第61話 2ー1

 重たい瞼があがる。今回の過去視は以前のように客観的な立場からその出来事を視れた。というより、前回の金蘭に関する過去視がおかしかったのだ。まるで金蘭と同化したかのように記憶を追体験するという前回が異常だっただけ。人の心の内側を見るというのは中々恥ずかしいことだ。

 いや、今回の晴明様幼少期も結構クルものがあったけど。なんというか、かなり荒っぽいというか子どもっぽいというか。年齢を考えればおかしくもないんだけど。初対面の子どもの頭掴んで尋問まがいのことするか?相手の霊気が感じたことのないようなおかしなもので、直前まで霊気を完全に絶つっていう平安の時代ではありえない離れ業をした相手とはいえ。


 さっきまで見ていた時代。晴明が賀茂に弟子入りしたばかりで陰陽術黎明期であれば。今でいう陰陽術とは在り方からして異なる、名称がただ同じだっただけのものしかない時代に霊気を絶つなんてことは意図してできる存在は晴明と玉藻の前くらいだったはずだろう。

 そこに第三者が現れれば晴明でなくても気になるだろう。そういう意味では吟も金蘭も独力でそれを為してしまっていたために晴明の目に留まり、家族となって式神になったのだろう。吟の場合は偶然だろうが。


 心臓が止まっていても息を吹き返す方が異常だが。それに妖精によるチェンジリング。西洋の昔の魔術やらモンスターやらは関係ないものとして調べてこなかったが、これを機に調べるのもいいかもしれない。まさか身内にそんなモノと関わっているなんて思いもしなかったからだ。

 当時の日本の造船技術で大陸へ渡るのは中々な冒険だ。それこそ陰陽術や魔術というデタラメを使えばまた事情は変わってくるが、モンスターと言っても過言ではない存在が極東にいた変哲のない少年に手を出すとは特殊事例すぎる。


 しかし、吟も金蘭のような拾い子だったとは。血の繋がりがないことは知っていても、どのような経緯で安倍家に仕え、式神になったのかまでは難波家の蔵書に書かれていない。最初と最後がなく、式神だったという途中経過だけきちんと記録に残っている。

 あとは吟の方が金蘭よりも年下であったり、吟が陰陽術を使えないということくらいしか記されていなかった。


 以前からの過去視で吟のことは視えていたし、あの霊気の量から本当に陰陽術を一切使えないのか疑問で、才能はあっても全てを剣に捧げたのだろうと推察していたが、今回の事で長年の疑問は解消された。

 後天的にああいう身体にされてしまったために、神気に似た力を制御できなかった。神気に似た力とはいえ、正確には海外の力だったから晴明や玉藻の前も制御の仕方を教えられなかった。自分たちに使えない力を教えるのは厳しかったのだろう。


 金蘭の悪霊憑きは後天的なのかわからない。だが、彼女は確実に陰陽術の才能があった。自力で術式を作り上げ、陰陽術が浸透し始めた頃の晴明の高弟を欺ける隠蔽術式が使えたほどなのだから。

 さて、そろそろ過去視の復習は終わりにして。

 この主人の上に乗っかかって鼻歌交じりにこちらを眺めているダメ猫について言及しなければ。


「瑠姫。何で乗っかかってるわけ?」

『坊ちゃんを起こそうとしただけニャ。うなされてたから心配にニャって、顔を覗き込んでたら坊ちゃんがあちしの腕を掴んで……キャー!』

「どこまでが本当?」

『うなされてたのは本当ニャ。顔を覗き込んでたらそのまま馬乗りしちゃったけど』

「乗る必要なかっただろ……。というか、降りろ。動けない」


 ちぇー、と言いながら降りる瑠姫。重いとか文句を言わなかっただけ温情だと思え。軽いけど、そんな文句も言いたくなる所業だ。

 そうして降りた瑠姫の服装を見て気付く。顔は見えていたし、足の上に乗っているんだから体重を感じていて発言していたが、服装までは見ていなかった。しかし、何故そんな格好をしているのだか。実家にいる時は一度もそんな格好をしていなかったはずなのに。


「瑠姫、そのメイド服何?」

『フフン、どうニャ?』


 自慢気に、うふ~んという声が聞こえてきそうなグラビアアイドルみたいなポーズをとる瑠姫。髪をかき上げたり、腰に手を当てて斜め27度に身体を傾けるとか本当にそれっぽいけど。

 猫顔ではあるが、おそらく美形にあたる瑠姫。尻尾や猫耳、猫の手であっても胴体は人間ベースだ。そしてスタイルはなかなか良い。出るとこ出ててくびれるところはくびれてて引っ込んでるところは引っ込んでいるのだから。

 あと使用人ということから、身だしなみには気を遣っている。髪や体毛などはかなりだ。そういうことが合わさった結果の答えとして。


「まあ、可愛いんじゃないか?いつも割烹着か和装だし、洋装っていうのは新鮮だ。それにそれ、いわゆるメイド喫茶で着ているようなメイド服じゃなくて昔の、最初の方のメイド服だろ?華美じゃないのがいいな」

『ふむふむ。良いこと聞いたニャ。ちなみにあの姫とかいう娘の着物はどうニャ?』

「姫さんの?あの人は良く似合ってたけど、新鮮味はないな。着物や和服なんてそれこそ瑠姫や母さんで見慣れてるし」

『たしかに。新鮮味はニャいね』


 旧家というか名家だからか、我が家の普段着は和服だ。今は高校に通っているために甚平などは着てもいないし持ってきてもいない。寮の中でも和服を着ている人はいないので、郷に入っては郷に従えではないが、周りに合わせているわけだ。

 こういうことも星斗に聞いていて良かった。新しく買うのも面倒だったので、家で使っていた物をそのまま使おうとしていたほどだ。


『で、やっぱり坊ちゃんは過去視をしていたのかニャ?』

「ああ。吟の過去について見てた。拾われた時のこと」

『ふうん~……。着々と平安の頃を視ているみたいだニャ、坊ちゃん』

「知れて良かったってことは多いよ。なにせ、呪術省には載せられていない情報ばかりだからな。特に晴明の初期の頃なんて情報が一切ないって言っても過言じゃない。呪術省からしてもいきなり台頭した天才ってだけだからな」


 晴明の産まれを知っている人からしたらさもありなん。元々貴族でもないのに教養にあふれ、様々な異能を産み出した陰陽師の始祖。彼が今の呪術社会を産み出したというのに、そのルーツはまるでわかっていない。晴明学という学問まで存在するレベルだ。

 割と優秀な星見でも、晴明の誕生までは見れたことがないのだとか。その人たち曰く、晴明周りは何故か何かに阻まれているようで全く読み解くことができないと。実は視ているけど、父さんに箝口令を敷かれているのかもしれない。


 当代一の星見ということで、星見の人々の間ではかなりの発言力がある父さん。呪術省と反発することの多い星見の方々は、どちらかと言えば父さんの肩を持つ。意図的に口をつぐんでいる可能性はある。


「瑠姫。さっさと着替えろ。さすがにそれで外は歩かせられないぞ?」

『はーい。もしかして今日のデートもラーメンかニャ?』

「ミクの許可は取ってあるぞ?」

『前に約束していた綺麗な場所でご飯を奢るっていうのは?』

「それは夜。もう予約してある」

『さすが坊ちゃん!できる男っぽいニャ』

「はいはい。ありがと」


 そう言ってお互い着替える。瑠姫は自分の服を霊気で編んでいるために、いつもの服へ霊気を作り替えればいいだけ。俺は脱衣所に行って着替える。いや、普通は使用人の瑠姫がどこか離れていくものだが、一々そう言うことを言うのは面倒だ。家族だからと俺が着替えていても平然とそこにいるし。

 一応女性の瑠姫がいる場所で着替えるのは恥ずかしいので、こちらから離れる。家族とはいえ、恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。


 今日は行く場所が場所なので、式神を除けば本当に二人っきり。祐介や天海も含めて遊びに行くことは多々あったが、ちゃんとしたデートは高校に入ってから初めてだ。

 だからちょっとテンションが上がってしまうのも、仕方がないことだ。うん。


 ミクとは学校の正門で待ち合わせをして、それからデートに向かった。市内バスに乗って、伏見区に向かう。家事をやってからの集合だったために、もうお昼時だ。昨日も、というより今日も丑三つ時まで魑魅魍魎狩りをしていたために寝たのは朝日が昇る頃だ。そんな生活に慣れてるからあまり眠くはないけど。

 バスに揺られてニ十分ほど。今日の最重要観光場所からはちょっと離れた所で降りる。まずは腹ごしらえだ。目的地に行っちゃうと軽食しかないし。


 というわけでバス停から少し歩いて裏路地に入る。この辺り一帯は蕎麦屋が多く、どこのお店に入っても外れはないと言われるほど。水が美味しいことから、かなり上質な蕎麦ができるのだとか。

 同じ理由で和食のお店と料亭も立ち並ぶ。飲食店に入って手持ちさえ気にしなければどこでも満足できるというのはかなり大きな利点だろう。特に旅行者からしたら迷う必要がないということなのだから。


 まあ、俺たちはそんな料亭から離れてラーメン屋に行くんだが。表通りはそういった景観に合わせたお店が多い。あとはお土産屋だったり、観光案内所だったり、それこそ観光施設だったり。

 そういうものから意図的に外されるお店は裏路地にありがちだ。この前巡回ついでに夜裏路地を歩いていて、やっていたお店を覗いたら座敷童がやっている骨董店にめぐり合わせたのは驚いたけど。まさか妖が平然とお店を開いてるなんて思わなかった。興味本位で昔の扇子を買ってしまったけど。


 それはおいておいて。ミクと一緒に裏路地へと入って少ししたところにラーメンと書かれたのぼりを出しているお店があった。今日のお店はここだ。

 裏路地ということもあって、そういう匂いが辺りに溢れかえっているために複数の猫が群がっていた。奈良の鹿とまでは言わないが、その匂いも毎日のことで、並んでいるお客さんも警戒心がないからか猫は人懐っこく寄ってきている。


『うわー。こんな複数の魚の匂いがしちゃえば、こうもご同輩が近寄るのも納得だニャ』

「開店当初は出汁を取った後の魚の身を入れていたゴミ袋が猫に荒らされて、周辺住民から苦情がたんまりと来たらしいぞ。今では物理的な防護ネットと陰陽術の二重警戒でその苦情もパタリとなくなったらしいけど」

『こんだけ魚の匂いがキツければそりゃそうだろ。あれと一緒だ。ナントカ系の豚骨の匂いと。ラーメン屋なんざ、ああいう匂いがするのは仕方がないんだろうが、周辺住民からしたらいい迷惑だろうよ』

「横浜家系とか、ジロー系か?ゴン」

『そうそう。ジローって方だ。ああいう店はオレは金輪際行かねえぞ』

「俺もジロー系はいいかな。量多すぎだし、胃もたれするから並んでまで食べたいとは思わない」


 もちろんのことだが、今回も銀郎と瑠姫は普通に実体化しているし、ゴンもいつも通り犬の姿に化けている。

 俺と祐介は中学時代、大将のお店が至高だと思っていたが、それだって初めて食べた美味しいラーメン屋というだけでなく、足を伸ばせるラーメン屋なら他のお店も回ってみた結果そういう結論になっただけだ。


 その中には家系ラーメンもジロー系ラーメンもあった。家系ならまだ食べられなくはないのだが、ジロー系は野菜や麺の量を少なくしても飽きが来てダメだった。油がギトギトで、味が濃くて水がいくらあっても足りなかった。

 アレだけはラーメンとジャンルが違うなと思って、それ以降食べていない。ミクにも写真を見せただけで行くことを拒絶。アレは一回経験すればいいし、ミクのような女の子を連れていく場所ではない。


 話を戻して、今来ているお店についてだ。ここは限定メニューがない時はとてもシンプルで、鯛出汁ラーメンと魚出汁ラーメンの二種類しかラーメンはない。サイドメニューはご飯類と各種トッピングがあるが、メニュー自体は本当に少ないお店だ。要するに、魚系のラーメンのみということ。

 メニューを少なくするのは仕込みの手間を省くために個人店がよくやることだ。メニューが多ければ多いだけ開店前の仕込みが大変になる。特に魚なんて鶏や豚以上に捌くことが大変だ。鮮度の関係で捌いたり加工した物を業者に持ってきてもらうわけにもいかないだろうし、そこで楽をしていたら有名店の一つに数えられていないだろう。


 前にマユさんと出会った鶏ラーメンのお店ほどじゃないにしても、かなり並んでいる繁盛店だ。外にいるのは俺たちを含めて五組。十組とか待っているわけじゃないから大分マシだろう。

 今回はマユさんのような凄腕の陰陽師がいるわけではないようだ。いや、前のアレがありえない偶然で、わざわざラーメン屋で鉢合わせするのがおかしいんだ。あの後姫さんにも会ったし、あの時が変だっただけ。ラーメン屋に集まる陰陽師とか嫌だな、それ。


「タマ、どっちにする?」

「鯛出汁の方を食べてみたいです」

「じゃあ俺が魚出汁な。銀郎と瑠姫は?」

『あたし鯛ー!』

『……じゃああっしは魚で』

「はいよ。ゴンはこの中だとどれがいい?」


 ゴンの目線に入るよう、携帯電話の液晶を見せる。本当なら俺かミクが抱えて見せれば楽なんだけど、この前ミクと桑名先輩が思いっ切りやっちゃったからか誰かの胸元に収まるということをしない。クラスの女子からもらう餌付けはそのまま受ける癖に。


『やっぱり稲荷寿司はねえじゃねえか』

「後で買いに行くけど、そっちで食べるとしてここでは何も食べないでおくか?」

『いや、鯛茶漬けは気になる。これ食わせろ。あと卵』

「はいよ」


 案外ゴンって味玉好きなのかもな。ある店だったらほぼ頼んでるし。

 それから十分ほど待って、中に案内される。二人と三匹だと伝えていたので、大きいテーブル席に案内された。ここは食券式ではなく注文式なので、席についてすぐに頼む。ゴンは俺とミクの間に鎮座した。そんなに瑠姫の隣で飯を食いたくないのか。まあ、色々口うるさく言われるのが嫌なんだろう。

 注文を終えると、店員さんが一つ確認をしてきた。


「鯛茶漬けは食後にお持ちしますか?」

「いえ、先に持ってきていただいても構いません。できれば味玉と一緒だとありがたいです」

「?わかりましたー。ではそのようにしますね」


 疑問に思いながらも、店員さんは笑顔を浮かべながら厨房へ戻っていく。犬の姿をしたゴンが食べるとは思わないよなあ。式神の認知度は上がってきたとはいえ、式神を傍に置くだけで一緒に食事を食べるなんて稀だろうし。ゴンや玄武という生きたままの式神を除けばする意味がないんだから。

 食事を取ることで霊気を補うこともできるが、その間実体化させている方が霊気を消耗する。霊気を補うことができると言ってもたかが知れているのだ。だから常時式神を実体化させているような陰陽師は変態扱いされる。要するに俺たちの一族は皆変態だ。


 では食事の際に式神を実体化をさせている陰陽師はどういった人種か。食事を一緒に楽しみたいと思っていて、霊気の消費を何とも思わない一般人か霊気のストックがかなりある人間。または俺たちみたいに常時式神を実体化させているだけの、修行の一環としている人種。

 増えてきているとはいえ、式神を供だって歩く人間はまだ少数ということ。

 そんなことを話していると、料理が運ばれてきた。


 ラーメンはどれもスープが黄色く透き通っていた。魚と鯛は魚の方が黄色が濃く、ラーメンではチャーシューが乗っているところ魚の切り身を炙っているものに変わっていた。鯛はそのまま鯛の炙りで、魚は今日は鱈とのこと。魚の方は日によって上に乗っている炙りが違うらしい。そこは朝の仕入れ状況にも左右されるんだろう。

 だからか、ここのスープは毎日仕込みが変わるようなので同じスープは一生飲めないらしい。鯛はほぼほぼ変わらないらしいが、魚はスープの色から匂いからもう別物なのだとか。本日使われている魚はお店の中のコルクボードに張り紙として書かれている。


 今日はえんがわ、マグロ、鱈、鱚らしい。ゴンの鯛茶漬けの方は炙りではなく刺身の鯛が入っている。お茶はこちらで入れるようだったが、ゴンでは入れられないので代わりに入れてあげる。運んできた店員さんはゴンが食べるとは思っていなかったようで目を丸くしていたが、それに一々対応するのはバカバカしいので気付かなかったフリをする。


「いただきます」


 麺は細麺のストレート。黄金色のスープに合わさって麺自体が輝いているように見える。先にスープを飲むと、確かに様々な魚の味がするのにお互いがお互いを潰し合うのではなく、上手く中和して旨味だけを主張してくる。日によって入ってくる魚が違うのに、ここまで完成度が高いスープを作れるのだからこそ、繁盛店たらしめているのだろう。

 あとは、このつみれか。これも魚のすり身なのだろう。とことん魚に拘らなければここまで徹底できないだろう。もしかしたらここの店主、和食のプロだったんじゃないだろうか。鯛茶漬けについてくるお新香とか、ラーメン屋で出すにしてはしっかりしすぎている。四種類も準備するかね。わさびも練りわさびじゃなくて山わさびだし。


 これなら女性でも食べに来やすい味だと思った。周りを改めて見てみると、お客の男女比率はちょうど半々くらいだった。それも納得できる食べやすさだ。フレンチとかそういうお洒落なお店と変わらない感覚で来られるのだろう。

 いつも通りミクとお互いのラーメンを交換する。麺をすすると、鯛独特の香りが鼻腔をくぐっていく。魚にありがちな臭みは全く感じず、上品かつあっさりとした味わいが舌を楽しませる。


 内装もラーメン屋というより、寿司屋っぽい。木目の見える木のカウンターに、木製のしっかりとした椅子。そして薄ぼんやりとした照明。やっぱり和食の高級店か、寿司屋か。どっちにしろ格調が高そうな店内だ。

 そう考えたら腑に落ちた。ネギとかは食べただけではわからないが、おそらく一級品を使っている。こういう店は手抜きをせずに全てに拘るはずだ。

 ここも当たりだったなと思いながら、舌鼓を打つ。京都は観光都市として、そして第二の首都として美味しいお店が揃っているんだろうと感心しながら時間は流れていく。

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