第3話 星が落ちてきた③
進路希望の提出期限まであと二日。勿論まだ記入欄は真っ白だ。いや、名前は書いているから一部真っ白だ。
時間だけが過ぎ、私は現実逃避をするかのようにあまのヵ丘に流星群を見に来ていた。結局誰も誘えなかったので私一人だ。イベントにも参加していない。今はセンチな気分なので一人になりたいのだ。まあ母さんには見栄をはって友達と行くと言ってきたのだが。というか誰かと同伴じゃなければ、夜の外出など許してくれる人ではない。
私は人だかりから離れた場所にいる。他人からボッチの寂しい奴と思われてそうで嫌だからだ。イベントの人だかりらしき団体に、一人になりたいのだから一人なんだと心の中で吐き捨てた。そんな無駄な行為に虚しくなった。
流星群まで時間がある。家から持ってきたシートを敷いて座り、空を見上げて星空を眺めた。このあまのヵ丘は住宅街から離れており、近くに明るい光を放つ建物もないため星がよく見える。変わりに交通の便があまりよくない。駅からも遠いのでタクシーを使う人が多い。私はあまりお金がないし、週末に出費が約束されてしまったのでミニクルーザーに乗って必死に地面を蹴ってきた。ミニクルーザーはデッキテープが張っていないプラスチック製のものなので、普通のスニーカー等でも安心して乗れる。まあ結局地面との接触の関係で靴底はすり減るのだが。
今日の月はあまり明るくない。天の川も綺麗に見える。キャンパスに黒っぽいペンキをぶちまけて、輝きを筆で弾いて塗りつけたような芸術性を感じる星空だ。私にアートなどは理解できないが、綺麗だな、なんか凄いな、くらいには感情が揺さぶられた。
昔の人間は星を繋ぎ、物語をあしらうことで星座を作ったという。正直話「そんな形でその動物は無理がある」なんて星座、いくらでもあるが、昔の人も星空を眺めて詩人のような感情を抱いたのだろう。そう思うと、今も昔も、人間は星空に特別な感情を抱き、夢見てきたのだから本質というものは簡単に変わらないのだな。
星の中に混じって点滅する人工衛星や飛行機が横切る。昔は空に夢見るだけだった人間が空まで飛び、それを突き抜け宇宙にまで侵攻した。それはとても偉大で、罰当たりなことだ。いままで空は、人間がファンタジーな世界を映した届かない領域だったのに、人間の才能と努力が現実へと塗り替えた。偉人の功績や現代人の叡知を否定する気はないが、なんだか寂しい気分になる。あったらいいなと考えた世界が、理論的に否定されたみたいな。だが空には、宇宙にはまだまだ人間のファンタジー脳では表現できないことや、科学でも裏付けれないことが沢山ある。そんな空想をしてワクワクするあたり、私も昔の人間にDNAをしっかり受け継いでるということか。とりあえず巨人型の正義の宇宙人が、路面を剥がず勢いで着地して現れてくれないかな。
カシャ、カシャ。
人が星空に夢見てトリップしている時にカメラのシャッター音が聞こえてきて、現実に引き戻された。大して大きな音ではないが、暗い場所にいて五感が鋭くなっているのか、気になる大きさで音が聞こえてきた。
私からあまり離れていない距離で、カメラを星空に向けて構える人がいた。体格からして男だろうか。暗くてよく見えないが、大きな眼鏡のようなものが顔のあたりについているのが分かる。シルエット的に髪は短く見え丸い。坊主頭なのかもしれない。
私は丘の中心を離れ、端のほうにいる。端といっても星を眺めるのに支障はない。もしかしたらこの人も、中心を陣取っているイベントの集団を避けてここにきたのかもしれない。眼鏡をつけているのだから目が悪いのだろう、それにこの暗さだ。私の存在に気づいてないのではないか。ライトくらい持っているだろうが、写真に影響するのかつけていない。
花火や流星群みたいな、そのときだからこそ見れる光景はそのときだからこそ楽しめる。それ故写真を取るのは不要派の私だが、人の趣味趣向は様々。心の中でああだこうだ言うのは失礼だろう。これもまた心の中で謝罪し、カメラマンがいい写真を撮れるよう応援した。
さて、そろそろメインの時間だ。この場所のどこかで、はたまた別の場所で亜樹や私の誘いを断ったリア充共も今か今かと待っているのだろう。中心部にいるイベントの集団もボルテージが上がっているのが伝わってくる。つまり五月蝿い。顔も自然とげんなりした。
気分を上げて騒ぐ楽しさを知らないわけではないが、流星群を観察するというイベントなのだからばか騒ぎをしていいものではないんじゃないか。なにより他の流星群を見にきた人に迷惑がかかる。その場その場では守るべきマナーがあり、マナーやルールを守ってこそ皆で楽しめる。スターマンが言っていた。
最近の若者は、なんてお前が言うなとつっこまれそうなことを考えていいると、空に一筋の線が引かれた。線は出発点から、書道の先生が書いたとめはねはらいができている文字みたいにすっと伸び、今度は出発点が先頭の光を追うように消えていった。始まった。イベントの集団も気づいたようで騒いでいる。またげんなりした。
少し間を起きながら一つ、二つと数は増えていった。最終的には頭を動かさずとも見える範囲で、複数の流星が捉えれた。本格的な流星群の到来である。星空を埋め尽くす、というレベルではないが次々と現れては消えるのを繰り返す沢山の流星には圧巻だった。このレベルの流星群が次観測できるのは数十年後だとか。詳しく覚えていないが、確実に私はおばあちゃんになっているくらい未来だったはず。
「未来、未来か……」
寝て起きれば今日が明日になり、その瞬間今日に変質する。そんなレベルの未来ではなく、手を伸ばしても指先すら触れらないような遠い場所。でもどんなに遠くとも、過ぎてしまえばあっという間に到達してしまう範囲にある。なんとも厄介な距離感なんだろう。
首が疲れてきたので寝転がった。シート越しに草の柔らかな感覚が伝わってくるが、青臭いのが気になる。
おばあちゃんより前くらいの未来、例えば二十代半ばの私はなにをしているのか。それを決めるのは今の私なのだが、如何せん進路希望は未だに重要な所は白紙だ。
何になりたい、何をしたいかは考えている。ただ行動する勇気が無い。勇気を持てって言うのは簡単だが、行うのはとても難しい。とても軽い時もあるし、とても持ち上げられない時もある。言うだけの人は責任や後悔を背負う訳じゃないから気楽だな。
カシャ、カシャ。
カメラのシャッターオンが聞こえる。寝転んでいるから見えないが、カメラの人が流星群の写真を取っているのだろう。
夜にそこそこ重いであろうカメラ一式を持って写真を撮るのだから、きっと写真が好きな筈だ。そういう人はやはりカメラマンになりたいものなのか。それとも、趣味としてとどめて飽きるまで楽しむのか。趣味を仕事にするのは後々辛くなるから止めた方がいいと言う人がいるが、私はそうは思わない。確かに辛いことに直面することはあるだろう、心ない言葉に悩むこともあるはずだ。でも、それはすべての夢や目標に当てはまること。必ず通る通過点。したり顔で分かったように否定するのはお門違いだ。
好きなものこそ上手くなりたい。好きなものこそ認められたい。好きだからこそという原動力で前に進み続けることを、私はとても素晴らしいものだと考えている。絵が好きだから漫画家になりました、音楽が好きだからミュージシャンになりました、人を笑わせたいからお笑い芸人になりました。そうして努力し続けながらも、苦しげでありながら楽しそうに生きる大人たちはとてもカッコいい。
だけど、その道がとても難しいのもまた事実だ。壁にぶつかり進めなくなることも沢山あるんだろう、壁を越えようとして落ちることも、壁を壊そうとしてぶつかり自分が粉々のぐちゃぐちゃになることも。だからこそ人々は怖がるんだ。好きなもので、夢で生きることを。愛して止まないものが、自分を傷つけてくることを。
私自身も恐怖している。夢を否定されること、もし叶っても壁にぶつかることも。
テレビで成功者の人たちが笑顔で言いました。夢はいつか叶うと。
私は果たしてそちら側になれるのか。そもそもこんなことを考える時点で間違っているのか。
答えは出ないのか、出せないのか。
「なんか泣けてきた」
本当に涙が出てきた。袖で拭うのが億劫だった。
自分の情けなさに泣いてしまった事実が可笑しくて、更に情けなくなって。
この涙は星空の流れ星ほど綺麗なものではない。現実逃避で押し込んでいた色々なものが溢れてしまった、つまらない心の汗。
好きだ好きだといったヒーローになる夢を、母さんを理由に踏ん切りがつかない情けなさ。壁にぶつかる怖さを言い訳している情けなさ。私はこうなりたいって大声で叫びながら突っ走れない情けなさ。なんだ、情けなさしかないじゃないか。
こんな情けない私が、本当にヒーローになれるのかな。
そこはなりたいじゃないのか。また嫌になった。
空は未だ閃光が徒競走をしている。こんなに綺麗な景色を見ていると、自分はなんてちっぽけなことで考えているんだとなるのだろうが、自分がちっぽけすぎて卑屈になる。
ふと、星に願ってみようかと思い付いた。本当に叶うなんて思っていないが、もし願えば多少決意ができそうな気がしたのだ。
胸の前で手を組み、願いを呟いた。星が消える前に三回言わなければいけないが、こんなにひっきりなしに流れ星が現れては消えてを繰り返しているから大丈夫だろう。
「ヒーローになりたい、ヒーローになりたい、ヒーローになりたい」
星よ、どうか叶えておくれ。勇気で盲目になりながらも突っ走る愚かさでもいいから、私に力を。
するとどうだろう。私が願いを言い終わるとひとつの流星が強く輝いた、気がした。他の流星が消えるくらいの時間光っても、未だ輝きが衰えない。光は強く、長く延びていく。
「ていうか、まさか」
なんだかこっちに落ちてきている風に見えた。イベントの人達も気づいたのか、甲高い声が聞こえる。
流星群のひとつが大気圏に耐えて、地球に落ちてきている。まさかここに? そう考えたが、光の筋はこことは違う場所に延びている。落下ポイントは違うのか。
これが大きな隕石ならどれほどの衝撃なのか。公園の噴水の水は蒸発し、建物のガラスはことごとく砕け散り、街は地響きに嘶くのか。そんなことを考えながらも私は飛び起きていた。逃げるためではない、星を追うために。
ショルダーバッグとミニクルーザーを掴んで走り出した。シートのことは頭になかった。
転ぶように走り、足元が路面に変わるとミニクルーザーに飛び乗った。
地面を蹴りながら私は、ひたすらドキドキしていた。頭に隕石衝突危険はなく、ただ何かに惹かれて光を追った。胸が高鳴る理由も、隕石を追う理由も分からない。体が、私ではない私があれを求めて叫んでいる。現実に追い詰められていた私は、この非現実的現象を待ってましたと言わんばかりに目指す。そこになにが待っていようとも。
隕石は確実にこの街に落ちる。そんな変な確信を持って追い続けた。少しずつ高度が落ちていく隕石はピカッと光り、ついに落ちた。この街のちょっとした林、緑化運動で人工的に作られた細い木々が植えられた区間の辺りだろう。
衝撃や音はない。普通ならそんなことはないのかもしれないが、アドレナリンや脳内麻薬の類いに支配されている私は気にしなかった。
ミニクルーザーから降りて、林の中に入る。焦げ臭いが火事が起きている訳ではないようだ。ライトで辺りを照らしながら、臭いを頼りに進む。
立派な林ではないが夜になると不気味で本来なら近づかないが、今の私には恐怖はなかった。先ほどまで進路のことで悩み泣いていた女の子とは思えなかった。
臭いを頼りに林のちょうど中心部の辺りまで着くと、なにやら草が軽く焦げている場所を見つけた。恐れることなく近づく。
そこには簡単なクレーターができていた。底もスニーカー一個分くらいしかない。クレーターをはじめて見た感動をよそに、私は中心に有るものに釘付けになっていた。
落下して来たのは隕石ではなく、星だった。星といっても惑星の類いではなく、クリスマスツリーの頂点に飾る類いの星に似ている。いわゆる典型的な星形の形をしていて、濃い黄色に着色され銀の縁取りがあしらわれていた。まごうことのない星だ。
私は屈んでそれを触ろうとしたが、一瞬手を止める。急に冷静になり、とても熱いのではとか、得体のしれないアメーバ状の地球外生物がついているのではと警戒した。だがそんな警戒もすぐ薄れ、爪で突っつき、指の腹で触れ、がっしりと手に掴んだ。
熱い訳ではなく、ほのかに暖かい。だいたい15センチくらいはあるだろうか。
これ単体で見ればただの星のおもちゃだが、確実に宇宙からきたものだと私は確信していた。出なければあんな発光して飛んできて無事な訳がないし、もし耐えられても女子高生が簡単に持ち上げられるような重さですまないだろう。
星の正体は分からないが、なんだかとても凄いものだと直感を感じた私の胸の高鳴りは、最高潮になっていた。
ガサ。
興奮して星を見ていた私は人の気配にびくりと肩を震わせる。そうか、あの光りを見ていたのは私だけではないのだ。他にも人が見に来てもおかしくはない。
私は星を急いでバッグに突っ込んで、逃げるようにその場を去った。
*
家に帰ると母さんが小言と共に出迎えてくれた。若い娘が夜に出歩いてなどと言っていたが、外出の許可はちゃんと取っているので文句を言われる筋合いなどない。それに若いうちに出歩くのがダメならいつ出歩けばいいのだ。おばあちゃんになってから夜中に出歩いたらただの老人徘徊ではないか。今時代別の意味で問題になる。
母さんを適当にあしらい自室に向かう。部屋に入るとベッドに座り、バッグから星を取り出した。
星は今だ暖かい。てっきり大気圏突入の摩擦熱か何かかと思ったが違うらしい。そもそも摩擦熱ならあんな短時間で冷めるわけないか。自分の頭の緩さに笑ってしまう。
「あん時は宇宙からきたって疑わなかったけど、いったいなんだろう」
見た目はへんてつのない玩具の星。軽く指の関節、骨の部分で叩いてみる。硬いと言えば硬いが、鉄などの硬さではない。かといって木材やプラスチックとも違う。石に近いような、でも石で出来ているとは思えない軽さだ。よく軽いものを羽毛のようだと表現するが、まさしくそれだ。重さを感じない。
「……うーん。冷静になると、何かに似ている気が……あ」
たいして悩まずにピンと来た。
スマートフォンを取り出して、検索エンジンを起動させ画像検索をする。表示された画像と手に持った星を見比べる。
似ている。人によっては似ていないと言うかもしれないが、私は似ていると思う。
「やばっ、このお星さまショー・リューに似てんじゃん!」
スターマンに出てくる、彼の相棒件番組のマスコットキャラ、その名をショー・リュー。流星の文字を逆にして、星を『ショウ』と読ませてショー・リュー。荒い口調に憎めないキャラをしていて、お調子者のトラブルメーカー。解説役の一面もある。劇場版スターマンの第一作目『暗黒からの獣』の導入も、ショーのトラブルが原因で宇宙人に追われ、スターマンがピンチに陥るという内容だった。
トラブルばかり起こすがスターマンのピンチを救う場面がいくつかあるが、それでも懲りない性格のためかファンの間で好き嫌いが分かれる。
この星の形をした何かが、ショーに似ていると思えた。似ているのは全体の形だけで、実際のショーには目付きの悪い大きな目とギザギザ歯が除くこれまた大きな口がついている。それ故にちょっとだけ寂しい。
だけどこじつけでも少しの関連性を感じるだけで、はしゃいでしまうのがオタクの悲しい
「なになに、これほんとに宇宙から来たのならすごいんじゃない? 宇宙にもスターマンオタクいるかもってことじゃないの。だとしたら力作すぎ。顔以外完璧じゃん。プレパンでもこんぐらいのクオリティで1/1ショー・リューだしてよ~。いやまてよ…………実は宇宙から来たとかじゃなくて、神造形師が作ったもので、発光機能もつけたすさまじいものを飛ばしていたのでは? 最近のドローンの進歩もすごいからな。クレーターとかも用意されたものかもしれん。最近のセミプロでも撮影はすごいからな」
テンションが変に上がっているので独り言が止まらない。こんなにも緩いことばかり、にやけながら喋っていて将来が不安になる。
将来のことを考えたら嫌でも頭の熱が抜けていった。
「どちらにせよ、まあいいか。危ないものじゃないっぽいし。特に体に異常とかないし、体調も大丈夫だし。私が安全な証拠みたいなもんだし。たしかあれだよね、落下物って埋まってなきゃ発見者のものになるんだったはず。クレーターのなかに落ちてた訳だから、埋まってたわけじゃないもんね~」
合っているか分からない知識で自分を納得させる。交番に届けるという選択肢は、今は都合よく現れなかった。
「どうしよっかなー、これにショーの顔かいちゃおっかなー。なんか似てるとさらに近づけたくなるんだよね。えーとペンは……あちゃー、こんな時間か」
ペンを探していたら時計を見てしまった。時間的に起きているのがばれたら母さんが五月蝿い時間だ。
「進路希望は……あーガッコに忘れてきる。……ま、明日の私に頑張ってもらおう」
都合の悪いことから逃げるように寝る準備をする。お星さまは念のため例の場所に隠した。
母さんの小言を聞き流しながらお風呂へ向かう。いつもと比べれば短い入浴時間だった。髪を乾かし、歯を磨き、その他諸々をこなしてからスマホを充電器に接続してベッドに潜り込む。
目を閉じる前にぼそりとつぶやいた。
「あのお星さま、どうせ似ているんだったらショーみたいな顔で動いて喋ってくれたら、面白いんだけどなあ」
私は寝付きがいい。眠ろうと意識して目を閉じれば五分とかからない。授業中の睡魔が相手ならもっと早く、一発KO負けみたいに意識が沈む。
宇宙空間のような闇に沈む前に、シートを忘れてきたことを思い出した。
あーあやっちゃった、でもまあいっか。
安物だし、取りに行くほどの思い入れもない。強いて言えば公共の場に捨ててきたみたいで感じが悪い。でも直ぐにそんな罪悪感は睡魔に塗りつぶされた。
寝付きがよければ眠りも深い。私は眠ってから数十分後に、クローゼットから仄かに光が漏れていることに気づかなかった。
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