異世界転移1章2話

落下から20分が経った。[お爺ちゃん酷(ひど)いことしたね。祐太怪我(けが)ない?]


「そう…です…ね ………怪我(けが)…さりり…の頭(あたま)が…れふ」



「壊(こわ)れたロボットみたいだね。後は私に喧嘩(けんか)売ってるよね?」


「いいえ……ささり……には……けんか……は…うてっ……いま……へん」


困(こま)ってる仕草(しぐさ)をする。[本当(ほんとう)に大丈夫(だいじょうぶ)なの?]


体を揺(ゆ)らす。[沙梨ン……さん……怖(こわ)…いれふ くる……ひい……れふ]


揺(ゆ)らすのを止めた。沙梨はおんぶして宿屋(やどや)にいった。

目を覚ますとベッド上にいた。


[やっと起きた]


話かけたのは沙梨だった。「何故(なぜ )僕(ぼく)はベッド上にいるのですか?」


悲しい顔をする。


[私を無理矢理(むりやり)ベッドで襲(おそ)ったのに酷い]


手で顔隠す。[ごめんなさい僕(ぼく)は今日(きょう)から犯罪者(はんざいしゃ)なりました。]


[冗談(じょうだん)だよ]


笑う。[素直過(すなおすぎ)ぎるよ]


と笑いながら話す。[沙梨さん、意地悪(いじわる)です。]


むっとしていた。抱き付き[ごめんね、祐太]


泣きそうな声で謝る。[許(ゆる)してあげるには条件(じょうけん)があります。】


照(て)れ臭(くさ)く「離(はな)れないでね沙梨さん」


「祐太君、可愛いよそれと私に利(き)があるの?」


とっさに「え?どういう事?」


とぼける。


「私魅力(みりょく)ないのかな?」


と悲しげに下を向く


「いいえ面倒見(めんどうみ)がよく可愛(かわい)く優(やさ)しいよ」


照れくさく言う。「ありがと祐太も可愛いよ」


と抱きつき照れくさく言う祐太は「ありがとございます沙梨さん」

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