第31話 悪い男はモテる

フィルバートをめぐる冒険 ①

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843307/episodes/1177354054885903639


・教師サラートと巫女姫アーシャがなにやら企み、そこにフィルも協力者として現れる。だが実は……というお話。この①②はそれぞれ6000字超と長い。あいだにもう一話入れて三分割するといいのかもしれない。削ろうと思うのについ書き加えてしまう。うぅ。雑草が!

・サラートの独白、アーシャとフィルの会話など変えてみたが、ううむ。

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 リアナが泥臭く部下や国民のために動いているあいだ、フィルバートが彼女を裏切るような行動をとる――というのは、第四部と同じ構造になる。つまり、この男はずーっとおんなじようなことをやっているわけだ。その結果、リアナがやきもきしたり心労で胃を痛めても、フィルの行動は変えられない。この時点では、まだまだ、

 自身の誓い>>リアナの気持ち

 な男なのだった。第二部までは、このまんま。


 アーシャ姫は、自分の美貌でフィルを手玉に取っていると思っていて、フィルもそう思わせるような言動をとっているのだが、実のところは……。もちろん百戦錬磨の男であります。

 アーシャがチョロすぎて、おかげでサラートの陰謀まで芋づる式に失敗してしまう。ここまでがフィルの計画なんだけど、ちょっと描写が駆け足になってしまった。


 本筋とそれるが、アーシャは婚約者のくせに、実はデイミオンのことがそれほど好きではない(威圧的で優しくないのがイヤ)。本人は否定するだろうが、フィルのことが好きだったのだ(ちやほやしてくれて、優しくて、適度に冷たいから)。そのあたり、SSや第三部で少し書いているが、改稿の機会に少しわかりやすく……いや、こんなものかな。アーシャ姫、悪役ですからね。

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