126日目

「はぁ〜。こんなもんかぁ」つまらなそうにそう言うホミア。俺自身信じられなかった。ホミアは、俺が知っているホミアとは比べ物にならないくらい強い…俺もリオナもほとんど手も足も出ない。見た目だけでなく、強さも人間離れしてしまったようだ。「おーい、ナナシ。大丈夫?」ニヤニヤしながら俺のことを見るホミア。残念ながら、ダメージが大きすぎる。「フフッ…もう動けないみたいだね。じゃあそのままで…撮るよー」そういって、ホミアはどこからかスマホを取り出すと、倒れている俺と自分が収まるように撮影した。「な…何やってんだ?」俺がそう訊ねるとニヤリとホミアは微笑む。「何って…バズるために写真撮ってるに決まってんじゃん」

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