リンコと毛布 『第23弾 〇ッチなカラダ』
【名前】リンコ
【性別】女
【年齢】不明
【父母】(父)マッチ箱 (母)人間の女
【体質】(自慰行為等で)性的なオルガズムに達すると、言葉通り、周りを燃え上がらせてしまう
※実際に、小学生時代に当時の家を半焼させている
【名前】毛布
【性別】男
【年齢】不明
【売価】税込3,980円
【体質】ポリエステル100%
*彼女たちの登場作品*
【ややホラー風味な】〇ッチなカラダ【ショートショート第23弾】
⇒https://kakuyomu.jp/works/1177354054888238892
リンコは、”マッチ箱の父”と人間の女である母との間に生まれた娘。
彼女の母は人ではなく、物を愛する者であった。そして、摩訶不思議なことに、マッチ箱との間に娘・リンコを授かる。
見た目は、どこから見ても人間の女であるリンコだが、マッチ箱の父の血を引いているだけあって、自慰行為などでオルガズムに達すると周りを燃え上がらせてしまうという超厄介な体質の持ち主だ。
そんな彼女もまた、母と同じく”物を愛する者”であった。
彼女が愛してしまったのは、5年前にホームセンターで一目惚れしたポリエステル100%の毛布だ。
そして、毛布もリンコを愛しており、彼女のマッチなカラダを包み込み、温めたいと……
人間と物の垣根を越えた相思相愛のカップルが、燃え上がる炎の中で愛し合うのは別に構わない。
しかし、彼女たちが”自分たちの体質”を考慮せずに愛し合う場所は、彼女たちの他44世帯が暮らしているマンションの一室であり、屋外の空気も乾燥しているうえ強い風までもが吹いている。
自分たちの性行為によって、火災が起き周りに住む人々を巻き込んでしまうであろうことは明白である。
それにも関わらず、自分たちだけ愛の絶頂に達することを優先している”自己中心性”により、本企画に登場させた。
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