第二部
序章 ボツになった夜間飛行デート
第二部の修正に入りました。竜族の年齢についても、ぼちぼち入れていこうかと考えています。ちょうど二部は年齢が大事なポイントになるところです。
狩りと流星群 ①
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886041624/episodes/1177354054886041642
狩りと流星群 ②
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886041624/episodes/1177354054889586691
この話も7000字近くあり長いので、二話に分割。
■おもな修正点
・年齢差を指摘されておもしろくないリアナ
・「人間の国家が竜を武器化しつつある」ことを強調(三部への伏線)
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■裏話
この序章は、もともとはデイミオンとリアナのラブラブ夜間飛行の予定でした。アーダルの背にのって二人で飛びながら楽しい時間を過ごすものの、リアナの頭にはこれまでの悲劇や里の子どもたちについての懸念などが浮かびます。一方で、一人夜を過ごすフィルバートは、リアナのために孤独な戦いをする決意を固めます。この二つの場面が交互に入るような形。
しかし序章には、「王としてちゃんとお仕事しているリアナ」「人間の国家との緊張関係」「繁殖期に入った竜族たちと、そこから取り残されるリアナ」という情報が出てこないといけないので、夜間飛行はボツに。デイミオンと二人で語り合う形ではなく、ずばり人間の公子イーサーが出てきて危機を匂わせる場面に変わりました。後半、流星群を見ながら語り合う二人に、夜間飛行の名残がありますね。
真上から見た外輪山、色とりどりの
口がぱかっと開いて不気味な花虫竜(フルードラク)は、気合を入れて設定を作りました。お気に入りのマイ生物で、後半にも出てきます。触手が怖い! でも草食だからお肉がおいしい!
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