147日目

とりあえず、ジョンズによるとルメラは助ける可能性が高いだろうとのことであった。スマホとつながった光る箱を見ても、俺には何が起こっているのかよくわからなかった。「アンタも、パソコンのこと、わからないのかい?」「…ぱそこん?」俺は少し馬鹿っぽく返事をしてしまった。リオナの方を見てみるが、同様にリオナもわからないようである。「…はぁ。なんでどいつもこいつも、スマホがわかるのにそれ以外のことはわからないのかねぇ…」ジョンズは呆れたようにそう言った。「え…何かわからないと問題なのか?」俺がそう言ってもジョンズは肩をすくめるだけだ。「とりあえず、明日、また来いよ。その子はここで寝かせといれくれ」

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