第11話 穏やかなのか波乱なのか
結局、当初タケルの目的であった
どちらも毛嫌いしているわけではない。昨日のやり取りでもタケルに関してのことで盛り上がっていた。
それでも、二人共には不思議な距離をタケルは感じる。
一見していると普通に接しているのだが、二人をよく知るタケルからすれば、お互いに一歩離れた位置で相手の様子を窺っているように見える。
二人には、できることなら、仲良くして欲しい。そう、タケルは思っていた。
生鐘は最近までこの場を離れていたので、同年同性の友人がいない。しかし、天花であれば、本人の社交性や武術の実力などを考えて親しくなれると思った。
天花側からしても、生鐘は弦木家の護衛者になれるだけの実力はあるので、武術し関して同程度、あるいはそれ以上の実力が持つ人間が近くにいることは天花にとっても良い影響を与えると考えていた。
それが、あまりにも身勝手で都合が良いと自覚しつつ、内心自己嫌悪しながらも、タケルはどうにかならないものかと考える。
「なぁ、天花に男装のことは教えないのか?」
だから、タケルは更衣室に向かう途中、傍らで歩く生鐘に誰にも聞かれない声でそんな事を訊ねた。
その問いかけに、生鐘は少し考えた後で、静かに口を開く。
「……あまり必要性を感じませんが、御命令ならばお伝えしましょうか?」
「いや、お前にその気がなかったらいい」
「……かしこましました」
タケルの溜息交じりの言葉に、生鐘は僅かに眼を細めたものの、頷いた後でそのことには追究してこなかった。
秘密を明かす。そうすれば蟠りを僅かにもなくせるという算段だったが、本人にその意志がなければ何も意味がない。
今のところ、生鐘の男子生徒としての振る舞いは、周りからは怪しまれていなかった。
既に多くの女子に好かれて、そのことで一部の男子から嫉妬が芽生える程の正統派美少年という位置を確立している。
何処までが演技で何処までが素なのかは、主であるタケルにすら全て推し量れないが、紳士的対応は見事だ。社交界の場でも、あの立ち振舞いは十分通用するだろう。
しかし、それをこの先ずっと続けていくのは、本人は否定しようとも苦労するのは必定。
幾ら外見を装うが、生鐘という人間の中身が女の子であることをタケルは知っている。
ならば、絶対に隠すべき秘密でもないので、少しでも事情を知る者が増えれば今後とも楽だろうと思った矢先──タケルはとある疑問が浮かんだ。
「生鐘、お前は着替えどうするんだ?」
今、自分達が向かっている場所は男子更衣室だ。
生鐘は男子生徒の制服を着ているが年頃の少女。
それが男に混じって着替えるのは間違いなく問題だろう。
疑念と心配が合わさった眼をタケルは向けるものの、生鐘はまるで問題がないように微笑む。
「ご心配なく。既に制服の下に体操着は着込んでいますので、後は上からジャージを羽織れば手早く済むでしょう」
生鐘は胸元を右手で抑えながら説明した。
この学園の体操着はシャツに短パンに男女色違いのジャージだ。
男子は暗い青で女子は濃い赤。ジャージはともかく、シャツと短パンならば制服の下にでも着られるだろうが、些か窮屈だろう。
そこまで考えたタケルは、更に別の疑問を頭で浮かべた。
生鐘の制服は少し大きめに作られているので、女性特有のラインを誤魔化せるだろうが、それの大きさによってはそれだけでは隠しきれない。
思わず、タケルはその場所に視線を向けていた。
処置が必要ないほどの慎ましいのか、あるいはサラシやスポーター等で締め付けなければならない一品なのか。審議は制服の上かでは当然解らない。
「タケルさま……。貴方が幾ら想像を膨らませようとも、園原さんのモノに見慣れているだろうタケルさまの期待には答えられないと思います」
「!?」
慌ててタケルが視線を上げると、頬を染めている生鐘がいた。
自分が変態的視線を送っていたことに気づいたタケルは、すぐに謝罪しようとしたが、その前に生鐘が意地悪い笑みを浮かべる。
「ですが、タケルさまがどうしても気になるのでしたら今夜にでも確認しますか?」
「なっ!? なに言ってんだよ、馬鹿! て、ていうか、天花の胸もそんな視てないし!」
「おやそうですか? 僕からしても、あれは見事なものだと思いますがね」
「五月蠅い黙れ。もう更衣室に着いたからさっさと着替えるぞ!」
更衣室の前に到着したことをいい事に、タケルは逃げるように扉を開いた。
そしてタケルは、更なる失態を犯す。
「はっ!?」
そこは当然と言えば当然だが、クラスメートの男子が着替えていた。
だが、悪ふざけの最中だったのか多くの下着一枚の人間が笑い合い、何故か全裸の人間までいた。
何の騒ぎだと思ったのも束の間、慌ててタケルは後ろを振り返る。
何度も言うが、生鐘は女性だ。しかも昔はかなりの怖がりで、同年代の男などタケル以外では近づけなかった。
瞬時に視線を変えた先、そこには顔色を変えて今にも悲鳴を上げそうな少女──ではなく平然とした顔で室内を眺める生鐘がいた。
「おやおや、昨日の今日だというのに随分の皆さまは打ち解けていますね」
「え?」
体裁を取り繕っている様子もなく、微笑みながら目の前の光景に感想を述べる生鐘にタケルは疑問を浮かべる。
タケルの想像の範疇の中とはいえ、悲鳴を上げずとも嫌な顔を一つも見せないのは少女としてどうだろう?
肝が据わっているのか、はたまた関心が無いだけなのか。
「平気、なのか?」
「何が──ああ、そういうことですね」
タケルの問い掛けに生鐘は一瞬、何の質問をされたのか解らなそうにしたが、すぐに理解してにこやかな顔のまま答える。
「別に問題ありません。動物園の猿を見て叫ぶ者などいませんから」
「…………。あ、ああ、そうだなぁ……」
クラスメートに対して酷い例えだが、彼女の言葉通り、更衣室でほとんど裸のまま騒ぐ男子連中は猿の群に見えなくもなかった。
†
「はぁ、はぁ、はぁ───」
体育の授業を開始して三十分、タケルは既に息が上がっていた。
やったことは説明ありきの長い準備運動。普段はこれの四分の一程度済まして本題の授業に入るのだが、今回は初回のため反復練習で準備運動を四セットこなすことになった。流石に四度もやると教師の指示なしで進める生徒がほとんどで、体が覚えていれば次は自分達でやれるだろう。
「なさけないなぁ」
そうやって息を乱しているタケルに、一人の男子生徒が声をかける。
相手はタケルの前で体育座りしており、彼は先程何故か更衣室で全裸だった少年だ。
「生憎と体の問題でな。アンタみたいに授業も始まってもいないのに全裸ではしゃぐ体力は持ち合わせていない」
「誤解だ!? あれは事故だぁ!?」
タケルが皮肉を皮肉で返したところ、声をかけてきた大声で叫ぶ。
「おい、そこ! 騒がない!」
「す、すみません!!」
あまりにも大声だったので男子生徒は体育教師に注意される。随分と騒がしい男だとタケルは認識した。
「で、何が誤解なんだよ全裸君」
「変な仇名をつけるのは止めろ! というか、俺のこと解んない? 前の席なんだけど」
「…………」
「ああ、うん、いい。解んないよね。そうですよねぇ、隣にあんな可愛い子とばかり話していたらそりゃあ周りのモブ共なんて雑草ですよね!」
「おい、お前いい加減にしろ! 次したらお前だけ別メニューにするぞ!」
「す、すみませんでしたぁ! 以後気をつけます!」
馬鹿なのだとタケルは再認識した。
また、自分に声をかけてきた少年が前の席の人間だというのは初めから解っている。
今回は名前順で並んでおり、タケルの護衛である生鐘は彼よりもずっと前に方で待機していた。そうでなければ、息を乱すタケルを真っ先に気遣ったのは彼女であっただろう。
二度注意された男子生徒は、体育教師の視線が自分から外れたことを確認してから再びタケルに声をかけよとする。
きっと彼は二度ある事は三度ある、という言葉を知らないのだろう。
「まぁ、最初のHRで名乗ったのだけど、俺は
「どうも……弦木タケルだ」
「知ってる知ってる。昨日園原ちゃんと一緒に活躍したイケメンの主様だろ。護衛がいるなんて金持ちなんだな。うちは一般家庭だから羨ましいわ」
「俗に言うセレブも通ってんだから珍しくもないだろ。あと、集ったところで奢ることもしないので、そのつもりで」
「そんなことしないって。いや、正直少しばかり、いや半分くらい期待はしてたけど」
「正直な奴って言われないか?」
「おう! 自慢じゃないが嘘はつかないぜ!」
嘘が下手糞なだけではないだろうか。そもそも、先程の言葉は誤魔化そうとして口を滑らしただけに見えるのは、タケルの気のせいではないだろう。
「そういう訳だから今後ともよろしく!」
「クラスメート程度の扱いでよければ善処しよう」
そう言う訳とはどういう訳なのか。前後の繋がりがないが、悲しくも同じクラスなのでタケルは無下にすることはなく対応した。
「ああ、頼むよ。でさでさ、早速聞きたいんだけど、弦木って園原さんと仲良いよな?」
顔色は変えなかったが、タケルは内心呆れ気味で相手の目的を悟る。
タケルに言い寄る者は多いが、その大半が彼自身ではなく、彼の傍にある別のモノが目的の場合がほとんどだ。
名家で有力者の弦木家。その当主であり、個人の力だけでも凄まじい弦木ジン。
今の学校ならば、護衛者である生鐘に人気が出ているので、彼女(他の人間の認識では彼)に近づく為に、主であるタケルに言い寄ってくる人間も今後増えるだろう。
この少年の場合は、天花だ。
あれだけの美少女ならば、何とかしてでもお近づきになりたい健全かつ猥雑な青少年が繁殖しても不思議ではなかった。
臆面もなく卑猥な顔も、この瞬間だけは眼を瞑って相手の話しに付き合う。
「なんだ盗み聞きか?」
「そんなことしてないって。そもそも二人とも小声だからなに喋ってるのか、意識して耳を傾けても会話してるんだなって程度で、内容は全然解んない」
つまり聞こえていたら、この男は聞いてたといことなのだろう。
タケルは嫌気が芽生えつつも、話しかけられるので仕方なく耳を傾け続ける。
「まぁ、後ろからでも、楽しそうにしてるな、とは伝わってる。なんだよ、金持ちパワーで籠絡したのか? それとも一緒に活躍したイケメン護衛の伝手でお近づきになった?」
「小中と共に一緒だったから、仲がいいのは不思議じゃないだろ」
タケルが疲れ気味に答えると、小唄は驚いた様に目を丸くする。
「え? つまり、幼馴染? むしろ、園原さんもお嬢様だったりする?」
「いや、向こうは一般家庭だが」
「おお、よかった! あれでお譲さまだったら付け入れる隙ないけど、同じ一般家庭ならば仲良くなるチャンスはあるよな!」
「──何だ、狙ってんのか?」
「もちろん!」
タケルが声の温度を冷たくして訊ねたが、それに気づいていない小唄は元気よく肯定する。まったく本当にこの男は学習能力がないと、この少年に対して何度目か分からない呆れを抱く。
なお、今回の男子の授業は学園の構造を把握するため、組み別けで校内マラソンをするというものだ。全員で一斉に走らないのは大勢で足並みを乱さないため。個々の運動能力に大きな差があった場合、密集した状態で足並みを崩せば事故の元になるためであろう。
今は丁度、体育教師が別グループ、丁度生鐘がいる組の点呼をしていたところだ。もしも教師の目がこちらにあったのならば、小唄は宣言どおり別メニューを架せられていたに違いない。
そんなことも全く考慮していない小唄は、だらしない顔で話を続ける。
「だって、あんなに可愛くてスタイルも抜群! 白い髪と肌に赤い眼も神秘的だし、明るく、人当たりも良くて、おまけに強くて、もう惚れた! もしも俺が金持ちで護衛をつけるなら、あんな子に守ってほしい。むしろ、御主人様と呼んでもらって、夜の奉仕とが、げへへへ」
鼻の下を遠慮なしに伸ばす小唄をタケルは氷の様な視線で眺める。
試す気は毛頭ないが、イケメン護衛と言っている生鐘が本当は少女だと知ると、この男はどういう反応をするだろうか?
いや、考える間もなく嫉妬の視線をタケルにぶつけるだろう。
彼の脳みそが煩悩だらけなのを、タケルは最初の数秒で理解した。
頭の中で妄想していた小唄だったが、突然、不満そうに視線を回す。
「というか、というか。何で男女体育別なの? ほら、見ろよあそこ、うちの女子いるぜ。
バレーをやってるみたいだけど、まざりてぇ! 園原ちゃんの胸とかぽよんぽよんとかなってそう。他の女子もスタイルいいし、ボールを追いかけるふりして絡みたい。ああ、本当に男女別とかありえないわぁ。これて差別じゃない?」
差別ではく区別。もしくは隔離。主に変態対策だろうとタケルは心の中でコメントした。
というか、いい加減我慢するのも面倒なので、タケルは苛立ちを吐きだすことにする。
「ていうか、さっきから人の友達で変な妄想繰り広げてんじゃねぇよ」
「あぎゃああああああ!」
タケル小唄の背中を抓った。
それだけなのだが、武術に精通する過程で人体の構造も把握しているタケルは、弱い部分を的確に狙ったことで相手に全身が痺れるような激痛を与える。
だが、小唄の制裁はそれだけではない。
「こら! また、お前か! 静かにしろと言っただろ!?」
そこで絶叫を上げた小唄の元に、眉間に青筋を立てた体育教師がやって来た。
「え? いまのちが──」
「言い訳無用! お前は罰として校外十週してこい!!」
「え? 校内じゃなくて、校外? しかも、十周なんて次の授業に間に合わないじゃあ?」
「遅刻せずに急げばいいだろ。勿論、遅れたらその分の単位は無しだ。次の授業の先生には私から伝えておく」
「そ、そんな、学校始まって間もないのに単位削られるなんて冗談じゃない」
「いやだったらさっさと走れ!」
「ひいぃいいいいいいいいい!」
恐怖で気が狂ったような奇声を上げながら、小唄は外に出る校門まで走り去った。
「他のお前たちも、あまり女子ばかりを見てると同じようになるから覚悟しておけ」
体育教師の発言に、その何人かの生徒がびくりと体を震わせる。
タケルは他にも女子の様子を卑猥な視線で眺めていたのを知っていた。
小唄は彼等を一斉に抑止する為に選んだ、見せしめでもあったのである。
「まったく。次のグループ準備してくれ」
「先生、体調が優れないので見学してもいいですか?」
次の走者たちが各々立ち上がる中、タケルが手を上げて教師に訊ねた。
「ああ、確か君は──弦木君だったね。事情は聞いてる、構わんよ」
タケルの体が長時間の運動を避けなければならいことを、事前に学校側には伝えてある。
それを確りと把握していた教師はタケルの言葉を認めた。
「後、汗かいたのでタオル取りに、一旦更衣室に行ってもいいですか?」
「む? まぁ、いいだう。次からは予め持って来るように」
「はい、気をつけます」
ついでにした要求も、今度は渋い顔ながらも認めてくれた教師に頭を下げ、タケルは出来るだけ早脚で校舎の中に向かった。
†
「ふぅ……」
男子更衣室にやって来たタケルは小さく息を吐く。
急いで戻らないといけないという意識から、思った以上に体を使ってしまい、先程よりも余計に汗をかいてしまった。
「ここで拭いてくか」
どうせならば体操着を軽く脱いで汗を拭おう。
流石に一目がいる場所ではそこまでできないので、ここで在る程度処理したほうが気持ちも体も楽だ。
そうやって、タケルが上のジャージとシャツを脱いだところで、ガチャリと更衣室のドアノブが回る。
「タケルさま、いらっしゃいますか──」
やって来たのは生鐘だった。
どうやら、彼女は既に走り終え、グランドにタケルの姿がないので、教師に事情を聞き、ここまで様子を見に来たのだろう。
「ああ、生鐘か。少し汗かいたから、ここで──」
説明するタケルの言葉が途中で止まる。
別にタケル自身何があった訳でもないのだが、何故か石にでもなったかのように硬直する生鐘を見て言葉が止まってまった。
「き」
「き?」
「きゃああああああああああああああああああああ!!」
絹を裂いたような、乙女の悲鳴が響き渡った。
「も、申し訳ありません、た、タケルさま! お召し物を御脱ぎになっているのは露知らず、大変不作法な真似をぉぉぉぉぉぉっ!」
タケルと再会してから見せていた余裕の素振りは何処へ行ったのか。
顔をリンゴのように真っ赤にした生鐘は、必死にぎゅっと眼を閉じて、混乱したようにわたわたと弁明する。
「いや、ちょっと落ち付け!」
そんな彼女の動揺が伝染したのかタケル自身も狼狽してしながらも事態を収拾しようと努めた。このままでは何の騒ぎかと誰かが駆けつけてくるかもしれない。
「というか、男の裸を見ても平気じゃないのか?」
「他の男の人とタケルさまが同じな訳ないでしょう!!」
「え? さっき、いや、一緒に着替えたじゃん」
生鐘はその場で制服を脱いで、その下に隠してあったシャツと短パンの上からジャージを更に羽織っただけだったが、その横では羞恥しながらもタケルが体操着に着替えていたのを彼は思い出す。
「それは意図的に意識せず、視線も合わさなかったからです!!」
「え? そうなの?」
眼を閉じながら顔を逸らす生鐘の言葉にタケルはきょとんとする。
確かに思い返せば彼女は着替え中一切こちらを見ていなかった。当然のことと配慮と言えば当然の配慮だが。
「と、とにかく!! ぼ、僕はグランドでお待ちしていますので、御処断はその後で! 本当に申し訳ありませんでしたっ!!」
生鐘は最後まで真っ赤にしたままの顔を逸らしたまま、更衣室の扉をバタンと力強く閉めて脱兎の如く走り去る。
遠くへ消え去る足音を聞きながら、タケルはぼそりと呟く。
「何と言うか、変わったと思ったけど、変わってないとこもあるんだな。うん」
嬉しいような、悲しい様な、微妙な気持ちでタケルになる。
──その後の余談だが、千丈小唄は次の授業に間に合わなかった。
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