第3話

小さい頃から今の今まで

ずっと嘘をつきながら生きてきた








周りの子に嫌われたくないから

1人になりたくないから

自分を取り繕って

嘘で自分のことを

〝完璧な人〟に仕立てあげた











家はお金もち





テストは100点しかとったことない





色んな有名人に会ったことがある












とか。

ありもしないことを口にして

友達をつくった




つもりだった。









最初の方はみんな

すごい!!って言って

友達になってくれた。



みんなからチヤホヤされるのが

嬉しくて仕方なかった。










だけどそんなのは一瞬で終わり




みんな〝嘘〟に気づいた。










そこから自分は1人ぼっちになった










嘘をついていたのだから

仕方のないこと。

自分がしたことが

自分に返ってきただけ












もう嘘をつくのは辞めて

また友達をつくろう











そう思っていたけど、

友達の作り方がわからなかった。










嘘で取り繕わない

自分なんて

なんの取り柄もない





取り柄もない自分なんて

嫌われるだけ。










みんなに嫌われるのが怖くて

1人になるのが怖くて










また 〝嘘〟 で出来た

自分をつくった

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ジブン。 しろ @m__17

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