思います」

「草を一年中育てているのですか?」

「同じ土地で穀物を年中育てる事は出来ません。そのため何種類かの穀物や豆、草などを順番に育て行きます。あまり育てすぎると土地に力が無くなるので休ませる必要もあるのですよ」

 精霊を大量に使いすぎるといなくなる様なモノで、同じ草を育てすぎると土の力も無くなるのでしょうかと一人で勝手に納得してみます。

 人間さんも穀物を育てて食べているなどを調べる必要がでてきたようです。

 食事が終わるとデザートが出てきます。焼いたお菓子で、ケーキと呼ぶもので生地がふわふわして居ます。生地がふわふわしているのは小麦の力によるモノらしいです。卵の白身を泡立てるとふわふわなメレンゲが出来るのですが、それに小麦とミルクを加えて焼くとこのようなふわっとした食べ物が焼き上がるそうです。グレイベリー(灰色の丸い果物で甘味が強く酸味が弱いのが特徴です)や蜂蜜を混ぜ込んであり甘さを引き立てております。ケーキのお供には、乾燥させた灰樹木の葉を抽出したお茶がです。灰樹木の葉っぱは灰色がかかった緑色ですがこれを干して煮出すと紅茶色になるのです。少し苦味がありますが、ミルクの甘さとの相性が抜群です。

 一口飲むとほっこりします。


 そこで王女が話かけてきます。賢者様に話して起きたいことがあるのだとか……。

「私が話したいのはこの森エルフの王国の成り立ちの話です……」

 王女による森エルフの講義が始まりました。


 太陽と月が生まれる前、大地を覆いつくした森の管理者として神々によって森エルフは産まれました。

 森エルフは濃緑ダークグリーンの髪を持ち遠くを見渡す為に輝く黒い瞳を持っており日夜森の管理にいそしんでいました。太陽と月の誕生と共に森エルフは繁栄しました。しかしやがて森は破壊されていきます。山火事、干ばつ、魔王、魔物の蹂躙、人間による森林破壊など様々な災厄が襲い森はどんどん小さくなっていきました。既に森を生み出す力を失った土地は草原に砂漠に湿地になっていったそうです。草原の管理者として生まれたのが草原エルフで、草原エルフは明るい緑ライトグリーンの髪と蒼い眼を持っているそうです。

 森エルフ達は森を蘇らせようと懸命に働きましたが森は徐々に小さくなる一方で少なくなる一方でした。一方草原エルフ達は土地と数を増やしていきました。また人間に混ざって暮らしているような里エルフなるものも産まれたそうです。里エルフは最初は金髪ブロンドの髪と紅い眼をしていたらしいです。

 そうして数千年を経た後、災厄の大魔王が蘇りました。

 草原エルフや里エルフ達は逃げ惑うだけでした。その時、森エルフの英雄〔赤き勇者〕が立ち上がり様々なエルフ達を統合して戦いました。そしてエルフ達は混血しあい混じりあったそうです。その時森エルフの〔赤き勇者〕が王に推戴されました。これが森エルフの王国の創始者だそうです。

 森エルフの英雄は新しい王国を建設し、それから千年以上経たのが現在らしいです。

「本来、王国を支配する者と支配される者に分けるつもりは無かったらしいのですが。どのエルフも災厄に負けない強い国を望んで居たようなので英雄の家系が担ぎあげられる事になったわけです。王家の血を引くモノはすべからず強い精霊魔術の使い手なのですが、私は未熟ものなので精霊魔術を満足に使いこなせない落ちこぼれなのです……」

 と王女は言いました。

「それで一番の小物なわけですね……」

「そう言う事になります」

 王女は小さくなりながら言いました。

「つまり教えを請いたいと言う話でしょうか」

「賢者様、結論を言えばそう言う事になります」

 ……とは言いましても精霊魔術は息を吸うように使うモノです。この森エルフの王女様がどのように精霊魔術を使うのか見てみないことには教える事も思いつきません。お風呂のお礼をしたいところですが、この件はお断りしようかと思います。

「しかし私は産まれて千年の若輩ものにすぎませんので、そのような任に堪えられるとは思えません」

「あの……賢者様は、千歳超えていられるのでしょうか……」

「すみませんサバ読んでいました。たしか九百三十五……」

「それは古老クラスですってことですよね。非常に期待しております賢者様」

「どういうことでしょうか?」

「我が国の最古老でも千年は生きておりません」

「そう言うことですか……」

 うっかりしていていました。エルフと名乗る割に寿命が短かかったのです。正直一万年ぐらいは普通に生きられると思っていました。これは反省すべき点です。そもそも最古老クラスと言うからにはかなり期待されている感じです。王女様が目を輝かせてこちらを見つめています。その瞳で見つめられると困ります。

「いいでしょう。私に任せなさい」

 思わず口を滑らせてしまいました……。それで現在困っています。ハイ・エルフに取って精霊を扱う事は息を吸うこととあまり変わらないのです。このような精霊の少ない環境でも使えないことはないのですが息苦しいときの呼吸と同じ様にしか扱えません。空気がないことには息が出来ませんから精霊が少なければ、それは苦労する事でしょう。それに森エルフの言う精霊魔法がハイ・エルフが使っているものと違う可能性もありえます。

 上代魔法ハイエンシェント下代魔法ローエンシェントなら手ほどきもできるのですが……上代魔法を覚えるのは正直ツラかった。あまり思い出したくはないのですが……教えないといけないのは精霊魔法の方ですよね……。厚い本に精霊魔法入門みたいな本はなかった気がします。そもそも精霊魔法は理屈ではなく『そう言うモノである』と認識するものです。

 知識の上での精霊魔法は、全ての精霊は四大属性に分かれるものと定義します。

 一 火属性 サラマンダーがここに分類されます。火精と読んでいるのはこれらの弱いヤツです。使い道は火を付けたり、お風呂を沸かしたり、鍛冶をしたりです。上位精霊にはイフリートやフレイム・ロード、フェニックスと呼ばれるものが居ます。

 二 水属性 ウンディーネがここに分類されます。弱いのは水精と読んでいます。お洗濯、お花の水やり、お風呂に水を張るときなどに便利なやつです。上位精霊にはリヴァイアサン、レイク・ロード、河童と呼ばれるものが居ます。

 三 風属性 シルフがここに分類されます。弱いのは風精と読んでいます。掃除や喚起に便利なヤツです。上位精霊には、ジンニーヤ、ストーム・ロード、カマイタチと呼ばれるものが居ます。

 四 土属性 ノームと呼んでるやつがこれです。弱いのは土精と読んでいます。壁とか道とか作るののに便利です。楽したいときに変わりに働かせるのはこれです。便利屋と言っても良いでしょう。上位精霊にはベヒモス、アース・ロード、大鯰クェイク・マスターと呼ばれるものが居ます。

 それから無属性と言う属性を持たない精霊が居ます。力は弱いのですが小間使いに便利です。無属性は揺らぎや力を吸収する事により複数の属性の精霊に分裂します。分裂した精霊は合成することも可能で、寿命は一瞬から永遠までと定義されております。

 この四大精霊の属性を混ぜ合わせることでバリエーションがいろいろあるのですがそれは一度おいておきます。火と水を掛け合わせると氷属性や雲属性、火と風だと光属性や雷属性といった感じのヤツです。それよりこの世の全てのモノが四大属性で説明出来ると言う定義の方が重要です。

 そともかく詳しく話を聞いて見ることにします。王女が精霊魔法にこだわる理由を確認しないといけません。

「それでは精霊魔法を使いこなしてどうしたいのでしょうか?」

「森エルフの王国は、四方が脅威にさらされています。南は砂漠の脅威、北は魔獣の脅威といった感じです。ドワーフや人間と言った人の国もありますがそれらも油断なりません。東の方は森の脅威と言ってはおりますが……私めにでもつとまるぐらいにないと言っても過言ではありません。聖地があるおかげからだとは思います。しかし、私めは国の訳に立ちたいのです。国を守り、脅威を排除するだけの力が欲しいのです」

 つまり人間さんの国がエルフの王国に近くにあるのですね。これは調べなければなりません。これも都案件でしょう。

「王女様は、魔獣と戦う為に精霊魔法を行使したいと言う事でしょうか」

「そう言う事になります。賢者様」

 これは困りましたね。精霊魔法を戦闘に使えない事はありませんが……そう言う性質のものでは無いと思います。精霊魔法はあくまでも雑用をやらせる為に存在する魔法です。そこでふと気がつきました。エルフの王国では戦闘においてしか精霊魔法を使わない上に精霊魔術師が少ない為、精霊の数が少なくても足りるのでしょう。精霊を使うと再び大気に解放されるわけですが、それ力を使い果たしており、すぐに補充される性質のものではありません。一度使った精霊は力を失い時には消滅したり属性を失ったりしてしまいます。そうした精霊達が大気中の精霊力を吸収し蓄えるのにはかなりの時間がかかるわけです。理由で精霊を見境に使うと精霊が枯渇してしまうのです。一度精霊が枯渇してしまうとそこは精霊の恵みが得られない土地になってしまいます。

 そのためハイ・エルフが里をでて旅に出るときには精霊魔法はあまり使わない様にしているのです。精霊魔法には精霊が存在しない土地でも使える裏技も実際にはあるのですが、それを使う状況ならば上代魔法ハイエンシェントを使った方が手っ取り早いです。

「戦闘に精霊魔法を使うのはあまりお薦めできないと思います」

「そこを何とかお願いできないでしょうか賢者様。森エルフの王国は国の成り立ちから精霊魔法を尊ぶ風潮があります。王家たるもの精霊魔法を使う事こそ最大の義務なのです」

 どうやら精霊魔法以外はダメな様です。これは王族の義務つまりというものなのでしょうか。少し意味がズレている気もしますが今はそう解釈することにしておきます。王女様に精霊魔法を使う事を諦めさせるのは精霊魔法を教えるより難題かも知れません。適当に精霊魔法の使い方を教えることで解放して貰う事を考えることにします。

「一つお尋ねしてもよろしいでしょうか?王女様は、精霊魔法は何処程度扱えるのですか」

 初めに練度を知るのは重要です。場合によっては子どもにモノを教える時のレベルまで落とさないと行けない気がします。ただし里にはほとんど子どもがいませんので子どもにモノを教えた記憶はありません。その場合、途切れ途切れになっている母に教わった記憶を掘り返すしか無すしか無いでしょう。

「私めは下級精霊は呼び出せるのですが、上級精霊になると召喚に失敗するか全く制御出来ないかどちらかになりです。上級精霊を使いこなす他の姉妹には到底叶わないのです」

 今、召喚と言いましたよね?実は召喚と言うのは精霊魔法の裏技の一つです。その土地に居る精霊ではなく、精霊界と呼ばれる遠い地から無理矢理精霊を引っ張りだしてくると言う裏技です。精霊界との間のゲートを作り出して、そこから直接精霊を引っ張りだして来る訳です。確かにこれならその土地に精霊がいなくても精霊が枯渇することもありませんが、それに使われる時間と労力を考えると素直に上代魔法を使った方がお得です。

 もう少し細かい話を聞いていくと、どうやらフィーニア王女が得意にしているのは風属性らしいです。他の三王女は、火、水、土が得意と言う話です。長女フリーニアが火の精霊使い、次女ディーニアが水、三女ことこの砦の王女フィーニアが風、四女ヴィアニアが土と言うことです。名前を覚えておいた良さそうに感じたので心のメモに書き残しておきます。ここだけの話、適当な名前を名前付けていませんでしょうか。名前は真名と呼ばれており言われております。呪術的な制約を受けかねないものなので信頼できない他人に教えてはいけないものです……そういえば仮名を考えていませんでした。そのうち考えることにします。

 要約すると全く精霊を使いこなせてないと言う話なしです。精霊とは本来息を吸うように使いこなす様 なものではないでしょうか……少し逡巡したあと一つの提案をしてみます。

「それではこのような事は出来るのでしょうか?」

 その辺に居た光属性の精霊——火属性を風属性で抑えたものを光属性と言います——光精を使って、空中に漂わせてみます。

 これを天井に六日ぐらい固定させておきましょう。

 薄らとしていた部屋の中が急に明るくなります。

「賢者様、これはまるで昼間の様ですね……。これはどのくらい持続できるのですか?」

「命令を解除しない限りはそのまま漂い続けますよ。今回は六日にしてあります」

「六日もですか?」

 目を大きく空けて王女は言います。

「このような魔法は、精々一刻2時間が限度です。他の姉妹に聞いてもそう言うと思います……」

「それならばなおさら下級精霊を長い時間使える様に鍛錬するのです。鍛錬を続ければ精霊を制御するすべを学べるでしょう。そうすれば上位精霊も楽に使いこなせる様になるのではないのでしょうか」

 これらは今重いついたでっち上げです。

「それに話は目から鱗でした。勉強方法が間違っていたのですね。いきなり大きな精霊を操ろうとするのではなく小さな精霊を確実に長く操れる様にすることでより精霊魔法の極みに至れるのですね」

「そうです急がば回れですよ。それでは頑張ってください」

 これ以上言う事は無いです。鍛錬は自分で工夫してやって貰う事にしましょう。私に出来るのはアドバイスだけですからね。

 それだけでは不十分でしょうから目標を設定して置きます。


 


 これは完璧ですね。土精と風精の力で栗を広い集め、火精で栗を焼くのです。栗を拾い集めるのには集中力が、栗を焼くには細かい制御が必要になります。この上ない美味しい焼き栗が作れる様になれば精霊魔術師の腕も上がっている事でしょう。


 そのための訓練プランを作り上げ、王女に渡します。


「賢者様、これでよろしいのでしょうか……栗を焼けるようになればホントに上手くなるのでしょうか……」

 王女は首をかしげております。

「王女様、良いですか精霊は繊細なのです。力尽くで使う事も出来ますが、それでは労力を無駄に使ってします訳です。効率良く扱えば少ない労力で最大の効率を引き出せるのですよ。それには日常を利用した訓練が一番なのです」

 もっともらしい事を言っておきます。

「はい、分かりました。これを実戦すれば良いのですね」

 物わかりの良い生徒ですね。

「ええ、出来るかどうかそのうち見に行きますからそれまでに出来る様にしてくださいね。最低でも数年はかかるかも知れません」

 数百年の数年は大した時間ではないでしょう。

「それでは賢者様の言う通り努力します」

 元気を取り戻した顔をして王女は言いました。

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