172日目
「お父様が皆様にお会いしたいそうです」ヒメヨにそう言われ、俺達はその後について再び王の間にやってきた。今度は王らしき男性は玉座に座っている。「あー…君たちが、全員スマホ持っているっていう冒険者パーティ?」かなり軽い感じで王様はいきなり俺達に尋ねて来る。俺が代表して返答する。「…あ、はい」俺達はスマホを取り出す。王様は小さく頷く。「よし…で、それなりにバズっているのかね?」「え…いや、あんまり俺達はバズったりはしてないですね…」「え!?バズったことないの?」王様は驚いた顔でヒメヨを見る。ヒメヨは慌てた顔で俺達を見たあとで「ちょっとこちらへ」と今一度王の間から出ていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます