応援コメント

小さな恋のメロディ(12)」への応援コメント

  • インタビュアーとしても一人の人間としてもまだまだ未熟な真美ちゃん(高校生だからそれは当然)と、それらを織り込み済みで答える園長とのやりとり、うまいなー。ただ単に説明するだけの回になってない。「園長さんが今いちばん困っていることはなんですか?」のところとか、むっちゃ好き。「困ってること」「問題点・課題」はある種万能の質問ですけど、抽象的なので実は使い方が難しいんですよね。すみません、なんか細かな部分のことですけど。

    作者からの返信

    えへ。堅苦しくならないように真美ちゃんにインタビュアーをやってもらいました。そうですよね、真っ当な家庭で育った高校生ならこういう反応です。

    「困ってること」ほんとそうです。スクールカウンセラーでも子どもに「困っていることはない?」って訊くんですよ。アホか―。そんな質問の仕方じゃ「ない」って答えるに決まってるじゃんか。

    真美ちゃんへのフォローは俊くんがやってくれる模様です(笑)

  • 里親や施設のことなど、どこまでまわりに話すのが正解かはその時々によって変わると思いますが、余計な偏見や気遣いは一つでもなくなっていってほしいです。

    預ける親にもそれぞれの事情があるのでしょう。一見、実の親と一緒にいるのがいいようにも思えますが、そうとも限らないのですよね。
    子供達にとって、最も幸せになれる選択をしてくれたらと思わずにはいられません。

    作者からの返信

    そうですね、ケースバイケースです。本人の想いを汲み取ってあげることが大切ですよね。
    そうなんです、余計な気遣いは偏見に他ならないのです。気をつけねば。

    既存の価値観にとらわれないで、その人にとって何が幸せなのかの選択を認めあえる社会になればいいですよね。

  • >「自分の事情を隠さずに、身近な人には明かしておいた方がいいという考えです。何かの拍子に気まずい雰囲気になったり、陰で間違った詮索をされるより、最初から知っておいてもらった方が誤解が少なく済むのではないかと思うのです。誠実に打ち明けたことに対して、相手の方がどういう対応をするのかは、その人自身の問題だと私は思うのです」

     ここはむつかしい問題ですよね?
     隠すとどうしても後ろめたさが付きまとうものですし。

    >「すべての子どもにとって、親と一緒にいることが安全とは限りませんから。その観点から言えば、最悪の事態になる前に親が自ら子どもを手放すことが増えても良いと私は思っています。血縁ありきの子育てに縛られることはないのですし」
    「でも、それって、子どもを捨てるみたいじゃないですか?」
    「子どもと自分を守るために、助けを求める勇気も必要だと思うのですよ」

     子どもを殺す母親だっていますしね。
     そのケースは、殺される子どもが不幸なのはもちろんですが、母親の方だって不幸なのだと思います。
     妊娠したことを『おめでた』と称することがありますが、それはその男女が結婚して子どもを育てていける場合。
     望まない妊娠は多くが不幸――特に母親にとっては人生を左右するほどの不幸――になります★
     男性はことが済んだら、あとは知らぬ存ぜぬで、女性ばかりが苦しまなければならないのは、不公平だと感じます。
     『出来ちゃったら下ろせばいい』?
     そんな単純な話じゃねえよ! と。そもそも堕胎は犯罪ですし。実質的には『堕胎罪』は、日本では機能しておりませんが。

     様々な事情で生みの母親が育てられない場合に、社会的に救済するシステムは絶対に必要ですよね?
     でも現状は、そういったシステムは見当たらない。
     『善意ある人々の好意』にしか拠り所がないのは、どうなのでしょうか?

     かつて、『こうのとりのゆりかご』が話題になりましたが、国や地方自治体が、『子どもを育てられない』あるいは、現役の高校生等のように若くて経済的にも自立していないなどの理由で『一時的に育てられない』等の場合の社会的な制度は必要なのじゃないかな?

     取り敢えず、男は『結婚して一緒に子どもを育てていく覚悟』がない以上は避妊しろ! と言っておきます。

     と、こういった真面目な話を応援コメントに書くのは、良いのかな? 近況のノートにお邪魔するべきなのか迷います💫

     奈月先生はさすがですよね☆ 物語としての面白さを保ちつつ、社会的なテーマを取り上げられている。
     その手腕を自作に取り入れられないか、常に注目しています。

    作者からの返信

    難しいね、ひとりひとり違うのだから、ひとりひとり別のケアができなければ。

    あかちゃん縁組事業をやってるフローレンスの電話相談には、できちゃった→男に相談→男逃亡→親と疎遠で相談できる相手もいない(打ち明けて怒られるのもイヤ)→まごまごしてるあいだに中絶可能期間を過ぎる、っていうパターンが多いそうですよ!

    高校生の妊娠も、おろせおろせっていうんじゃなくて、未成熟な母親の出産育児をサポートする方向に切り替えた方がいいと思うの。海外ではティーンのお母さんが子どもを連れて通える学校があるというし。

    ここで読者が離れてしまわないよう、祈ります。

  • おや?何か不穏な気配が。
    しかしなかなかこういうの難しいですよね。
    いつの世もどこの国でもこういう子供たちが存在することは忘れてはなりませんよね。恥ずかしながら今まで里親里子という人たちに会ったことが一度もないので、なかなか実感を持って考えられないです。

    作者からの返信

    そうなんですよね。知らなければそれはないことと同じだし、同じ学校にそういう子たちがいたのだとしても知らなかっただけの可能性が。だから隠すよりも拡散して問題をみんなで共有するべきなのですが、考え方感じ方は人それぞれだし、日本ではオープンにするという行動が難しい。まずは拒絶せずに認めることができるようにならねば、だなーと。

  • 全ての親が、ちゃんと子供を育てられるわけではないですからねえ。
    施設に預けられた子供は、最初はショックかもしれませんけど、ここに来れてよかったと思えるような仕組みを、作っていけたらいいですね。

    さて、丸山園長は、渉に話があるのでしょうか?

    作者からの返信

    そうなんです。社会全体で子どもたちを守っていけるようにならないとって感じます。

    さて、園長はどんな話をするのか……