3. 歴史・戦争使用・日常生活・身体的特徴など【質問B群】

質問B群(できるだけ答えて下さい) 


 ・魔法の発展の歴史について概略を述べなさい。

⇒竜族の言い伝えによれば、創世の時代、混沌とした地上をヒトが住むことのできるように作り替えたのが五種の古竜であったとされます。

『はじめに紅竜たちが降り、ほかの竜たちが住めるように土地と海とを作り替えた。彼らの長く孤独な仕事のあと、ほかの竜たちがやってきた。広大な大陸が、風の強い湖面に浮かぶ木の葉のように海の上を流されていて、時折互いにぶつかり合って隆起し、山脈全体を作り上げるなかを……空を覆うほどの群れとなった白竜たちが大陸中に散らばって、豊かに変わった土から緑を芽生えさせ、澄んだ空気と甘い水とを作った。やがて〈年経たる野蛮な生き物エルダーウェイズ〉に出くわすと、黒竜は炎を持って彼らを追い立て、平定した。』

 この創世神話は、実際にはテラフォーミングの過程を記述したものです。その後、惑星に定住して長い年月が経つと、相対的に黒竜の力の優位性が強くなり、多くの王を輩出して実質的な王家に近い存在となっています。


 ・魔導書は存在しますか? するとしたらどのようなものですか?

⇒ありません。


 ・魔法による環境問題は存在しますか?

⇒気象操作によって思わぬ反作用があったり、穀物に脆弱性があるという記述は作中にありますね。


 ・戦争において魔法はどのように使用されますか?

⇒人間の国家に対して、黒竜の火が一種の戦争兵器として使用されています。人間側もそれに対抗するべく、混血竜族を拉致したり、古竜に近い生き物(わい竜)を生みだしています。


 ・日常生活において魔法はどのように使用されますか?

⇒ライダーは特権階級なので日常的な利用は少ないですが、小さなものではかまどの火から大きなものでは治水まで竜術が使用されており、人間と比べ技術の発展が阻害されているという弊害もあります。


 ・商業的活動における魔法の利用について答えなさい。

⇒うーん、ちょっと思いつきません。


 ・迷宮、あるいは冒険者にまつわる魔法の利用について答えなさい。

⇒迷宮や冒険者の設定がありませんでした。


 ・人間以外の知的生物による魔法の利用に特筆すべき所があれば答えなさい。

⇒特になし


 ・動物的存在と人間社会から見做されている生物による魔法あるいは魔力の利用について述べなさい。

⇒特になし


 ・魔法的特質と身体的特徴(あるいは身体)に関係がある場合は述べなさい。例えば、髪の毛の色は魔法属性を表す。髪に魔力が溜まるので伸ばす、血液や身体の一部が魔法行使に役立つ、などです。

⇒竜を使役するために必要な器官が体内にあり、それを〈竜の心臓〉と呼んでいます。実際にはマイクロコンピューターみたいなものでしょうか。実際の心臓とは違うことは竜族も理解しています。

 ヒトの心臓が止まっても、この〈竜の心臓〉が動いているあいだは生存が可能な場合があり、一種のゾンビのような状態となります。この症状を示した有名な一族の名をとって「デーグルモール化」と呼んでいます。

 

 ・使い魔は存在しますか? どのような存在ですか?

⇒小型の竜(鷹や鷲みたいな生き物)を使役し、目のように使う方法があります。でも、使い魔とはちょっと違いますね。見た目にそう見えるだけで。


 ・鑑定魔法は存在しますか? するとしたら、その仕組みについて答えなさい。

⇒黄のライダーは遺伝鑑定ができる設定がありますね。仕組みとしては現代のものとおなじ血液鑑定です。そんなに複雑なものではないので。


 ・契約魔法、あるいは隷属魔法は存在しますか? するとしたら、その契約あるいは隷属を担保しているものは何ですか? その仕組みについて答えなさい。

⇒特になし

 

 ・治癒魔法は存在しますか? そのメカニズムについて述べなさい。

⇒青の竜術師が治癒を担当しています。現代のものより進んだ医療技術がそなわっていますが、もちろん万能ではありません。


 ・奇跡と魔法の差異、あるいは関係性について述べなさい。

⇒科学ベースなので、奇跡とは違いますかね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る