122日目

洞窟の奥にも多くの魔物が潜んでいた。幸い、俺とリオナが苦戦するレベルの魔物ではなかったが、洞窟の奥には何が居るのか…俺がそんなことを考えていると、不意に、洞窟の奥に明かりが見える。「ほら!ウチに対する自分の態度を謝りなよ!」…聞き覚えのあるの声だった。しかも、それは聞こえるはずのない声…具体的に言ってしまえば、ホミアの声なのだ。俺とリオナは思わず顔を見合わせてしまう。「…どういうことだ?」リオナは困惑していた。俺だって理解不能だ。「…とにかく、行ってみよう」俺とリオナは明かりの方へ進んでいく。そして、その先には、一つの部屋のような開けた場所があった。そして…「あ!ナナシ!久しぶりじゃん!」

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