200日目

「で、リオナもコッチ側に来たいわけ?」ホミアはそう切り出してきた。「…コッチ側とは?」「え?なんだ。わかってやってたわけじゃないわけ?まぁ、ウチもそうだったし、おかしな話でもないか」そう言ってホミアは不思議そうな顔でリオナを見ている。「あ…ホミア。その…」「ん?あぁ。ナナシ。どうしたの?」「いや…ホミアは…完全に魔物になっちゃったのか?」俺がそう言うとキョトンとした顔でホミアは俺を見る。その後、なぜか急に笑いだした。「え…何?」「あ、あはは…あぁ、いや。変な質問だな、って思って…だって、この見た目でわからない?」…言われてみればその通りだ。「そうだよ。私はもう完全に身も心も魔物になったんだよ?」

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