第7話 プリンス・チャーミングとジュンス~パパラッチ

ジュンスは小国だったが

国を支配する王族の

血を引いていた。


第二王妃の母親は

卑しい身分の出身だったが、

まれにみる美貌の持ち主で、

彼女の生んだ息子ジュンスも

やはりとても美しかった。


そして第二皇子ジュンスは、

名家出身の第一王妃が生んだ

年の離れた兄である第一皇子よりも

国民に人気があった。


ジュンスは気づいていなかったが、

ジョンスに注目し

追いかける

パパラッチもいた。



その日、プリンス・チャーミングを

街中で見かけ、追いかけた

もう一人のクラブ・パラダイスの会員は

チャールズ・スペンサーだった。


チャールズとジュンスには、

学生時代のころから続く

サーシャを挟んだ

悪縁があった。


チャールズは、

現在のお気に入りである

プリンス・チャーミングを

街中で見かけ、追う過程で、

学生時代の宿敵ジュンスの姿を

見つけ、驚いた。

そしてその時、ジュンスを追いかけて

写真を撮っているパパラッチの存在も

偶然、知ったのだった。


チャールズ・スペンサーは、

パパラッチが盗撮した

ジュンスとプリンス・チャーミングの写真を

苦々しく思ったが、すべて買い取った。

そしてその時偶然、昔のある出来事について

恐ろしい情報を得たのだった。


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