あとがき

 時は、待たない。

 全てを等しく、終わりへと運んでゆく。

 しかし、それは決して絶望の物語ではない。

 己が心の信ずるまま、夢に向かって羽ばたこう。

 眼前にはどこまでも蒼い可能性の空が広がっているのだから。



 はいっ、というわけで臭いポエムから大変失礼しました&お待たせしました!

 私の処女作であるリプレイ『Elektrisch Flügel"自由の翼"』はこれにて完結となります。まずはここまで待ち続け、読み進めてくださった読者の皆様に心からの感謝と謝罪を贈ります。え、要らない? (´・ω・`)ソンナー


 さて、ふざけるのはここら辺までにしておきまして、私個人としての気持ちをここで少し語らせて下さい。

 この物語を書き上げるまで、私の周囲を含めていろんな事が変わりました。世の中はリーマンショック並みと言われる程にコロナウイルスによる大打撃を受け、皆が明日を生き抜くために頑張っています。

 私自身もTRPGサークル「彩霧雪」を立ち上げたり、初めての同人誌を作成したり、DTPなどのお仕事サイト(詳細はTwitterの固定ツイートから拝見できます。気になる方は是非っ!)を作成したりと、このリプレイを書き始めた当初はこんなにも意欲的に活動するようになるとは微塵も想像していませんでした。


 私たちの明日は、何が待っているのか分からず可能性に満ちています。希望か絶望か、そんな2択ですら予定に過ぎず、確定事項ではないのです。

 しかし、どうか絶望せず、物語の少女たちのように明日に向かって手を伸ばして下さい。その翼を羽ばたかせ、夢に向かって飛んでください。

 結末がどのようなものになろうとも、その決断は決して無駄にはなりません。

 その過程にこそ、意味があるのですから。


 改めまして読者の皆様と、PLを務めてくださったリコリスさんとイズミユキさんには深い感謝を。皆さんの存在がなくては、このリプレイを書き上げることは叶わなかったでしょう。


 『Elektrisch Flügel"自由の翼"』はこれで閉幕となりますが、少女たちの物語はどこまでも続いていきます。

 そんな彼女たちの道行きに、そしてここまで見届けてくださった皆様に、どうか幸せが訪れんことを祈っております。


 いつかまた、どこかで道が交わることがありましたらお会いしましょう。

 さようなら、どうか皆様お元気で!


 『Elektrisch Flügel"自由の翼"』 【完】

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