クライマックス-3:Elektrisch Flügel

▼クライマックス戦闘:ラウンド2


GM:2ラウンド目は千代からの宣言はなし。PCたちもないだろうから、このままラウンド進行に移るね。


┌行動キャラ「行動値:キャラクター名」

│13:立花 千代 累計ダメージ:56

│8:攻撃ドローン

│6:ライザ HP:11

│4:アリス HP:10

└————————————————


GM:ではイニシアチブ、千代の行動!

立花 千代(GM):「複数にバラけたって、やりようはあるもん!」

 直前のイニシアチブで武器を『リニアカノン』へ変更。マイナーで《メタルフュージョン》を宣言。回復するよ!

アリス:回復だと!?

立花 千代(GM):回復値は4D10+6で(コロコロ)28点回復!(累計ダメージ:56→28)

 周囲の建物を分解、再構築して機械部品を創り出し機能不全な片翼を応急修理する。

 そしてメジャーで《コンセントレイト:オルクス》+《空間歪曲射撃》+《カスタマイズ》+《スプリットアタック》で攻撃! 対象は2人ともだよ!

 達成値は(コロコロ)26……だけどまだまだ! 《妖精の手》を宣言して振り出し!

 最終達成値は48!


 ライザ、アリス共にドッジに挑戦するも出目は振るわず、回避判定は失敗に終わる。


立花 千代(GM):ダメージロール! (コロコロ)出目が良い、装甲有効の46点!

ライザ:戦闘不能! リザのロイスをタイタス昇華して立ち上がりますっ!(HP:12)

アリス:戦闘不能! こちらは『ディオゲネスクラブ』に◯P:執着/N:敵愾心でロイスを取って即タイタス昇華! ですわっ!(HP:11)


立花 千代(GM):「今度は避ける隙も与えないっ! 面制圧射撃!!」

 再び両翼をし、羽根のひとつひとつを小型銃へ改造。銃弾の雨が2人へと降り注いだ。これで倒れる筈だ。銃撃による土煙が晴れる場所をそんな確信と共に見つめる。しかし……。

ライザ:それに対し"一歩たりとも動きません"。空を羽ばたく彼女を見据えて、

「言いましたよね。"私"も諦めないって」 曇りなき眼で宣言する。

アリス:「げほっ……! やるじゃねぇか。けど、あんな連中の思い通りにはさせねぇ、ですわ!」 気合一発、立ち上がる!


 "諦めない"という言葉と姿勢。それを真正面から見せられる千代の表情には迷いが浮かんでいた。しかし、頭を振ってそんな思考を端へ追いやる。

立花 千代(GM):「——私には迷ってる暇も余裕も、ないんだ!」


GM:次の行動。行動値8で若干空気になりつつある攻撃ドローン君の手番!

攻撃ドローン(GM):空気じゃねぇし!? んならここで一念発起だ!


ライザ:ふふっ(笑)

アリス:ドローン君……。(ほろり)


攻撃ドローン(GM):今度はそこのライザとかいう奴を攻撃してやる! 達成値は12だぜ!

 回避できるもんならしてみやがれってんだ!!

ライザ:ふむ……ではここはドッジに挑戦してみます。

アリス:支援はどうする? 欲しいなら飛ばすよ。

ライザ:貰ってもいいですか? ここでロイスをひとつ失うのは惜しい。

アリス:よかろう。持っていけー! 《援護の風》を宣言、ライザの判定ダイスに+6個だ!(侵蝕:140→142)

ライザ:ありがとうございます。それでは判定を(コロコロ)……あれ。

GM:達成値、11か。

アリス:妖怪1足りない……そりゃねーぜ女神様ぁ!

ライザ:だとしたら、そうですね。それではこうしましょう。

 亮さんのロイスをタイタス昇華して1D振り足します!

 (コロコロ)出目は7、これで達成値17ですね。

 左手に魔眼を展開しながら、身を低くして回避してみせますっ!


GM:おぉ、成程! それならドッジ成功だ。

攻撃ドローン(GM):よ、避けられたΣ(゜д゜lll)!?

アリス:なんだろう、ドローン君に愛着が湧きそうだ……(笑)


GM:それでは次、行動値6でライザの行動だね。

ライザ:はい、それではマイナーでコンボ【諜報活動】:[《陽炎の衣》]を宣言。隠密化します。(侵蝕:137→140)

 メジャーで再びコンボ【暗殺:技】:[《コンセントレイト:ノイマン》+《コンバットシステム:白兵》]で攻撃。対象は千代さんで、判定直前にパイルバンカーの効果を発動して攻撃力に+10です。

GM:よし、判定こい!

ライザ:それでは行きますっ!(コロコロ)達成値は30です。

立花 千代(GM):ドッジを試みるけど……こっちは達成値11で失敗。

ライザ:それではダメージロールです。(コロコロ)……今回は出目があまり良くないですね。38点装甲有効です!(侵蝕:140→144)

GM:十分痛いよ!? 装甲値で5点削って、33ダメージ受ける!(累計ダメージ:28→61)


ライザ:夕日の逆光に照らされると、ライザの輪郭がぼやけ曖昧になる。

立花 千代(GM):「——ぇ?」

ライザ「こちらですよ」 意識がそれた瞬間に隠密化し、千代の横からナイフをこれ見よがしに突き出す。

立花 千代(GM):「っ!? さっきから何なの!」


 千代は偽翼で吹き飛ばそうとするも、その動きは素人同然で、ライザは手にとるようにその動きをコントロールできる。そして、それは即ち重心の位置を把握することと同義である。つまり……。


ライザ:「ほら、そんな姿勢では"危ない"ですよ(あと24秒)」

 偽翼に振り回される彼女の足を払い、転倒した千代にナイフを突きつけるも……それ以上の攻撃はしません。


 手を抜かれている。それはライザの行動からして明らかだった。自分はこんなにも必死でもがき頑張っているのに、それはまるで嘲笑われているかのようで……。千代は憤りを感じざるを得なかった。


立花 千代(GM):「……おちょくって。私は真剣なのに、それを馬鹿にして楽しいの!?」

「必死にもがく私を虐めて楽しいの!!?」 機械仕掛けの偽翼をこれでもかと振り回し、ライザから距離を取る。しかし、このタイミングでライザから距離を取る行為は……。


アリス:「そいつは下策だぜ! ですわ!」 次 弾 装 填 (深呼吸完了)


GM:次のイニシアチブ。行動値4でアリスの行動!

アリス:よっしゃぁ! マイナーで《ライトスピード》を宣言、ですわ! これでこのメインプロセスで2回のメジャーアクションを行なうぜ。ですわ!(侵蝕:142→147)

 まず1回目ぇ、コンボ【ぶっ潰れろォ! ですわ!】:[《コンセントレイト:ソラリス》+《絶対の恐怖》]で千代さんを攻撃だ!

 《援護の風》は使えないけど、それでも……(コロコロ)達成値は43だぜ! ですわ!

GM:随分と回ったなおい!? だがっ!

立花 千代(GM):オートアクション:《スモールワールド》を宣言! その達成値を-20です!

アリス:ダニィ!?

立花 千代(GM):これで最終達成値は23だね。これならまだ……ドッジ!

 (コロコロ)……達成値、11。でもまだだよ! 更にここで最後の《妖精の手》を宣言。出目をひとつ10に変更!

アリス:ど、どうなる!?

立花 千代(GM):(コロコロ)出目は7、達成値27でドッジ成功だよ!

アリス:っ、まだだ。可能性は途切れちゃあいない! 両親のロイスをタイタス昇華! 達成値を振り足すぜ。ですわ!

GM:ダニィ!? ど、どうぞ。どうなる!?

アリス:行けよぉぉぉ! (コロコロ)……出目は5。合計値は28でこっちの勝利ですわ!

ライザ:おおっ、1足りました!

アリス:ダメージは25点の装甲無視!

立花 千代(GM):そ、そんな!?(累計ダメージ:61→86)


 既に深呼吸を終えたアリス。そして——

アリス:「 で す わ ッ !!! 」 遂に語尾だけとなった必殺音波が千代へ突き刺さる!(侵蝕:147→152)


GM:……千代の総HPは83点。それは耐えられない!


立花 千代(GM):だけど、まだっ! 私の夢はまだ何も、始まってないの!!

 ここでEロイス《怨念の一打》を宣言です。受けたHPダメージの25点をそっくりそのままお返しします!


立花 千代(GM):「く、ぁ……! ライザさんは囮!?」 必死に堪えるが、その攻撃に遂に体勢を崩され、翼はボロボロとなる。

「嫌、まだ私はっ!」 しかし、お返しとばかりに翼だった破片を操って即席の弾丸としてアリスへ投射し、その身体を深く傷つける。


アリス:なん……だと……!?(HP:11→0)

 ええい、まだ終わらんよ! アカデミアのロイスをタイタス昇華して立ち上がるぜ。ですわ!(HP:0→11)

立花 千代(GM):私だってまだまだ! 《魂の錬成》を宣言してHPを20点まで回復して復活するよ!(HP:0→20)

アリス:いい根性だぜ。ですわ! なら2回目の行動!

 メジャーでコンボ【関係ない。行け。ですわ!】:[《狂戦士》]をライザへ! 次のメジャー判定のC値-1に判定ダイス+8個。後は託すぜ主人公!!(侵蝕:152→157)

ライザ:任されました!


立花 千代(GM):「ふんっ、今までのお返しですよ!!」 しかし彼女はまたも気付かない。意識をアリスに向けている今、ライザが既に攻撃の予備動作に入っていたことに。


GM:ではクリンナッププロセスだ。宣言はないね?

PL一同:なしですっ!

GM:OK、それではラウンドが回るよ。

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