8 異世界転生

あなたの隣で、あなたの友人が紙の束を置き小説を書いている。

あなたがその内容を聞くと、その人は異世界転生のファンタジーと答えた。


友人が小説を書いているところを初めて見たあなたは

その内容に興味を持った。


あなたは、その世界の形を問う。

友人は、多くの島があると答える。


あなたは、その世界の食べ物を問う。

友人は、米を食べる人が多いと答える。


あなたは、その人たちの能力を問う。

友人は、特殊な機械で遠くの人と話ができると答える。



あなたは、そんなの日本と同じじゃないかと言った。


「日本ってなんだ」

友人は、訳がわからないという顔であなたを見た。


何かに気づいたあなたは、窓に飛びつき、カーテンを開ける。


そこには、絵本で見た中世の街並みがあった。

遠くの空で、ドラゴンが飛んでいた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る