会いたかった

@mutsuki1617

わたしの狂っていく世界

会いたかった、躊躇なくその思いは閉ざされた…


桜が舞う頃、私は高校生になっているのだろうか。それとも違う家で私なりの生活を送っているのだろうか。もうすぐ受験、集中しないといけない時期なのにまたかき回される。


中学生、新しい部を立ち上げ部長になり、生徒会役員もしていた。順風満帆な生活を崩したのは友人のいや、偽善者面したただの人間の一言…


歯車が狂いだしたのはそこからだろうか?


いつもそう。私はただの友達保険…親友と呼べる人はいない。いいように使われ、いいように捨てられる。

私はいなくてもいいんじゃないの?どうしろって言うの?いない方がいいんでしょ(笑)

自分が崩れて行く…


私の中学校は精神科病院。楽しいことなんかない。孤独、恐怖、自立…

私は狂い誰にも心のうちを見せなかった。そう、小さい頃から身に付けていた猫かぶりで…

あぁ、私もやつらと同じだったんだ…あはは人間ってなに?私ってなに?





やっと自我を取り戻し、同級生も興味を持っていたであろう化粧、恋、世界が少し色づき始めたと思った。でもまたかき回される。「親」1番近くにいて1番理解してくれてる。

そんなの嘘ただ理想の子供という型にねじ込まれていただけ。やっと着いた色もあっけなく塗りつぶす。

誰を信じていけばいいの?

もう誰も信じられない。また始まった…深い深い闇


事は突然。私の好きな人に会えるチャンスが急に来た。もう無理だと思っていた。すごく嬉しかった。こんな気持ちになったのはいつぶりだろう?しかし同じ週には受験が待っていた。内心会いに行きたい気持ちが強かった。

親はわかってくれると思っていた。


そんなの間違い…わかってなんかいやしない。

あっけなくそのチャンスは取り消されていた。お前がはっきりしなかったから…

は?

もう一体なんなの?結局あなたも偽善者のふりをしていた。私のなかであなたが崩れる


誰に頼ればいいの?私の本当の居場所はどこ…


この感情何処にぶつければいい?

結局私のせい…

私なんていても一緒…

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