#4

急いでるつもりだが、いつの間にか7時半を回っていた。


真帆は楓の身支度をして、2人とも準備も完了した。

「そろそろ、保育園に行こうか。」


有難いことに保育園で給食が出るから、楓の分のお昼ごはんは作らなくていい。真帆にとって、唯一の救いだった。



「おはよー!楓ちゃん!」

保育園に着くと先生が出迎えてくれた。

「おはよー!せんせい!今日ね、おねえちゃんと来たよ!」

「そうなんだね!あ、お姉さん!今日は16時半までに迎えに来てくださいね!」

お願いします。と先生が頭を下げたので、真帆も「わかりました。」と頭を下げた。


「おねえちゃん!バイバイ!」と楓が手を振ったので、真帆も手を振った。



もう8時。

「急がなきゃ!」

真帆は学校へ走って向かった。

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