第4話:初戦闘

冒険者ギルド行ってクエスト受けてこよ…


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「えー、ユウト様ですね?」

「あ、はいクエストを受けたいんですけど」

「はい、クエストですね。ユウト様はCランクですので…

この、ヘルハウンドの討伐がオススメですよ」

そうそう、昨日Cランクまで上げてもらったんだよね

「じゃあそれでお願いします」

「了解しました、ではヘルハウンドを39体討伐して来て下さい。」

行って来まーす

なんつってww

そういえば受付の人の名前知らないな…

今度聞いてみよ

「よお、ギルド登録は出来たか?」

「はい、おかげさまで…」

歩いてたらこの前の門番さんが声をかけて来た

そう言えばあの時のおっさんどうしてるんだろうな?

「クエストか?」

「はい、そうですね」

「来おつけて行ってこいよ!」

さて

草原まで来たんだが…

ヘルハウンドってどこに居るんだ?

空間把握!

お、森の方にそれらしい奴がいるぞ

気配を殺して…

気付くなよ…

そっと近ずいて…

手刀を落とす!

スパッ!ドサ!

………

あれ?

今の手刀だよね?

やばい…レベルとステータスって偉大だ…

初めて中型の生き物殺したんだけど何も感じないな…

まぁこの調子であと38匹やるぞ!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

全部手刀で終わった…

味気ないんだけど…

ここらに強い奴いないかな?

そうじゃん!

この辺に強いの居ないなら

強いのいる所に行けばいいじゃん!

空間把握!

あ、

あっちの方にすげぇ強い奴がいる

待ってろよ!

韋駄天!

身体能力超強化!

今行くからな!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


俺はグリード。

龍王グリードだ。

龍王とは竜の上位種族、龍の中で最も強いものがなる。

だが、今俺は感じた事の無い恐怖に襲われている。

今まで色んなことがあった…

幼馴染の龍を親友だと思っていた龍に取られたり

3頭の我が子が反抗期を迎えたり

先代の龍王に凄まれたり

5頭のライバルにリンチにされたり

鱗をひっくり返されたこともある…

だが、そのどれに対しても

恐怖しなかった俺が

今たった一人の人間に恐怖を感じている。

あれ?こいつ刀抜いてる…

やばい…殺される…

嫌だ!死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない…

俺は、まだ、死ねないんだ…

くっそォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ

「ぐぁあああああああああぁああああああああああ」

俺は運命を呪った。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ある山に着いた

ここにいる奴がここらで1番強いらしい

不気味に開いた穴に入る

するとそこには…

真っ黒な200メートルを超える巨大な龍がいた。

よし狩るか…

僕は愛刀を抜く。

いつから装備してたか?

最初からだが?

まぁいい

この刀の説明をしよう

この刀は

神刀、天之尾羽張アメノオハバリビ

RAITで入手出来る刀の中で最高レベル刀だ。

全てのレイドボスを100回ずつソロ討伐すれば手に入る

僕も入手出来るまであるとは思わなかった…

防具?

いつも着けてるじゃないか?

アバターで隠れてるだけだよ…

「ぐぁあああああああああぁああああああああああ」

この龍も殺る気らしいし

始めるか…

龍に向かって走る。

すれ違いざまに一閃!

効いていないようだ

じゃあこれはどうかな?

「絶技、雷神斬ウケラノス!」

その瞬間

僕の視界は白く染った

次の瞬間には山が抉れていた

簡単に言うとユウトの前にあった山がほとんど無くなっていた

マイン〇ラフトの核MODを爆発させたような感じだ。

何が起きたか説明しよう

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

まず雷神斬ウケラノスとは

ゼウスの武器ケラウノスに習った技だ

雷を刀に落とし、そのエネルギー全てを相手に叩きつけるのだ

その速度は光速にも及び、威力は雷が一斉に100以上同じ場所

同じタイミングで落ちるのと同等もしくはそれ以上の威力がある。

そんなものを放てばもちろん山も吹き飛ぶ…

それを考えなかったユウトは

まぁ、馬鹿なんだろうな…

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


そしてユウトは目を覚ました…

「あれ?ここどこだ?」

と言いながら

こいつ…マジでバカだな…

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どうでした?雑な戦闘描写?

もっとこうすれば良くなるとか

アドバイスあればどんどん言ってください!

今日のスキル!

空間把握

一定の空間全てを理解する

気配探知の上位互換

もちろんユウトくんはレベルMAXまで上げている

範囲は半径10キロの円の中

普通は100メートル程度

ユウトくんがおかしい。

次回!ついにヒロイン?

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