第5話番外編:王子視線
この世界、いや、この国の貴族は政略結婚が主流で3歳に相手がほとんど決められる。この国の王子として生まれた僕は最初から自由が無い人生。それでも第一王子ではなくて第二王子で良かったとも思う。こんな厳しい生活なんて僕には無理。
...ふと中庭で見かけた女の子に声をかけた。ずっとお花を眺めているかわいらしい女の子。おもわず声をかけたのが始まり。中庭を通る度に探してしまう存在。...そんななか、婚約者の顔合わせで僕が赴くことに。短時間の初恋に別れを告げて。
―――
なんで君がここに居るんだろう。あの、お花の彼女。
そんなこときいてない。そんな偶然...。僕にはうれしい誤算だ。さっきお別れした初恋にまた出会った。もう放さない。
「...絶対にはなすもんか」
この立場を利用して僕の手の中に...。このときだけ王子でよかったなって...なんて。
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