応援コメント

14.ぬいぐるみの正体 二」への応援コメント

  • いつかは、見えない友だちとも、ぬいぐるみとも別れて来た自分たち。自然に関心がなくなる。学校や友だちで記憶も薄れ埋められていく。理想というかそれは自然な成り行きで。しかし彼女には彼女の心を理解し得ない大人たちばかりで。友人などは望むべくもなかった。まず彼女のことを心から心配して。手を尽くしてくれる人がいたこと。それが何よりうれしく読めました。悪意などなく愛ゆえのパルム、でしたと区切りをつけられないのは大人も子供も同じです。彼女の心の拠り所でもありました。リーゼの心の動きが今後気にならない。そんな方はここまで作品を読んでいないと思います。じっくと向き合いたい。そんな作品です。そしてこれからのルイス。彼がどんな風にリーゼに向き合うのか。ルイスとしてもパルムとしても。とても楽しみです!そこに彼女の歩く道の先に明るい光が覗いている。そんな気がします。

    作者からの返信

    本当に、子供の頃に大事にしていたぬいぐるみって、いつどこに行ったんだろうと思います。たぶん、汚れたタイミングで、親が捨てたのかなと思いますが……。
    川で魚を追いかけて、田んぼでおたまじゃくしをとって、庭でアリの行列を眺めた日々は尊い宝物のように感じます。

    リーゼは親族には恵まれていませんが、幸い、使用人たちに想われていました。
    彼女と同じ心を持っているわけではないですが、自分たちのできる範囲でなんとかしようとしていた(*^^*) 私もそれを嬉しく思います。
    そして、ルイス(パルム) 初対面の子どもに気に入られるため人形劇を繰り広げて、着ぐるみの頭をとることのできない彼です。
    しかしいつまでも騙しているわけにはいかない……。
    本当の自分で向かい合った時、ふたりはどうなるのか?
    自分でもわくわくしています🎵

    あたたかいお言葉を、本当にありがとうございます!"(ノ*>∀<)ノ♡ฺ*

  • あぁ、とうとうリーゼロッテが真実を目の当たりにしてしまいましたね。
    読者としても、何やら寂しいような切ないような気分ですが、幼い彼女の心中はいかばかりか。
    リーゼロッテがこの現実をどう受け止めるのか。パルムと思しき青年は、これからどう彼女と関わって行くのか。
    今回も面白かったです(ฅ’ㅅ’ฅ)✧

    作者からの返信

    とうとう見つかってしまいましたね……(。>﹏<)
    もうしばらくは孤独な子どもを夢と魔法の世界で遊ばせてあげたかったけど、金銭的な事情で叶わなかったというせちがらさ……。

    きっといろいろなことが頭を巡っていると思いますが、リーゼにとって大切なのはなんなのか、じっくり考えて欲しいなあと……。
    パルムの中の人もさまざまな思いがあっての行動でしょうし、そちらの思いもこれから書いていけたらいいなあと思います。

    面白いという大変嬉しいお言葉に感激しております✨
    ご感想をまことにありがとうございました!

  • ううーん。

    リーゼの頭の中で、パルムが魔法具で、それを操っていたのは、ここにいる彼だという事が、ちゃんと消化できるのか?

    ショックは大きいけど、ある意味、このタイミングで真実を知ってしまったのは良かったかも。

    自分のお小遣いを使ってまで、リーゼのために友達になってくれた彼の想いが、リーゼに届きますように。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます!

    きっといまリーゼの頭の中は、いろいろな情報で爆発しそうになっていると思います(ㆁᴗㆁ✿)
    イメージとしては人形劇ですね。人形が自分で動いているのではなく、どこからか動かして声を出している人がいるのだと、それをリーゼは初めて知るような感じで。

    本当に、このタイミングで真実を知ったのはよかったと思いますね。
    大人たちは生きることに絶望した子どもに魔法の夢の世界を見せて元気づけた、でもずっと夢の世界で生きているわけにもいかない……。

    私も彼の想いが届くといいなと思います。ありがとうございます✨