カクヨムロイヤリティプログラムに参加してみた
各回ごとに文体の異なることでおなじみのこのエッセイ、久々の更新である。今回はこんな感じでお届けしようと思う。
タイトルの通りであるが、カクヨムロイヤリティプログラムという新サービスが公示されてからというもの、その内容を熟読して納得し、いち早く登録をした小生である。
自分自身もサイトの一ユーザーとして、書き手であると同時に読み手である。目障りな広告はないに越したことはないと思う。
だが、よくあるゲームアプリの広告のように、広告の動画やURLを読者様がクリックしなければならないということはないとわかり安心できた。
サービス開始当時、「私は読者様にお金を払わせることなんてできません!」などと宣言している書き手も見かけたが、後日実装されるという投げ銭システムならまだしも、カクヨムが広告による収益の一部を還元するというだけの話なので、きっとその理解が充分にできていなかったのだろうと思われる。
クリック不要の広告を素通りするだけで作者がアドスコアというものを獲得でき、それに応じたリワードというものを現金化できるなら、そしてそれを執筆の上で役立ててもらえるなら、ファンとしては嬉しい限りだ。
小生の読者様にもそのように感じてもらえたら、と願いながら登録した。
運用開始後、自作にどのような広告が表示されるのか自分でも確認してみた。
スクロールに合わせてバナーがついてくるオーバーレイ広告でないことに、まずは安堵した。
内容はどうか。
有無を言わさず広告ががんがん表示されるエ◯リスタでは、レイプや近親相姦といった過激な内容の電子コミックのものも多く、不快になることも少なくない。
対して、カクヨムの広告は概ね比較的無害なものであった。少女漫画やBLのコミック、マックのバリューランチ、auのポイントプログラムなど。
『アパートたまゆら』に対して不動産会社の広告が出たときは、内容のマッチング具合に笑ってしまった。
さて、2019/10/1分からの広告表示pvが対象になるこのサービス、この3月でリワードが5桁に到達した。それもこれも、たくさんの、本当にご愛読のおかげである。
作品ページをご覧くださった方々ならびにそのきっかけを作ってくださった方々に、何度でも心からの感謝を捧げたい。
リワードとは、広告表示pvから弾きだされるアドスコアというものをさらにおよそ18で割ることで算出される数値である。いささかややこしいが、とにかく1リワード=1円である。
手数料も差し引かれるので、10,000円分以上獲得してから振込申請しようと思い定めていた。
申請ボタンを押してから9日目の日付で、金額は正しく入金された。通帳に印字された「KADOKAWA」の文字に心踊った。
別名義で活動しているエブ◯スタで2度、賞金の発生する入賞を果たしたことがあるため、今回の入金はweb小説の執筆で得たものとしては3度目となる。相変わらず無名無冠のままではあるが、執筆を続けてゆく上で大きなモチベーションアップとなった。
このお金は、純粋に執筆環境を充実させるため、あるいは良質な読書のために使いたいと思う。
蛇足ながら、カクヨムリワードの「リワード」がrewardのことであれば、「リウォード」がより適切な表記ではないだろうか。
STAR WARSが「スターワーズ」ではなく「スターウォーズ」であることと同じ理屈である。
さて今回はこんな感じでお届けしたが、次回は「いつもご愛読ありがとうございますっ♡♡」といった書き出しになる可能性もある。どうにも気まぐれな我が身を持て余してしまう。
聡明かつ寛容な読者様におかれては、このテンション及び文体の不同一についてご理解ご了承いただけると幸甚である。
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