魔法使いは……結構、現実的?
ふぅむ……でもね、この雰囲気がとても好き!
本当に大好きです!
作者からの返信
この世界の魔法使いは国家公務員みたいなもので、リーゼがおとぎ話を読んで夢見ていた人たちとは、少し違うみたいですね……。
でも国に仕えることを嫌がって、こっそり森などに隠れて住む魔法使いたちもいるようです。そのことをリーゼが知ったら喜ぶでしょうね(*^^*)
雰囲気を好きだと言っていただけて、とても嬉しいです!
大好きとまで言っていただいて、すごく幸せです……!
最新話まで一気に読んでくださって、本当にありがとうございます!
とてもとても嬉しかったです。
遅筆ですが、これからもこの物語を書き続けていきたいです。
本当に、あたたかいお言葉をありがとうございました。
魔法とはなにか?という問いかけの答えが、パルムによって語られるのを、リーゼと一緒に耳を傾けるのは楽しいです。そしてそれは、実は彼女の中にもあるものだと。目を開けて…手足を動かし、笑顔で話しをして。そんな彼女の、生きようとする気持ちが、御屋敷の空気や、人々の心にも影響を与えています。暗い閉ざされた屋敷の、重たい遮光カーテンが次々開けられ、廊下やお部屋が、徐々に光で満たされるようです。それは、作者の手による、魔法のような筆さばきによるものです。リーゼの息づかいや、これまでとは違う仕種の変化、そして周囲の人々の心情や人物描写に至るまで。これまで、作者さんが丁寧に愛情込めて物語を描いて来た結果です。それゆえに、今回の光溢れる場所まで導くことが出来たのだと思います。一番の魔法は、作者さんの、登場人物に対する深い愛情と手腕だと、今回は特に実感致しました。読んでいる心にも、あたたかい光、届きました!素敵な魔法をありがとうございます(。^。^。)
作者からの返信
このたびも、ご丁寧なご感想を頂きまして、ありがとうございます!
とても詳しく書いていただいて、いつもとても参考になっております(*^^*)
タイトルの「リーゼロッテの魔法」にはいくつかの意味を含めたいなと思いました。この世界には、魔法が存在することが確かなのですが、今の彼女にとっての「魔法」は、まさに六葉さんのおっしゃってくださったようなことです。
リーゼロッテはこのお屋敷の中心で、建物内のすべてが今は彼女のために存在しているので、この幼い子の快復とともに、お屋敷にも人々の心にも明るい光が射す様子を描けたらいいなあと思っておりました。
前回、七月に更新してからだいぶん時間がかかってしまったのですが、そう言っていただけると、本当に遅くても書いてよかったなあ……と思いました。
最初はもっとさらっと書いていたのですが、どうしても心情描写や情景描写、エピソードなども足りない気がして、結果、4倍くらいのボリュームになりました。
遅筆でまだまだ拙いですが、愛情だけはこめて描いているので、本当にそうおっしゃっていただけて嬉しいです。
こちらこそ、あたたかいご感想のおかげで、心に光がともったような気がしております。
病み上がりのお辛い中にもかかわらず、こんなに丁寧なご感想を書いてくださって、誠にありがとうございました!
リーゼロッテさん、お邪魔します。
今日もちょっとそこのお姉さんとお話をしに来ました。そのままパルムさんとお話していてくださいね。
やはり私は松宮かさねさんの文章が好きです。
言葉のゆりかごとでも申しましょうか。とても心地よいのです。
もっと感覚的なお話をさせて頂くと、言葉の一つ一つに包み込まれて、沈みこんでいくような感覚があって、でも深く潜るのではなく、溶けていくような感じです。
幸せな気持ちになるのです。
多分、漢字の開き、てにをは、読点の打ち方(呼吸のタイミング)、言葉の選択がすべてベストマッチしているのだと思います。これはもう真似のしようがないので諦めてただ読むことにします。文章世界に浸りたいと思います。
今回特にいいなと思ったのは、
この服を着ているときの彼女は、陰でこっそり使用人たちから親愛の情をもって「ひよこ」と呼ばれていた。
というシーンです。
「ひよこ」に至るまでにも描写は綿密に行われているのですが、その描写から広がる妄想憶測を収束させる一撃の威力が凄まじいなと感じました。
最初から「ひよこみたいな」などという表現を使うと解り易いですけど、ただ解り易いだけの描写になってしまいます(もちろんそれでいいのですが)。でも今回のような描写をすることで、「解り易い」を超えて「解った」の先にある「可愛い」「愛おしい」「抱きしめたい」に、読者は辿り着くことができるのではないかなあと思いました。
毎回長々とすみません。
じゃあ、一度引き上げますが、またあとできますね。
リーゼロッテさん、またね。
作者からの返信
リーゼ「シーチのおじさま、こんにちは。またきてくださって、ありがとう。
うん、パルムとおはなししてるね」
とても温かくもご丁寧な感想を頂いて、深く感激しております!
本当にありがとうございます。
文章まで好きだと言っていただけるなんて、投稿し始める前は想像だにしなかったことで、ただただ恐縮しながらも喜んでおります。
人一倍、書くのが遅くて悩んでいるのですが、悩みながらも書いてよかったなあと思えます。
具体的な例をたくさん挙げていただいて、とても参考になります……! 自分の中に確固とした理論があるわけではなくて、なんとなく自分の心地よい感じになるように、何度も読み返しては手を入れて……みたいな感じで書いております。
でも具体的な箇所を挙げていただいているおかげで、次回からより意識して書くことができそうです。
漢字の開きだけは毎回かなり悩みつつ書いています。「やっぱりこの漢字は開いた方がいいかも」と後で思ったりして、まだ全部は手直しできていない部分もあったりします。お褒め頂いて、悩んだ甲斐があったなあとしみじみしております。
「ひよこ」は更新の直前になって、自分でも気に入った表現ができたなあと思っていたのですが、その効果まで具体的に教えていただけて、すごく参考になりました……!
ふわふわとしたあどけない生き物と幼いリーゼがマッチするかも? 使用人が可愛いと思っている感が出せるかも? くらいだったのですが、詩一さんのご解説を聞いて、読者様の感じ方にも違いが出ることに思いを至らすことができて、深く感じ入りました。
長くてためになるご感想、すごく嬉しいです!
こんなにご丁寧なご感想を二話分も、書かれるのが大変だったのではと想像しています。本当にありがとうございます!
リーゼ「うん、またきてね」
魔法使いになりたい? 魔法を使えるようになりたい? リーゼロッテのわがままな要求に、ぬいぐるみの猫で魔法使いのパルムはどんな事を告げるのか?
でも、おかげでリーゼロットの心の中が、亡くなった母親でいっぱいだったときから変わっていった。それが一番大事なことで。また自分の世界に閉じこもらないように、外の世界の楽しさを教えていくパルム。
作者からの返信
ご感想をありがとうございます。
個人的にはわがままというより、六歳くらいなら自然な願いだと思います。
ちいさい子が「お花屋さんになる」とか「仮面ライダーになりたい」と、自分の能力や立場を顧みずに自由に夢を描くことは、わがままではなく素敵なことだと思うのです。
ちいさな楽しいこと、好きなことを見つめて、つらい毎日を歩いていくのは、私たちも同じではないかと思っています。