第77話 2ー2

 大将のお店に行った次の日。俺たちは珍しく車で出掛けていた。車を運転しているのは父さん。一緒に向かっているのは俺とミクとゴン、銀郎だけ。瑠姫は例によってお留守番だ。

 昨日のうちに行きたい場所を父さんに伝えておいたら父さんも行くということで車を出してもらった。式神に乗っていくつもりだったのだが、車を出してくれるというのなら甘えて乗せてもらう。


 車の運転なんて本来名家の当主が自らやることではないのだが、式神に運転免許を取らせることができないので使用人が式神しかいない我が家では本人が運転するしかないのだ。本人も運転が好きそうなので問題はなさそうだが。

 普通名家といえば専属の運転手を雇ったり、タクシーを使ったりするものなのだが、産まれてこの方タクシーなんて使ったことはない。式神で車ぐらいの速度が出せて快適な空を行けるのに、金を払ってまでタクシーを使う意味が分からない。


 向かっている場所は車で家から三十分ほど離れた場所。とある山の中にある里だ。実はその里、全て難波家の私有地であり、人も住んでいるが市民権などは持っていない人々が住んでいる。というより迫害されて行方不明になっている人たちだ。

 その場所には俺一人で行ったり、ミクを連れていくことはあっても、身内以外は絶対に入れたことがなかった。分家の人間ですら来たことがある人間はごく少数。存在すら知らない人も多い。祐介も連れて来たことはなかった。


 山の中に入った辺りで方陣と認識阻害の結界が発動する。正しい道筋を知っていなければ道に迷って結局山下に出てしまうというもの。これのおかげで他の人々を侵入させたことはないが、迷いの森としてちょっとした不思議スポットになっている。陰陽師でも誤魔化せる優秀な方陣と結界なので、Aさんたち以外ならどうにでもできるだろう。

 山道を登っていって、開けた場所に出る。その場所は小さな集落で、家も五つしかない村とも言えないような場所。畑もそこそこあるが、こんな山奥であっても電線は通っているし、ネットもできるのだとか。


 隔離させている以上、不自由のない暮らしをしてもらいたい。そのため色々していった結果、見た目とは反して中々に住みやすい場所なのだとか。自給自足ではないけど、畑などの農作業を少しはやってもらわないといけないのは心苦しい。

 父さんは車を止めてこの里のまとめ役がいる場所へ向かった。俺たちは誰でも良いから話を聞こうとすると、向こうから一人走って近寄ってきた。


「おにいちゃーーん!とーぅ!」

「おっと」


 走ってきた勢いのまま飛び込んできたので、頭を痛めないように優しく受け止めてあげる。元気そうで何よりだ。年頃的に外に出て遊びたいだろうに、そんな我が儘を言ったりはしない。いや、俺がいない所で言っているのかもしれないけど。


「元気にしてたか?ヒヨリ」

「うん、元気だった!うわー、久しぶりのおにいちゃんだー」


 頭をぐりぐり俺のお腹に押し付けてくる少女、ヒヨリ。俺が難波家の次期当主だからか凄い懐いてくれている。こういう小さい子に懐かれるのは悪い気はしない。

 後ろのミクの霊気が少し大きくなっている気がするけど、振り向いたら駄目な気がする。


 ヒヨリは狐憑きだ。今も尻尾と耳を隠していない。ミクのように霊気が尋常なほどあるわけでもないから髪と瞳の色は黒だが、狐憑きということで過去に迫害されたことのある子だ。

 数年前にウチで保護して以来ここに住んでもらっている。外に出たがらないのはそういう迫害の記憶もあるからだろう。ここでなら狐憑きとして気にせずに暮らせる。ここにいるのは狐憑きか、その家族だけなのだから。


 この里は難波が保護している狐憑きの里だ。最近知ったのだが、裏の住民だったり、表の住民でもそこそこの名家だったりすると悪霊憑きや妖、土地神を保護している家は結構多いのだとか。ウチが狐憑きの保護をしているのは納得だとか。

 悪霊憑きは人間だし、土地神は神様なのだから保護してもおかしくはないが、妖を保護している家はどういうことかと問われることもある。ウチでは妖は保護していないが、そもそも妖とは意志を持つ、神とは違う異形のことだ。


 鬼のように人間に被害をもたらす存在もいれば、座敷童のような神には及ばずとも人に利益をもたらす存在もいる。妖という言葉だけで敵対してはいけない存在だ。妖の中には人間にも有効的な存在だったり、人間に害を為さない存在だったりすれば名家が保護している可能性もあるのだ。

 ヒヨリを追いかけてきたのか、もう一人の狐憑きの少年がこちらに近寄ってくる。ヒヨリと同じく黒髪黒目で、やはり狐憑き。ヒヨリが十歳ぐらいで、その少年は十二歳ぐらいだ。


「明にぃ、珠希ちゃんこんにちは。今日は遊びに来たの?」

「ミツルも久しぶり。まあ、遊びというか話を聞きに来たというか……。色々と日本も変わったから、それについてどう感じてるのかなあって」

「いくらでも話します!……あ、珠希ちゃんもいたんだぁ。ごめんね?小さいから気付かなかったよ」

「こら、ヒヨリ。珠希ちゃんヒヨリより大きいじゃないか。何でそんなに珠希ちゃんの事嫌うわけ?」

「ふん」


 これがヒヨリの困ったところで、何でかミクのことが嫌いらしい。同じ狐憑きなんだし女の子同士だし仲良くなれないかなあ。

 そう考えながらヒヨリのことを離すと、後ろからちょっと怖い笑い声が聞こえてきた。


「ふふ……フフフ……。そんな態度で居られるのは今の内です、ヒヨリさん。ヒヨリさんが聞いて驚くようなことを教えちゃいます!」

「……なに?」

「なんと!わたしと明くんは少し前から付き合っているのです!」


 あ、それ言うんだ。腕にしがみついてくるミク可愛い。別に誰にも聞かれなかったから誰かに教えたこともないけど、まさか教える最初の子がヒヨリたちとはなあ。

 でもそれをヒヨリに言ってどうするんだ?ミツルはふうんって顔をしているだけだし、ヒヨリは……何故か茫然としている。


「え、ウソ……。珠希ちゃんが、おにぃちゃんと……?」

「そうです!五月の中旬くらいから付き合い始めました。それに嬉しいことに一目惚れだったと告白してくれました!」


 ちょっ、ミク。そんな告白の内容をこんな小さい子に伝えるんじゃない。恥ずかしいじゃないか。ミツルの顔から熱が冷めていくのがわかる。こっちに向ける目線が冷たい物だってわかるから。

 そうですー。六歳から好きだったのに勘違いして、関係性壊したくなくて九年間告白しなかった情けない次期当主ですよ。小さい子に蔑まれるような目線を向けられるのは本当にツライ。


「そ、そんなの一時的だもん!私が大きくなったら珠希ちゃんから奪うんだから!」

「あ、わたしたち御当主様やわたしの両親から認められている婚約者同士です。つまり!結婚も家族の同意があるのです!」

「…………………………うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」


 ガチ泣きだ!ガチ泣きしながらヒヨリがどこかに猛スピードで去ってしまった。話聞きたかったんだけどな。しょうがない、後で聞こう。


「……明にぃ、ヒヨリがにぃのこと好きだったの気付いてなかったでしょ?」

「いや、まあ……。好かれてるなあとは思ってたけど、あくまで次期当主だからとか、お兄さん的な意味かと……」

「だから御当主様にも呆れられるんです。ミツルくん、聞いてくださいよ。わたしの気持ちも明くんはあくまで分家の子が思ってる程度だと思ってたんですよ?」

「うわぁ……。僕やヒヨリですらわかってたのに。そうやってどれだけの女の子を泣かせてきたんですか?」

「……父さんの言葉もあるし、本当に無自覚に傷付けてきたのかもしれない……。反省します」

「周りから見れば、明にぃが珠希ちゃんのことを好きなのも丸わかりだったんだけどね」


 好きな人がいたから他の女の子に目移りしなかったということにしてくれないだろうか。たぶんしてくれないよな。

 年下のミツルのフォローがここまで心に刺さるとは思わなかった。ヒヨリもごめん。でもわからないって。好かれる意味もわからないし。

 これも俺がズレているからだろうか。


 気を取り直して。今日の目的は変わった日本についてどう感じているのかを聞くことだ。ヒヨリはどこかに行ってしまったが、ミツルには聞いてもいいだろう。

 それとミツルは霊気こそ多いものの陰陽術は使えない。ヒヨリは使えるが、悪霊憑きだからって陰陽術が使えるかどうかはまた別問題だ。悪霊憑きは一般人と比べて霊気が多くなりがちだが、その霊気を使いこなせるかといわれたら人それぞれ。


 悪霊憑きは陰陽術が使えないと憑いている存在を隠すことができない。そうなると白昼の元に晒されるので迫害されやすくなる。ヒヨリも隠していたのが集中力の乱れで解けてしまい、そこから迫害されてしまった。

 悪霊憑きが迫害されるのは残念ながらよくあることだが、狐憑きが見つかるとかなり話題になる。父さんも星見でなるべく迫害される前に保護しようとしているが、それだけが仕事ではないために中々難しいのだとか。


 俺も手伝ったけど、悪霊憑きを排除しようとする一般人の心情は本当に悪意だらけで吐き気がした。それに星見も完全ではないからなあ。俺も将来自分で狐憑きを保護できるように千里眼とか鍛えておかないと。


「話は変わるけど、ミツル。四月以降から何か変わったことはないか?実は陰陽術が使えるようになりましたとか、感覚が敏感になりましたとか」

「ああ、京都での例の事件からですね。陰陽術は相変わらず使えませんけど、たしかに色々なことに気付くようになりました。冬に明にぃが無茶して行った術式の時もそんな感覚があったけど、今は周りに大きな力が増え始めて不安、ですかね」

「不安……。その大きな力って、こういうの?」


 ミクが意図的に抑えていた神気を少しだけ解放した。それを間近で感じ取ったミツルは数歩後ろに下がってしまう。

 俺も幼い頃から銀郎や瑠姫、ゴンと一緒にいたからちょっとは神気を身体に含んでいるけど、ミクほどじゃない。ミクは霊気と神気の総量は半々くらい。その力にも慣れてきたようで最近では体調を崩したりしていない。

 ミクが神気を抑えると、ミツルは頬に伝った汗を手で拭ってから小さく頷いた。


「……うん。それと似てると思う。今までは感じたことなかったけど、最近は結構感じることが多い。あと、大きな霊気もそうだし、狐のことも近くにいたらわかるようになった」

「やっぱり悪霊憑きなら影響を受けてるのか……。あとミツル、霊脈の収束点がどこにあるとかわかる?あと龍脈も」

「霊脈はなんとなく……。これも前は感じられなかったけど、あの事件以降狐憑きは皆感じ取れるようになってた。この街のは、市役所の辺りと、難波の本家でしょ?」

「そうそう。憑いてる狐が刺激されたのか……?」


 やっぱり変化はミクだけではなく、全国の悪霊憑きに適応されているようだ。俺も似たようなものだからAさんが引き起こした事件の前よりも霊気とか増えてるし。


「じゃあ龍脈は?」

「龍脈はちょっと……。というか、この辺りにあるの?」

「……。うん、実はこの街の霊脈の下にある」


 そうか知らなかったのか。実はここは、関東で東京を除く唯一の龍脈がある場所なのだ。京都には二つあったから特別感はないが、それでもここは他の霊地と比べても上質な土地だ。

 呪術省が認める霊地一級地全てに龍脈があるわけではないが、被っているところもある。俺も直接行ったわけではないから感じたわけではないのだが、ゴンがこの前教えてくれた。天狐ともなれば俺たちでも感じ取れるものは感じ取れるらしい。


 俺たちとミツルの差は陰陽術ができるかどうかだろうか。それとも憑いている狐の格の問題か。

 その辺りも知りたいから陰陽術が使えるヒヨリにも聞きたいんだよな。ミツルに聞きたいことも終わったし、他の狐憑きの人にも聞くか。


 そうして確認したいことを聞いて回ったが、ほとんどミツルが答えた内容と同じ答えしか返ってこなかった。ミクのように尻尾が増えた人もいないし、憑いている存在が九尾だったとわかるようなこともなかった。

 この里にいる狐憑きは全員霊狐が憑いているようで、悪霊憑きの症状も急激に進行しているようではないということがわかった。それは喜ばしいことだ。Aさんのくれた資料でも読んだが、狐憑きはそこまで憑いている存在に侵されることはないらしい。


 憑かれている人間側が強く望まなければ狐そのものになることは非常に少ないのだとか。これは他の悪霊憑きとは大きく異なる。他の悪霊憑きは症状が進行すれば人間としての理性をなくし、そのまま妖へと変貌して本能のまま暴れ回る。こういうことから悪霊憑きは迫害されるが、狐が暴れたという事件は平安が終わってこの一千年間、驚くほど少ない。

 難波の資料を見る限り、狐が起こした事件は十件ほどだ。それを偽る理由がないのだから信じてもいいだろう。というか、偽ったらゴンに天罰を喰らいそうだ。狐自体が人間から迫害されてきたために、表立って大きな事はしなかったのだろうけど。


 あとはヒヨリに話を聞くだけ。さすがにいなくなってから時間が結構経っているので探しに行こうとしたら、森の奥の方からヒヨリが走って出てきた。ミクの前で急停止して踏ん反り返りながら、こう宣言した。


「珠希ちゃん、私と陰陽術で勝負です!賭けるのはおにぃちゃんの彼女の座!」

「え?いやいや、ヒヨリ。いくらなんでもそれは……」

「明にぃ。やらせてあげようよ。……うん、現実を見るのは大事だよ」


 止めようと思ったらミツルにその行動を止められてしまった。やけに真剣に言うものだから仲裁できなかった。

 その挑戦状を叩きつけられた方のミクはとても嬉しそうに、にこやかに頷いていた。


「いいですよ。その勝負受けます!」

「タマ⁉」


 そこは大人として断れよ!自分の実力わかってるのか?霊気だけならおそらく陰陽師として最強のAさんを超えている。それはつまり、大規模術式の打ち合いになれば出力の差でミクが勝つということだ。

 一分野でも日本最強の人物に勝てるミクがいくら狐憑きとはいえまともに学校にも通わず陰陽術の基礎的なものしか習っていないヒヨリと戦うなんて、やる前から結果が見えている。むしろヒヨリが怪我しないかどうかが心配だ。


 だからやる意味がないと思っていたのに、二人は既にやる気満々だ。どこから見ていたのか、父さんが審判を買って出るという。いや、ヒヨリを差し向けたのは父さんだな?どういう目的か知らないけど。

 二人が術比べをするということで、里にいた全員が集まって成り行きを見守る。今回は術比べに何か分野の制限をつけるわけでもなく、何でもありとしていた。式神とかにしちゃうとミクは本当に手が付けられないからな。


「それでは那須珠希とヒヨリによる術比べ、開始」

「水流弾け、急々如律令!」

「SIN!」


 明らかにミクはヒヨリの術式を見てから術式を発動させた。詠唱速度的にそれで間に合うから、実力差があるとよくやる手段だ。相手の術式がわかったら、それと相性のいい術式を使えば撃ち負けることはない。

 今もヒヨリは水柱を呪符から出して一直線にミクへ飛ばしたが、ミクは白い岩の塊を産み出して防いでいた。込められた霊気を見ればわかるが、単発の術式であの岩を貫ける人が陰陽師でどれだけいるだろうか。


 妖でも力自慢でなければ破れない気がする。伊吹ならギリギリいけるかどうかといったところか。そんな物を単音の術式で出せてしまうミクの成長度合いがヤバい。


「ムー!降り注げ、狐火焔きつねびほむら!」

「じゃあ、狐火焔」


 おお、使い手の少ない狐火を再現した術式。呪術省によって一応攻撃術式として登録されているが、例の如く狐に対する偏見からそこまで高位の術式にされていないものだ。鬼火と火力自体は変わらないのに。

 お互いに蒼い炎を放つが、込めた霊気の差からミクの炎が勝つ。その炎がヒヨリを襲わないように、力加減をして消していたが。


「ムムムム!お小遣い全部はたいて買ってもらった呪符で奥の手です!三叉路から来たれ、狐の業火!狐火焔・三連!」


 三つの呪符を同時に使って、さっきの狐火焔を三連発する高等術式だ。まさかヒヨリが使えるなんてなあ。霊気の消費が激しいから、実力者でも三連とかあまりしないのに。

 まあ、実力者でもやらないとは言っても、霊気が尋常ではない人はそれを牽制程度で使うけど。姫さんとかマユさんとか。

 それは俺やミクも例外ではなくて。


「狐火焔・五連!」


 ミクは一枚の呪符で五連を使ってしまった。呪符はあくまで術者の補助道具なので、使わなくても術式を理解していれば使うことができる。一々呪符を使わずに式神を呼ぶことと同じだ。

 三連を使う際はプロでも呪符は三枚使う。使わないのは五神や姫さんくらいだろう。そんな五神でも、五連なんて使う時はさすがに三枚くらい使う。


 それを今ミクはたった一枚の呪符で五連を使って見せた。たとえ威力を調整していたとしても、マルチタスクができないとまともに発動もしない高難易度術式だ。俺でもできない。さすが霊気の量は日本一。

 三連分はヒヨリの炎を打ち消して、あとの二連分はヒヨリの目の前の地面に着弾する。軽く地面が爆発したので、その振動に驚いてヒヨリは腰を着いてしまった。


「ここまでだな。勝者、那須珠希」

「Vです、ヒヨリちゃん!これで明くんはわたしのものです」

「くやしい~!」


 というか、何故俺が景品だったんだ。普通二人の男が一人の女性をかけて決闘するとかなら聞いたことあるけど、男を巡って二人の女の子が決闘するって。修羅場になるのならわかるけど、何故それが術比べに発展した。

 この勝敗に関わらず、ミクと別れるつもりはなかったけど。そこまでしてミクは俺の彼女だって主張したかったのだろうか。


 この後もヒヨリに話を聞いて、結局皆似たり寄ったりの感じ方だった。それでも収穫がなかったわけではなかったので良かったが。

 帰る時にまたヒヨリが抱き着いてきて、「珠希ちゃんに奪われたのがくやしい~!」と泣きついてきたことには困ったが、ミクは彼女としての余裕からか、後ろで微笑ましく眺めていただけだった。

 その余裕を術比べの前に表にしてほしかったが、何を言われるかわからなかったので俺は口を閉じていた。


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