応援コメント

アメリ 「パートナーを得る」」への応援コメント

  • なるほど、残念ながら私はまだ見てませんでした。
    ただ、この分析を見て思ったこと。

    それは、多くの恋愛ものはやはり勝ち取る要素を内包しているのでしょう。
    でも、この作品は(分析を読ませてもらって)取り戻す要素をそこに入れているのかなと感じました。

    愛が自然にある状態ではない家庭。そもそも人は愛に包まれているという考えだとすると、すでに失った状態をスタートにしている主人公なので取り戻すでもよいはずですが、そこは行動でその要素を取り払っているのですね?(すみません、みてないので)

    ただ、恋愛を自分と他人の影響という観点で考えると、勝ち取るというのは不自然ですね。(他人はあっても、受け入れる自分の説明がつきにくい)

    そういう意味でも、この作品はパートナーを得るという要素が恋愛に内包していると考えるとしっくりしますね。

    なるほどです。

    作者からの返信

    今晩は。恋愛をメインにしているお話の場合は「勝ち取る」がやはり主流ですね。次は「ラ・ラ・ランド」を分析しようと思ってますが、最初の印象が最悪な男女が、その後の努力で見事に相手の心を射止めるとか、周りの妨害に負けないとか、まさに勝ち取る感じのストーリーです。

    「取り戻す」のところの説明がちょっと不十分だったかもしれません。3でアメリは人助けをするようになりますが、これは人によく思われたいとか、宗教的な「愛」やノブレス・オブリージュを示すためではなく、自分の行動が他人に影響するのが楽しいという、ある意味無垢な、悪く言えばお節介だったり無神経だったりする感じに描かれています。子供が両親と遊びながら学ぶようなことを改めてやっているような風に見えたので「取り戻す」に分析しました。ネットとかで他の人のレビューを見ると、この描写が嫌いな人が結構いるみたいです。不法侵入とか器物損壊とかしてますからね~

    他の人が自分に影響することを受け入れるという側面も、普通の人であれば子供の時に無意識的に学ぶことだと思いますが、アメリにとってはそれができないことが唯一の障害でした。この作品の中で彼女の恋愛を邪魔するのは、ほんとにこれだけです。ストイックですね。

    コメントありがとうございました。わかりにくいところを指摘していただいて助かりました。