Novels and me

2021年のベスト10を選んでみた（本、映画）

　好きなもの、優れたものを選ぶのは好きだけど、ランキングするのはとても苦手。順位なんてつけられない。

　そんなことに気づいた2021年ですが、鑑賞者としての今年の記録を残しておきたい気持ちもあり、Twitterのタグに合わせて選んでみました。

■本

　#2021年の本ベスト約10冊

　#2021年に読んだ本ベスト10冊

　BUTTER／柚木麻子

　夜空に泳ぐチョコレートグラミー／町田そのこ

　今日のハチミツ、明日のわたし／寺地はるな

　これはただの夏／燃え殻

　スター／朝井リョウ

　正しい女たち／千早茜

　あちらにいる鬼／井上荒野

　ばにらさま／山本文緒

　白野真澄はしょうがない／奥田亜希子

　選ぶのが本当に難しい年間の10作にわたしの『アパートたまゆら』『炭酸水と犬』を選んでくださる方がたくさんいて、嬉しくて光栄で涙が出そうです。作家冥利に尽きます……。

　来年も本が出せるといいな。

■映画

　#2021年映画ベスト10

　#ほぼ2021年の映画

　※順不動、サブスクで観たもの含めます

　花束みたいな恋をした

　あの頃。

　街の上で

　82年生まれ、キム・ジヨン

　あのこは貴族

　私をくいとめて

　小さな恋のうた

　僕の好きな女の子

　劇場

　さよならくちびる

　何年も前から、移動時間くらいしか文化を摂取する時間をとれない忙しさが続いておりました。

　しかし今年３月、自分の２作品の出版を無事に終えて少し気持ちにゆとりができ、コロナ太り解消のためエアロバイクを漕ぎながらサブスクで映画を観るという習慣もできて、これまでの分を取り返すかのごとくいろいろな作品に触れることができて幸せでした。

　せっせと両脚を動かしながら感動でえぐえぐ泣いていたりする日々です。

　受信も発信もますます充実する2022年となりますように。わたしも、皆様も。