★完結済み★『【８エピソード予定】ルノルマン・カードに導かれし物語たちよ！』

【名前】平良　実葉

【読み】たいら　みは

【性別】女

【年齢】５才（幼稚園に通ってます）

＊登場作品＊

【８エピソード予定】ルノルマン・カードに導かれし物語たちよ！

⇒『Episode４　あどけなき皮（※猟奇＆胸糞、そして長文注意です！）』

　なずみ智子が製造したサイコの中では、最年少である。

　わずか５才の幼稚園児・実葉は、陰湿なママ友いじめにあっていたママ・葉子を救うために、ある”猟奇的で胸糞な策”を弄する。

　そして、実葉は、”ママの複数の敵”を一括で排除することに成功する。なんと、恐ろしい子。

【実葉の大好きなママの敵たち】

・　ママ友いじめのリーダーである、美優華（みゅうか）ちゃんとと颯穐（りゅうき）くんのママ

・　最初は実葉のママと友達だったのに、ママ友いじめに子分格として加わるようになった恵都（けいと）ちゃんのママ

・　公園の横の門扉の無い一軒家に住んでいるおじさんと、おじさんが従えている凶暴なワンちゃん

【実葉がしたこと】

　実葉と、いっつも”落ち着きがなく暴れん坊の恵都ちゃん”は背格好がとてつもなく似ていた。実葉は、恵都ちゃんが着ていたものと類似したワンピースを身にまとい、ベビーカーの中の颯穐くんを連れ出す。

　そして、連れ出した颯穐くんを、凶暴なワンちゃんがいるおじさんの家の庭へと置いてきた。

　当然、颯穐くんはワンちゃんに噛まれて振り回され、命こそ助かったものの、惨たらしいことに。

　”無実の恵都ちゃん”が、颯穐くんを酷い目に遭わせた犯人とされてしまった。

　実葉は、短編『それは愛のアラーム』の木田鳴奈のような天然系ではなく、５才ながら想像力と観察力に優れているうえ、冷静で抜け目がなく知能が高いサイコである。

　無差別に他人に危害を加えはしないが、ひとたび彼女に狙いを定められたら終わり。

　そのうえ、なんと実葉は、全ての真相（美葉の罪）を知ったママ・葉子が精神的＆社会的＆経済的保身によって、実葉の犯罪の証拠を隠滅しようとすることまで、ちゃんと予測したうえで策を立てていたようだ。

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