171日目

「そうですか…スマホの修理を」王様が「発信」をする間、俺達は客室のようなところに通された。ヒメヨには俺達がルメラのスマホを修理したこと、そして、今一度ヒメヨの姿をした魔物がいたことを説明した。「しかし、魔物の件は問題ですね…ですが、それももうすぐ解決します」「え…何か、解決策で?」「ええ!もちろん、スマホを持っている皆さんのお力をお借りするのです」「え…私達?」リオナも不思議そうな顔をする。「はい!皆様をバックアップし、魔王と魔物を討伐するために、このお城に呼んだのですから!」ヒメヨの発言に、俺達は自分達がとんでもないことにホイホイついてきてしまったことをようやく理解したのだった。

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