異世界転移(魔物)5

「私の祐君に何している」

沙梨に飛(と)び蹴(け)りする少女沙梨はかます。「ぐふ 急(きゅう)に飛び蹴りとか酷(ひど)い美香(みか)ちゃん急でなくても駄目(だめ)だけど」

祐太が注意(ちゅうい)する「それで、何故(なぜ)美香ちゃんがいるの?! もしかしてお兄(にい)ちゃんもいるの?」

「おう 久(ひさ)しぶりだな祐太と嬢(じょう)ちゃん」

20代(だい)くらいの男性(だんせい)

抱き付く祐太「どうした、急に甘(あま)えて」

「久しぶりだから、お兄ちゃんに甘えたく」

「気持(きもち)ちは嬉(うれ)しいが嬢ちゃんにも甘えてあげてくれ」

男性のお願いに照れ臭く「お姉ちゃん 」

いい抱き付く祐太に「ひゃあ ついにお姉ちゃん呼んでくれた 凄(すご)く嬉しい」

笑顔見せる沙梨「それで何故お兄ちゃん達がこの世界(せかい)に いるの?」

「水臭(みずくさ)いぞ、祐太 嬢ちゃんが倒れた知ったから飛んできたんだ」

男性が少し怒(おこ)っているように見えた

「祐太よ、いつまで嬢ちゃんに抱き付いているんだ」

「ごめんなさい、沙梨さん 少し顔(かお)赤(あか)い」

心配する祐太に美香は腹(はら)パンチし我(われ)にかえる。「あまりの嬉しさに仰天(ぎょうてん)していたわ」

元(もと)に戻(もど)る沙梨勢(いきお)いよく抱き付く祐太「今日(きょう)の祐太君はだだ甘だね。可愛い子」

余裕(よゆう)見せる「それで美香ちゃんと黒さんがいる本当(ほんとう)理由(わけ)教(おし)えてくれますか?」

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