第3話
詐欺師の記憶/Wednesday
人はよく他人に嘘をつく。
嘘をつくことは仕方のないことだと思う。
自分も嘘をつくことを許しているし他人に嘘をつかれても許している。
時々いろいろなジャンルの相談されるが全部その状況に応じていい嘘を教えてあげるのが僕の日常となりつつある。
さっきもメールで相談されたが完璧な嘘を作ってやった。このことが人として正しいかどうかわからないが、僕には嘘をつく才能があると信じている。誰も僕の嘘を見抜けない。僕は後に嘘がばれることを予期してメールを削除した。
そういえばさっきメールをしてきた奴。誰だろう?僕は人の名前と顔を覚えるのが本当に苦手だ。だからメールが来ても基本誰が送り主かわからない。まあメールが来たということは知り合いなんであろう。
今日も特に何もなく1日が終わった
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