209日目
「魔王の城って…え?」
流石に俺も驚いてしまった。しかし、ホミアは冗談を言っているようには見えない。
「うん。言ってなかった?リオナもそこにいるよ?」
魔法陣の中心に進んでいきながら、ホミアはそう言う。
「は?リオナもって…大丈夫なのか?」
俺がそう聞くとホミアは大きく頷く。
「大丈夫もなにも、リオナから行きたいって言ったんだよ?」
「嘘です!」
大きな声でそう言ったのはルメラだった。しかし、ホミアはニンマリと微笑む。
「嘘かどうか確かめに行こうよ」
ホミアはそう言うと同時にパチンと指を鳴らす。
それとともに俺たちの足元の魔法陣が光出したかと思うとその光はそのまま俺たちを飲み込んだのであった。
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