世界一の反戦歌

小川貴央

第1話 花はどこへ行った


「人はいつになったら悟るのだろう」


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世界一有名な反戦歌、世界中の


歌手が歌っている


しかし歌詞からは「反戦」や「平和」


などの言葉は一つも入ってない


あるのは、ただ少女が愛した若者が


戦地で死に、眠る墓の上に花が咲き


また誰か他の少女が摘み取って行く


人間の悲惨な輪廻を暗示的教訓の歌詞で


反復することで訴求力を強調し、徳育に


資する意図が覗える。


然し余りにも虚しく哀しい悲壮感が漂う


何故かこの曲をいつも聴いているのは


自己の死生観に共鳴する所以があるの


だろうか・・・?

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世界一の反戦歌 小川貴央 @nmikky

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