第10話 現

大学の1日はなんとか過ぎた


私 勉強はできるみたい


一度頭の中ちゃんと整理してみよう


私は外国語大学3年生で国際流通学科


リョウコは同じ大学の社会学科


アオバ君は一学年下の同じ国際流通学科


私たちは国際文化サークルに入ってる


先週土曜日にサークルで飲み会をした


その後に彼氏に会いに行き・・・


何かがあった・・・?


そして朝 目が覚めたら


ホテルでひとり寝ていた


うーん 本当に彼氏がいたのかなー


親友も知らないし


でもそしたら なんでアオバ君には言ってたのかな


アオバ君に聞けばわかるかも


よし授業も終わったしサークルにいるよね


アオバ君に会いに行こう


振り返って大学の廊下を走ろうとした時


ドンッ!


「キャッ、」


「いたっ、」


誰かとぶつかっちゃった


「すみません 本当にすみません」


どうみても前も見ずに走ってぶつかってしまった自分が悪い


頭が地面につきそうなぐらい謝り続けていたら


「いいよ そんな謝らなくても」


そう言って私の頭にポンっと手を置いた


えっ びっくりして顔あげたら


知らない人  誰  どうしよう


「あの すいません 私たちどこかで」


すんごい失礼なのは承知で聞いてみた


それを聞いた彼はひょっとんな顔した


「えっ ええと 何かの冗談かなんかかな」


ですよねー 普通冗談だと思われるよね 


私でもそう思うよ・・・


「すいません私 いま記憶喪失みたいで」


ちゃんと本当の事言っとかないと


もし知り合いとかだと失礼だし


「マジ え マジで言ってる アユミ」


アユミ? アユミ!! と呼びました 今


「えっと本当に失礼ですが私とはどんな関係


でしょうか クラスメイトとかサークルの先輩


とかそれか友人ですか 」


思い浮かぶだけ口から出した 動揺がばれない


ように 頭の中に思いつくワードをしきりなく口から出した


そしたら見事にヒット・・・


「ふっ それ本当に何言ってんの 


 俺は アユミの彼氏 だよ」


ホームラン級の笑顔で返答が返ってきた、、



つづく、、、漫画みたいな終わり いや小説だから同じか。

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