ミドル4-2:仮面の集団
アリス:ずぇぇぇえええ! に笑った。不覚。
ライザ:ふふ(笑) しかし、炎を纏った仮面生徒……もっと、熱く……?
アリス:なれよぉぉぉおおお!!!
GM:エネミーは炎を纏った生徒……「レッドファイアークリムゾン」、略してレッド君が1体、トループである仮面生徒が2体だ。
戦闘終了条件はエネミーの全滅。エネミーとの距離は5mとする。何か質問はあるかな?
アリス:凄く赤い(小並感)
ライザ:すごく朱い……。
PL陣:特になーし。
GM:よろしい。では戦闘開始だ!
▼ミドル戦闘:ラウンド1
┌行動キャラ「行動値:キャラクター名」
│
│10:仮面生徒(トループ)×2
│6:ライザ HP:28
│4:アリス HP:24
│4:レッドファイアークリムゾン
│
└————————————————
GM:まずはセットアップ。宣言は?
PL陣:なしっ!
GM:エネミーも宣言はない。ではイニシアチブ10、仮面生徒たちの行動!
仮面生徒たち(GM):マイナーは放棄。メジャーでコンボ【BB弾がなくなるまで撃ち続けるんだ!】:[《アームズリンク》+《急所狙い》]で攻撃。対象はアリスとライザをそれぞれ攻撃だ!
簡略化のために判定は1回で済ませ、2体とも同達成値とするよ。では、判定(コロコロ)達成値11!
さ、リアクションどうぞ。
アリス:BB弾かよ(笑) こちらはドッジだ!
(ダイスロール)達成値……14。コ ロ ン ビ ア
GM:なん……だと……。おめでとう、回避成功だね。
ライザ:ではこちらもドッジします。(ダイスロール)達成値は12です。
GM:えっ。では両者ドッジ成功。攻撃は失敗となる。
仮面生徒たち(GM):「オラオラオラオラ!!! 目に入ると死ぬほど痛いぜぇ!!!!」
アリス:目にwww入るとwww確かにそうだろうけどさぁwww
ライザ:「…………」 軽いステップで華麗に回避です。
アリス:「ならば……これでどうだ! ですわ!」 目を閉じる!
仮面生徒たち(GM):「え、それ結局肌に当たって痛いんじゃ……」 余りの突拍子のなさに驚き、銃口が下がる生徒たち。優しい!
GM:さて、では次のイニシアチブ。行動値6でライザの行動だ。
ライザ:はい。マイナーでコンボ【諜報活動】[《陽炎の衣》]を宣言、 隠密化してからメジャーでコンボ【暗殺:技】[《コンセントレイト:ノイマン》+《一閃》+《コンバットシステム:白兵》]。
対象はレッドファイアークリムゾンです。(ダイスロール)達成値は35。(侵蝕:54→63)
レッドファイアークリムゾン(GM):こちらは《氷盾》を宣言。ガード値を+10。さ、ダメージきなぁ!
ライザ:では遠慮なく。(ダイスロール)26点ダメージですね。
GM:では10点止めて16点のダメージを受けるぞ。
ライザ:自身の姿が陽炎のように揺らめき、掻き消える。
レッドファイアークリムゾン(GM):「へっ! 姿が見えなくてもこうしてガードすりゃあ問題はねぇよなぁ!」
自身の周囲を覆うように炎の盾を形成し、ライザを
ライザ:「甘いですね」 空中で隠密化を解き、すれ違いざまに仮面へ一撃を加えます。
レッドファイアークリムゾン(GM):「あいったぁ!? おま、正面からこねぇとか卑怯だぞ!」
GM:多分レッド君は「へっ!」が口癖。これはヒトデマンに進化する日も近いな。
アリス:凄く三下っぽい……。
GM:では次、行動値4。PC優先の法則によりアリスの行動!
アリス:よっしゃ行くぞ。まずマイナーは放棄。メジャーでコンボ【てめーら全員、頭が高ぇ! ですわ!】:[《フェイスダウン》+オートエフェクト《援護の風》]を宣言!
対象はトループである仮面生徒2体だ。ですわ!
(ダイスロール)達成値45! 死ぬ気で避けな。ですわ!(侵蝕:64→71)
仮面生徒(GM):こちらはイベイジョンにより達成値は固定……回避失敗、命中。そして即戦闘不能!
君たち、テストプレイの時はもっと頑張ったじゃないか!
ライザ:テストは霧さんの出目ですから……。
GM:どういう意味かなそれは()
ライザ:ふふ。ご想像にお任せしますね。
説明しよう! GMである私mistoは……出目芸人と
アリス:「直接、仮面を壊さなくってもなぁ……心を折れば無力化できるんだよ! ですわ!」
足を踏みしめ太陽を背に、気品オーラがとめどなく溢れ出す。
「我が威光にひれ伏せ! 頭 が 高 い で す わ !!!」
ダンッと足を踏み鳴らすと、突風が仮面生徒たちを襲う! 溢れ出る気品(物理)によって、仮面生徒たちは腰が抜けてヘロヘロだ!
仮面生徒たち(GM):「は、はへぇ……」 腰が抜けた状態でひれ伏す仮面生徒たち。その心はもうボドボドだ。終いにはアリスの威光にひれ伏し、地面へ頭をこすりつける生徒が多発する。
GM:では次、同じく行動値4。レッド君の行動!
レッドファイアークリムゾン(以下レッド君:GM):「まぁぁっってたぜ!!!」
マイナーで《白熱》を宣言し、素でのデータを変更。そしてメジャーで《炎の刃》+《コンセントレイト:サラマンダー》で白兵攻撃! 対象は……目の前の優男! おまぁえどぅぁああああ!
(ダイスロール)へっ! 達成値66! 避けられるもんなら避けてみやがれぇ!(ドヤァ)
ライザ:僕ですか。一応、ドッジしておきます。(ダイスロール)……達成値12。やはり難しいですね。
アリス:しかしテンションたっけぇな。
GM:ドヤァァ……。
アリス:強いぞブラストファイアー君!()
GM:やっぱ赤なレッド君は一味違うなうんうんうん。
アリス:お、そうだな()
レッド君(GM):命中だな!! くうぅぅらええぇぇええ!(ダメージロール)装甲有効の45点ダメージだぜ!
ライザ:文句なしに戦闘不能ですね。《リザレクト》! HP4点で復活です(侵蝕:63→67)
アリス:尚ダメージロールの出目は微妙に腐ってる模様。
GM:ウルサイワーイ!(出目は10面ダイスを7個振り、合計29だった。因みに10面ダイス7個の期待値は35点程度である)
レッド君(GM):「俺のこの手が真っ赤に燃えるぅ!」 右手に真っ赤な炎が纏い、周囲の温度は加速度的に上昇していく。
「お前を越えろと轟き叫ぶぅ!!」
「爆ぁ熱っ! ブラストォ……ファイッッアーーー!!!!!」 炎の拳がライザに迫る!
ライザ:「く……ッ!?」 迫り来る右手だけは躱すも……?
レッド君(GM):「甘いわぁぁあああ!」 すかさず逆手でライザの腕を掴み取り、自身から溢れ出す炎でライザを攻撃する!
「これで終わりだぁ! ヒィィィット、エン——ッ、いや、これ以上は色々と危ない」
パッと手を離されて解放されるが、その肌は火傷により重傷だ。自動的に《リザレクト》が発動し、傷は癒えていくがライザの額には一筋の冷や汗が浮かび上がる。
ライザ:「炎に気を取られましたね。まさか、左手も高温にしていたとは……」
GM:では全員の行動が終了したのでクリンナップ。……宣言はないね。ではラウンドが回る。
▼ミドル戦闘:ラウンド2
┌行動キャラ「行動値:キャラクター名」
│
│6:ライザ HP:4
│4:アリス HP:24
│4:レッドファイアークリムゾン
│
└————————————————
GM:では行動値6、ライザの手番。
ライザ:はい。コンボ【諜報活動】で隠密化し、メジャーで再びコンボ【暗殺:技】。対象も同じくファイアーホットクリムゾン君。
レッド君(GM):こいよぉ!
アリス:ホット(笑)確かに暑苦しいけどさ(笑)
ライザ:(ダイスロール)達成値は32です(侵蝕:67→76)
レッド君(GM):へっ、今度はドッジに挑戦してやるぜぇぇぇ!(っと)
唸れ、俺のダイス運んんんんん!(ダイスロール)達成値19……はい。
アリス:はいじゃないが。
ライザ:ぜぇぇぇっと……ふふ。ではダメージロールいきます!(ダイスロール)ダメージは……38点です!
GM:38点……あっ(察し)
ライザ:再び、レッドファイアーホットクリムゾンペッパー君の目の前で、姿が掻き消えていくライザ。
レッド君(GM):「こ、今度は何処に……でもお前、姿を消せて身のこなしが素早いってことはエンジェルハィロゥとハヌマーンの能力者だな!? 授業で習ったぜ!」
オーヴァード同士での戦闘では、互いのシンドロームを把握しておくというのはもっとも重要視されることのひとつである。相手の能力を割り出せれば、自ずと弱点も予測できるためだ。
レッド君(GM):「なら、こういうのは弱いだろぉぉ!?」
仮面によってブーストされたレネゲイドを雑に用いて自身の周囲に炎を展開していくレッドファイアークリムゾン。今度は上空にも展開しているために隙は無い。完璧な布陣だ。
如何に姿を消せて素早かろうと、こうして全方位をガードしてしまえば造作もない……筈だった。
ライザ:「だから甘いと言うんです」
左手に、今まで出現させていなかった"魔眼"を展開。その引力によって炎の一部をはぎ取り、その隙間から計算されつくした弾道でナイフを投げ入れる。
レッド君(GM):「なっ——!?」 回避する間もなくナイフの柄が吸い込まれるように仮面へと打ち付けられ、砕かれた。
仮面が割れるのを契機に、彼らの体からレネゲイドの力が引いていく。
レッド君(GM):「ぁっ、何か、時とかその他いろいろなものが……見えそ……」
急な力の消耗によって地面に倒れるレッド君。
エンジェルハィロゥの能力で姿を消し、ハヌマーンの
普通ではあり得ない、4つのシンドローム能力を使いこなすオーヴァード。その万能さこそ、UGN潜入員であるライザのもっとも重宝されている
ライザ:「中々でしたが、ここまでですね」 ライザが再び姿を現した時には、全てが滞りなく終わった後だった。
GM:レッド君、戦闘不能。戦闘終了条件の達成を確認。戦闘終了。
おめでとう、君たちの勝利だ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます