4-1
彼女は平日の昼過ぎにして暇だった。
決して無職というわけではないのだが、それでもこう世界が平和だと、ヒーローにとっては暇を持て余してしまう——否、彼女の場合、怪人が現れたとしても、暇であることには変わりがない。
何をするでもなく、何処へ行くでもなく、彼女は近所を漫ろ歩いていた。毎日暇に押しつぶされそうな彼女は、ほとんど毎日こうして街中をぶらついている。
どうしてそんな無意味なことをしているのかは、彼女自身も解らない——否、解ってはいるが、判ろうとしていない。わかりたくないのだ。それは我がままな自分の人格を守るためであり、希薄なプライドのためであり、ある人物に対しての反抗でもあった。
街中を歩いていると、多くの人たちに声を掛けられる。先述の通り彼女がよく顔を出すからというのもひとつあるのだが、そんな要因を一蹴してしまう程にインパクトのある理由が、彼女の外見だった。
彼女は所謂ゴシック・アンド・ロリータ——通称ゴスロリと呼ばれる、フリルがたくさんついた黒を基調とするドレスを着飾っている。何かパーティがあるわけでも、イベントが催されるわけでもない。平時だ。
それなのに毎日そんな格好でいたら、当然注目を浴びるだろうし、顔を覚えられもするだろう。
それに加え、そんな陰りを感じる黒を打消さんばかりの派手な色合いである頭髪が、彼女の印象を決定的なものへ昇華させている。その髪は濃い目の桃色だ。二つに結わえられたその髪は、周囲の目を容易にくぎ付けにする。毒々しさすら感じる極彩色は、まさに目に毒になりそうな程だ。
また、百五十センチメートルに届くか届かないかの身の丈しかない矮躯に似つかわしくない厳然たるその目つきは、成人一歩手前という若さを感じさせないものだった。
一般人からは有名ではないヒーローの彼女であっても、彼女という存在自体が——この地域限定で——有名であるため、歩くたびにあちらこちらから名前を呼ばれる。
「レイナちゃん! 今日もパトロール? えらいねぇ」
優しい声色で彼女——レイナを褒めそやすのは、タイ焼きを焼いているおばちゃんだった。おばちゃんはお節介が特段好きらしく、見た目が非行少女ならぬ、別の世界へ飛行少女である彼女に対しても、会うたびに話し掛けている。
「だからパトロールなんかしてねぇって! 俺は怪人が出たら一目散に逃げんだから、期待すんな!」
レイナは、多少言葉は違えど幾度と同じやり取りをしているからか、おばちゃんの性格を知っているようで、ちらりと顔を一瞥して怒鳴り、さっさと歩いて素通りしてしまう。おばちゃんもそれに気を悪くすることなく、「期待してるよぉ!」と朗らかに伝えるだけだった。
また少し歩くと、平日の昼間にも拘らずコンビニ前で屯している男子学生に声を掛けられる。金髪に染め上げられていたり剃りこみが入っていたりで、派手だが俗悪な様相——レイナ程ではないが——ではあるのだが、律儀に制服を着ている学生たちは、少しばかり滑稽に見えた。
「レイさん、どもっす」
そんなありふれた三人の不良の一人、金髪の男が、レイナにぺこりと頭を下げ軽く挨拶をする。
「だから、てめぇらコンビニの前で屯ってたらクソ邪魔だっつったろーが。俺が入れねえんだよ! さっさと退け!」
レイナが彼らに一喝すると、そそくさと横へ場所を移す。
彼らも人が入れなくなるくらいに往来を邪魔しているわけではない。扉の前を占拠していたら店の人からクレームが来るだろうし、警察や学校、そこから伝わって親に連絡される可能性だってある。そんな『ダサい』結末は避けたい彼らは、人の邪魔になるような場所にはいない——ガラの悪い人等が屯していたら、それだけで精神的には邪魔者扱いなのだが。
レイナはそれでも彼らを退かす。何かと理由をつけるが、些か正鵠を射ているとは言い難い。
だが、そんなレイナに口答えをするような人間はこの地域には存在しない。
彼女は顔を顰め不良生たちを睨む。彼らはニコニコと表面上は笑って、恐怖を無理やり押さえつけてやり過ごした。
コンビニに入ったレイナが真っ先に向かったのはATMだった。基本的に現金やクレジットカード等々といった金銭を持ち歩かない彼女にとって、消費者としての存在を全うするためには、まずお金を引き出す必要がある。
肩から掛けてある小さなポシェットから取り出したのはピンク色の長財布だった。中を確認するとカード類が几帳面にしまわれており、それ以外は綺麗さっぱりと空っぽだった。
千円札を十枚引き出し財布へと入れ、その財布を再びポシェットへしまう。コンビニで買い物するつもりは無いようで、堂々とした足取りで出入り口を潜って行った。
「お疲れさまっした」
大したことなどやっていないレイナに、頭を下げる学生たち。
「おう」
やはりレイナは彼らを一瞥するだけに留め、緩慢だが確実にその場を離れていく。学生たちも世間話に花を咲かせようなどとは思っていない、レイナを止める理由もなく、カッコいいのだか可愛いのだかわからない彼女の後姿をただ黙って見送った。
それから何度も声を掛けられるが、その度に口汚く、時には誹り憚らずに返す。
数多の挨拶の果てに見えたのは、見知らぬラーメン屋だった。どうやら隣の地域まで歩みを進めていたらしい。
時計の針も頂点を過ぎてから一時間程経過していた。そろそろ胃に何かを入れなければ、身体が勝手に空腹を訴えるだろう。女性らしからぬ言動をする彼女であっても、奇想天外な身形であっても、腹鳴を他人に聞かれることは恥ずかしいことだった。
レイナは店に近づく。
しかし、鼻孔へ闖入してくる濃い臭気にレイナは足を止めた。
表情は陰りを見せその足は歩みを拒んでいる。
ほんの少しばかり考えるような素振り——左手で口元を覆い隠す——を見せると、くるりと踵を返し、元来た道を戻っていった。
レイナの表情の強張り方は剣呑な程だった。先程まで街にいた人々と話をしていた時も常に不機嫌そうではあったが、今はそれ以上に憤りを感じさせる形相だ。
「——チッ、クソが……!」
苛々の捌け口が見つからず、汚い口調で独り言ちる。幸い人通りが少なくなったタイミングだったため、その何かに宛てた怨言を聞く者はいなかった。
相も変わらず不機嫌な様相を隠すことなく顕わにさせながら通りを歩くレイナだったが、そろそろ何でもいいので昼食をとらなければと改めて思い直し、その地点から最も近くにあったハンバーガーショップへと足を運んだ。
注文を取るためレジへ着くと、担当している店員が目を見開き、珍獣を目にしているかのような表情でレイナを捉えていた。
——新人か? レイナは胸についている名札を見る。そこには研修中の文字が名前よりも大きく書かれていた。
「ご、ご注文は、をお伺いいたす——ます」
台詞を噛み倒し何を言っているのかを解読しなければわからない程だったが、レイナは店員の言動など今更どうでも良い。
——今時俺を知らない奴がここら辺にいるのか。
レイナは少しおちょくってやろうかと加虐心が芽生えるが、しかしこの空腹感をいち早く排除したい気持ちが強い。
ハンバーガーセットを頼み店内で食す。
今しがたの店員以外はレイナのことをマジマジと見たりはしない。そこにド派手な格好をした人間がいるのが然も当たり前かのような態度だった。
そう時間はかからず食べ終わると、何時ぞやの漫ろ歩きとは打って変わって、明確な目的地を持って歩き出した。
そうしてレイナが着いた先はゲームセンターだった。彼女は意気揚々とその門扉をくぐる。
人と会話が出来ないくらいのけたたましく鳴り響く電子音に塗れながらも、さりとて表情を崩すことなく、むしろ意気盛んな様子でレイナは奥へと進んでいく。
一番最初に行うのは両替だ。九枚ある千円札をすべて百円へと両替すると、目つきは鋭いままに口元を綻ばせる。
次に向かう先は少し奥まった位置にあるアーケード筐体だ。オンラインで他者と対戦出来る格闘ゲームの中でも、もっとも有名どころであるそのゲームに、レイナは執心だった。
彼女はここ最近毎日ここへ足を運んでいる。このゲームにはランクと呼ばれる、所謂自身の腕前の強さを表す指標があるのだが、それを上げることに躍起になっていた。現在レイナのランクは十一位。あと一ランク上げればトップ十入りということで、いつも以上に張り切っているのだ。
「っしゃ来いやクソ雑魚ども!」
レイナはボタンをリズミカルに叩いて対戦相手を待つ。レバーの動きはレイナが動かしているのではなく、レバー自身が動いてそれに手をくっつけているだけのようにも見える。それ程までに人間離れした動きだった。
「来た来た、カモが来たぜ!」
燃え滾る情熱をその瞳に宿らせ、焼け焦がす残酷さをその口元に含ませたレイナは、やっと来た対戦相手のランクを見て鼻で笑う。
実際、その試合の展開は終始レイナの優勢で終わった。
「腕慣らしにもなりゃしねえな」
届かぬ相手に煽り文句を放つ。しかし、続いてマッチした相手はランクがレイナと近く、そして彼女が苦手としているキャラクターを使っていた。渋面を露わにして本日何度目になるかわからない悪態を吐くが、そんなことをしても相手が変わったりキャラクターが変わったりすることなどありえない。むしろ、苦手だと再認識してしまうことによって動きもどこかぎこちなく、結果、案の定負けてしまった。
「クソがっ! ンだよ!」
マナー悪く筐体を蹴り飛ばす。ガチャガチャと喧しい騒音によってかき消されてしまったが、いつの間にやら隣に座っていた男性には、当然の如く気付かれてしまう。
びくりと身を震わすそのしぐさに気が付き、レイナは隣を睨み付ける。彼女の目から漏れる凄みは、まるで軍隊の指揮官のように厳しいものだった。
レイナに睨まれた彼は、なるべく彼女を刺激しないよう、何とも思っていないぞ、と言いたげな無表情を何とか拵え、未だプレイ中のゲームをそのままにその場から離れていってしまう。
「逃げるこたぁねえだろうよ……」
レイナは不機嫌の方向性を少し内向的なものへと変え、拗ねたように「ふん!」と鼻を鳴らすと、再び自身のプレイ画面へと戻る。
それから幾度と敵を倒し敵に倒されを繰り返していると、鼓膜が破れんばかりの大音量で店内放送が鳴り響いた。
「只今、外出禁止警報発令中。お客様は店内から出ないでください。繰り返します、外出禁止警報発令中。警報が解かれるまで、お客様は店外へ出ないでください」
どうやら怪害騒動が起きているらしい。レイナは少しだけ放送に耳を傾けたが、他人事のようにすぐさまゲームへと意識を向ける。
「よっしゃあぁ!」
そんな達成感がありありと伝わる感嘆の言葉を発したのは、警報が鳴ってからすぐだった。今日こそはと息巻いていた目標——ランクトップ十入りを無事に達成出来たのだ。
勿論、ランクなど入れ代わり立ち代わりで変動するものである。だが、未踏の地に一度でも踏み入れたというその事実が、レイナの欲していたものだった。
レイナは財布を開く。中には百円硬貨がすっかりなくなっていた。
「ギリだったな……」
レイナは心から安堵する。彼女は自分ルールがあり、ゲームは一日一万円と決めているのだ。ヒーローという職業柄、お金に困るということはないのだが、彼女の中で何か引っかかるものを感じ制限をかけていた。ルールを破ることなく目標を達成出来たその恍惚感に、レイナはどっぷりと酔いしれた。
平日ということもあり客足がほとんどないとはいえ、ゲームをしもしないのにいつまでも居座るのはいただけない。レイナは興奮冷めやらぬ思いのまま、非常に満足そうな顔で出口へ向かう。
「あれ? レイちゃん、今日も来てたんだ」
出入り口の前を塞ぐように立っている女店員が、レイナへ向けて声を掛ける。
「毎日来てるっつーの。まあでも、明日は休みかもな」
レイナはランクが上がったあの瞬間を思い出し、ニヤニヤと笑みをこぼす。
「悪い顔ぉ。何か企んでるの?」
「楽しそうに笑ってんだよ!」
「あっそうだったんだ、目つき悪いから悪だくみしてるのかと」
「……うっせ、ぶっ殺すぞ」
その悪いと言われる目つきを一層劣悪にして、女性店員を睨み付ける。しかし女性店員は「ほらその顔、怖ーい」と全く気圧されることなく愉快そうに応える。
「邪魔だ、出れねえだろ。ぶっ飛ばすぞ」
レイナが鬱陶しそうに女性店員へ脅迫めいた言葉を投げ掛ける。
「レイちゃん、聞いてなかったの? 怪人が出たんだって、外出禁止だよ」
女性店員は淡々と話す。あれ程の爆音での店内放送だったのだ、知らないわけがない。
「わあってんだよ。怪人くらい何だってんだよ。お前、俺をナニモンだと思ってんだ?」
レイナは凄んで女店員に迫る。肉薄するその様は、クレーマーの客が店員に難癖を擦り付けているようにしか見えない。
「うーん、おかしな格好をした変な人かな?」
人形のような恰好をしているレイナのつま先から、二つに結わいた髪の毛の先までを舐めるように見まわすと、至って真面目な風貌で言えて妙な台詞を放つ。
「ヒーローだっつーの!」
レイナは叫び女店員を無理やり退かす。「うわあ」と棒読みに近い発音で女店員は驚嘆——していないこと——を示した。
自動ドアを潜り、機械音だけでなく人間の喧騒を後にするレイナは、元々歪んでいる表情を更に顰めた。
店内は気温という感覚を忘れる程最適な温度に保たれていたが、店を出たとたん夏らしい熱気が纏わりつくように襲いかかったからだ。
レイナは暑さに対してそこまで弱くはない——苦手だったら茹だるような猛暑にこのような格好はしていないだろう——しかし、寒暖の差というものは、まるで鎧兜や盾を身に着けていない、着の身着のままの状態で攻撃を喰らったようなものだ、気構えなしにその熱気を浴び、レイナは重ねて不機嫌になる。
レイナは数分前の出来事を思い出し、何とか心を幸せで満たした。
店を離れると、黄金色に輝く斜陽がレイナの瞳孔を縮ませた。どうやら知らぬ間に、大きく時間が経っていたようだ。
「ん、もう夕方かよ」
誰に宛てたわけでもないがつい緩くなった口元から独り言が漏れる。レイナはハッとして自分の周囲を見渡す。画期的な程特異な格好をしているのだ、独り言をぶつぶつとし続けている様子を見られたら、到頭乱心したのだと憂慮の目で見られかねない。
周囲に誰もいないことを確認したレイナは、そう言えば警報が出てるんだっけか、と思い出し頭を振って帰路へと就いた。
帰宅後のことを考えながら歩いていたその時、はたと気づいた。そう言えば丁度食料を切らしていた。このまま帰ってもひもじい思いをするか、買い物をするために再び街へと繰り出さなければならないだろう。
そんな面倒なことは御免だ、レイナはどうするかほんの一瞬思案すると、その足を再びコンビニへと向けた。
昼頃にも訪れたコンビニには、まだあの不良生たちが屯していた。
「おい、てめえら暇なのか……? いつまでもここにいんじゃねえよ」
素通りしようとしたのだが、外出禁止を勧告されているにも拘らず、日が傾くまで——傾いても居続ける彼らに目を疑い、好奇心で訊ねてみた。
すると彼らも驚いた様子で、いそいそと立ち上がり頭を下げてから答える。
「話し込んでたらいつの間にか日ぃ暮れちゃいやした」
人の往来がある中で辺りを気にせず話し込むとは、お前らは主婦か、と皮肉めいたツッコミは呆れて言えなかった。ただ短く「そうか」とポツリ呟くだけだった。
「さっさと帰れよ」
レイナは彼らの身を案じているつもりは毛頭ない。ただ、ほとんど毎日会話している人間が、怪害事の翌日から姿が見えないとなると多少心持ちは良くない。ここのコンビニを利用するたびに彼らのことを思い出し、今はどうしているのか、もしかしたら——などと余計なことを考えてしまうだろう。
つまるところ、レイナはそれが心配という感情の表れなのだと理解をしていなかった。
活気の良い返事を背中にレイナは自動ドアを潜る。こんな異常事態でも営業しているコンビニの方が異常だと思えたが、屋内に避難するという意味合いではここ程気軽に入れるところはないだろう。事実、幾人かが雑誌売り場で立ち読みをして時間を潰しているのが見える。
レイナは底の厚いブーツを小気味よく鳴らしながら、数時間前に訪れたATMへと再び赴く。下ろす金額はしかし千円と、最小限に留めていた。
彼女は千円札を片手に、二本に結われた髪の毛と服の袖や裾を優雅に揺り動かしつつ店内を物色する。
そうして練り歩いた結果にレイナが手にしていたものは、おにぎり二つと菓子パン一つ、水の入ったペットボトル一本だった。うら若き女性の夕食とは言い難い。
だが慣れたものであるレイナは、手早く会計を済ませ、レジ袋片手に颯爽と街路へと出る。
その時、ちょうど解散しようと纏まったのか、不良生たちがバイクのエンジンをかけていた。
「あっ、レイさん! 送ってきましょうか?」
ヘルメットを被り誰なのか判別つかなかったが、不良生の中で腹立たしくも『レイさん』と呼ぶのは、先程からしつこいくらいに話し掛けてくるあの金髪男しかおらず、送ってくなどというお節介もまた彼だと裏付けるものだった。
「黙れ、ぶっ飛ばすぞ。てめえらと仲良しごっこするつもりはねえんだよ。つかてめえ、免許取ってまだ一年経ってねえだろうが!」
レイナは猛獣のように吠えると、不良生は「あー、そうっすね」と含み笑いをしてから一言別れの挨拶をする。重厚な排気音を唸らすと疾風迅雷で走り去っていった。
ようやく静かになったコンビニ前にレイナは佇む。
——怪人騒ぎは一体どれ程拡大しているのか。
そんなこと考えても無駄だ、レイナは小さく舌打ちをし、家でゲームの練習でもするか、と再び帰路に就こうとした。
ピピピッ、ピピピッ——とポシェットの中から電子音が聞こえたのはその時だ。
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