赤木冬夏の回答。本気で小説家を目指してる人への7つ質問

赤キトーカ

冬夏の場合。小説家になるために


回答させていただきます。


質問1.何故、作家を目指そうと思ったんですか?また、どの作家になろうと思いましたか?(ラノベ、純文学、ライト文芸など)


森博嗣のような作家になりたかった。

ひとつの作品を、プロットを木の幹のように考えて、そこから枝が伸びていく。伸ばしていく。

すべてがひとつの作品のようになって、スピンオフのようであってスピンオフではない。大河的というか、伏線や秘密をたくさん散りばめて、読んだひとを驚かせる、楽しんでもらえる作品を書きたいと思った。

そして、お金。まだデビューもしていないけれど、します。

でも森博嗣は、作者の分際で読者の心を動かす作品を書けるのにこだしにするのがすごく嫌で。嫌いです。


質問2.プロットを書く際、工夫している事はなんですか?


自分の引き出しからしか、出せないから、引き出しにしまってあるものがなにかを、わかりやすくすること。

引き出しから取り出しやすくすること。

簡単にいえばメモ。

実話とか、フィクションとか、私小説とか、関係ない、読んで感じてくれるひとがいるように。



質問3.文章力を上げる為にどんな勉強をしていますか?


勉強という勉強はまだ、それほど考えていなくて。でも、

ひとの作品を読んで、言い回しや言葉を取り入れるよう努める。ATOKの類義語機能を見たり。


正直、わからない部分が多いです。

やはり読むことが大事なのかな



質問4.魅力的なキャラを書くためにどんな工夫もしくはどんなことを気をつけていますか?


裏や表があって、「何だろうこいつ」と思わせておいて、実はこんなキャラだった、という設定。

でもたぶんそれだと、最後まで読んでもらえないとわかってもらえないかもしれなくて。

小説途中で投げ出すことは珍しくないから、

メリハリをつける。


文章の視点をコロコロ変える。

「前の章では『私』だったのが次の章では三人称になってる、だめじゃん」は、あまり気にしない。

わかっててやっている。


質問5.風景描写、心理、人物描写において大切にしている事や読者により的確にイメージさせやすくするためにしている事はなんですか?


間。

活字なら「……」

しかないところを、

「……。」とか、

「……。!」とか、

ふつうやらない表記をした。こだわりがある。

頭の中の映像をそのまま文章にできるくらいに、イメージから書いていくようになりたい。


質問6.長編を書く際、同じ物語を書き続けるコツはありますか?


ないです

意志だけだと思います

疲れた仕事帰り、重いPCを開いてカフェに入って1000円コーヒー飲む。でもなにも書けない

そんな日が続いて。それでも書いて


書こうとキーに触れ続けて打ち続けていれば、少しずつでも進んでいけた

それが喜びだった 楽しかった 過去形じゃない 楽しい


質問7.この作家やこの作品は、物語を書く上で勉強になる。という作家や作品を教えてください


強いて言えば森博嗣

1シリーズ11冊くらいで3.4.シリーズとかたくさんあって

1シリーズの主人公が全く別のシリーズに一瞬しか登場しない人物そのものだったり、読んでいて驚愕する。

もともとそういうものを描きたかった。


文章力は島田荘司。

本当に優れた小説家は、本当に文章が滑らかで。すっと心に入ってくる。

天才だと思う。

文章力は島田荘司だと思う。


キャラ立ては、西尾維新とかもいいけど、ひぐらしのなく頃にの竜騎士07はすごいと思う。20人以上のキャラクタひとりひとりがすさまじい鋭さを持っている。うみねこのなく頃にが特に。

参考になると思う。


基本的に、叙述トリックが大好き

小説に詩を込めていきたい。

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