第2話 ポジティブ!!!


いや、マジで此処どこ?(白目)

え?だって僕達学校にいたでしょ?

なんで気づいたら森ん中にいんの?

辺りを見渡しても

木、木、木、、、


アッハハ☆

僕、遂に頭可笑しくなったみたい☆


確かにさ?僕は幽霊とか怪奇とか寄せ付ける体質だし?

凉華と凪紗は幽霊とか見える体質だしね?

何回も怪奇現象に遭いましたよ。

だけどね?

流石に気づいたら森の中とか無かったな~(白目)


ほら、見てくれ。

幽霊とか見える体質だけど現実主義者の凉華だって目閉じて考えるの放棄してるし、

いつメン1怪奇現象に遭ってきた凪紗だって泡吹いてるんだよ?

幽霊とか怪奇現象とかに遭遇したことない、

咲恵に至っては何事か理解出来ず頭ショートさせてるし、、、


とりあえず、なんでこんな事になったかの

回想を見ていこうか。


_森に来る30分前


紫苑「てか、皆はえーね。」

凪紗「確かに。」

凉華「珍しく寝坊常習犯の紫苑が起きてたもんな」

咲恵「うわ、珍しっ」

紫苑「うっさい!!ゴリラに言われたかないわ!!」

咲恵「ゴリラじゃねぇよ!!」

凪紗「デジャヴ…💧」


確かに、吹奏楽部の朝練があって早く来ている凪紗を抜いても、僕達がこんなに早く来るのは珍しいけど、僕は朝何故か目が覚めた。


明日槍降るんじゃね?なんて凉華が言ってくるから、いや、隕石だろって言い返す←


2年生の教室がある階につき、それぞれ自分達の教室に向かう。

僕と凪紗が2ー4

凉華と咲恵が2ー5、だ。

5クラスある中でバラバラにならなかった事に喜びつつ、教室に入ろとしたら

僕らの担任、西原 つばさ先生が話しかけてきた。


西原「山浦さん、柴田さん!おはよう。丁度良かった!

今から倉庫に取りに行って欲しいものがあるんだけど、」

紫苑「お願いねって事?」

西原「そう!」

紫苑「うげっ量多っ!う~…分かった。行ってきまーす!」


この人使い荒い独身おばさんめ…!


凪紗「行ってきます。」

西原「はーい。あ、無理そうだったら他に人連れて行っていいよ!」


よし、凉華と咲恵を道連れだ!なんて考えながら二人を連れていき(強制)

倉庫に着いた。


紫苑「うぎゃっ埃だらけ!」

凉華「掃除しろよ…」

咲恵「あ''っなんか踏んだ!」

凪紗「暗いね…。」


と、それぞれの反応を示しながら、見つけた頼まれたものを持って倉庫を出る。


凪紗「鍵しめた?」

紫苑「締めた!」

咲恵「重っ…」

凉華「頑張れ、ゴリラ」


いつものように軽口を叩いていたら、急に眩暈がした。いや、正確に言うと眠気、だ。


咲恵「何これ…」

凪紗「フラフラ、する…。」

凉華「皆、大…丈夫、か…?」

紫苑「も、無理…」


そして、皆が目を閉じた。



紫苑「―んで、気づいたら此処にいたっと…」


何これ、超意味不明…


凉華「なあ、」


あ、皆復活してる。

さっすが~


凉華「これ、異世界転移、みたいなテンプレ展開じゃねぇよな?」

凪紗「それフラグだよ、凉華。」


あ~あ、言っちゃった。凉華は一級フラグ建築士だね。


咲恵「なにそれ?」

凪紗「漫画とかでよくある、別世界に行っちゃうやつを私達がしちゃったんじゃないかって事。」

咲恵「なんだと!?やばくね?」

凉華「バカ丸出しだな…」

紫苑「《ステータス》って言ったr((ブゥン


…本当に出ちゃった((テヘペロ」


おう。皆が頭を抱えてるよw

端からみたらシュールな光景だなw

とりあえず、僕の《ステータス》見てみよう。


『シオン・ヤマウラ(山浦紫苑)

【 種族】人種

【性別】男

【年齢】14


【称号】異世界人、 転生者、 獣使い、魔法使い、魔獣の愛し子


【魔法】

火属性 レベル10

風属性 レベル10

従魔術レベル10

身体強化魔法 レベル10


【スキル】

物理耐性、精神的耐性、アイテムボックス、

武術、体術


【加護】

創造神の加護

生命神の加護

愛の女神の加護 』



マジか…(白目)


紫苑「強すぎじゃね…?てか…男ってなんだよぉぉぉお!!!魔獣の愛し子ってまんまかよぉぉぉお!!!」


皆は…あ、皆も自分の《ステータス》みて白目むいてる。だよな…。


凉華「性別、男…称号、賢者、転生者…闇属性レベル10…空間属性レベル10…身体強化魔法レベル10…魔眼スキル…神様の加護三つ……」


凪紗「称号、聖女、転生者…水属性レベル10…光属性レベル10…身体強化魔法レベル10…魔眼スキル…神様の加護三つ…」


咲恵「称号、大地の守人、転生者…?土属性レベル10…?雷属性レベル10…?身体強化魔法レベル10…?神様の加護三つ…?なにこれ」


わお☆皆も凄かった☆(白目)


紫苑「とりあえず…街に行こうか((現実逃避」

凉、凪「「そうだね((現実逃避」」

咲恵「…?」



――こうして、僕達いつメンの非日常が始まった――


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