第32話 守護《まも》るべき者……

「今までのボクなら……

 困難な事があれば逃げていた……

 でも、これからは違う!!」

ユウ……!!」ルナが僕を見つめた。


「ボクには腕力もないし喧嘩も弱いし勇気もない……

 ジャスティス キッドの足元にも及ばない……

 でも…… 初めて、ボクに守護まもるべき者が出来たンだ!!」


守護まもるべきモノ……」

 弁護士は聞き返した。

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