第14話

 ―――――


 森林の管理は難しい。放置すれば野放図に拡大し、野生生物や厄介な害虫が市街地に押し寄せてくる。

 その対策は、単に地形的な広がりを防止するだけでは足りない。積もり続けた枯れ木や落ち葉は簡単に燃焼する炭素成分の塊であり、放置すればいずれ大規模な火災を発生させる。大地を人間にとって都合の良い状態に維持するためには、なんだかんだと手を加える必要があるのだ。


 限界区域内の森林管理をどの部署が行うかは、州によって扱いが違う。林野管理の専門部署を設立した方が効率的だという意見と、むしろ限界区域担当の仕事として組み込んだ方が責任を明確に出来るという意見。AIですら有効性について結論を出せないということは、どちらにもそれなりの得失があるという現実を意味している。

 そんな事情を反映して、北関東州が採用しているのは折衷案だ。原則としては環境対策課の担当だが、限界区域の管理上重要な区域は僕達の課も管理権限を持つ。そんな訳で僕達は今日、防火帯の作成に向かっていた。森林の一部を切り開くことで、火災の延焼を予防するのだ。


 既に現場では幾つもの作業機械が伐採作業を行っていた。次々と倒される木々が立てる響き。一応、絶滅危惧種の事前調査ぐらいはされているが、それ以外の生き物に対しては全く容赦が無い。巣ごと倒された木の上で、鳥達が怒りと悲しみの叫びを上げていた。

 今回の業務では、環境対策課からも2人が派遣されていた。メインの作業は土木作業機器が行い、キャリアーの群れがそれをサポートする。職員は主に不測の事態に備える立場だが、僕達と環境対策課の間でも仕事の割り振りは違う。

 成程。これは現代風の分業だな、と僕は思った。


「現場では、まだまだ機械任せには出来ない項目は多い。人間の存在価値はまだあるってことだな」

 班長の意見に僕は反論する。

「作ろうと思えば、同じ作業が出来るロボットぐらい作れるんじゃないでしょうか」

「可能ではあるだろうさ。だが資源効率的に見合わない。人間ってのは自然環境下での効率的な動作について、億年単位でチューニングされた生き物の末裔だ。当人達が思っているよりはずっと優秀なんだぜ」

 それに、と班長は続けた。

「わざわざロボットなんて作らなくても、そこらじゅうに居るんだ。使わなければ勿体ないってもんだろう」


 僕は環境対策課職員の作業を眺めた。

 勿論、機械のように素早くも力強くもない。しかし、要所要所で的確に動くことで全体の効率に寄与していることが分かる。

「本物の労働、ですか」

 僕は少年の言葉を思い出した。そんな様子を見て班長は笑う。

「労働は神が下した罰だからな。素直に刑期を勤める姿勢を見せれば、何か目を掛けてくれるかも知れんぞ」

 そう言った瞬間、注意情報が表示された。キャリアーが一台擱座したようだ。

「やれやれ。有り難くも労働の機会だ。功徳を積みにいくとしよう」

 宗教的に考えるとやたらにいい加減な言葉の使い方であるような気がしたが、あえて指摘はしなかった。とりあえず今は仕事だ。二人で足早に現場に向かう。


「お前さ。戦前の世界に対してどんなイメージを持ってる?」

 班長の問いかけに対し、僕は慎重に答えた。

「そうですね。正直、あまり良い感想は持ちようがないです」

 世界を滅ぼしかけた人々に対して好意的な評価を下すのは難しい。


 戦争で飛び交った核ミサイルは十数発。それは世界を焼き尽くすには若干不足していたが、それまであった人類の社会を破壊するには十分な数だった。

 続いた小規模な核の冬は大量の資源消費を招き、資源を巡る争いが、更に多くの資源を地上から無意味に消失させた。

 人類が滅亡せずに済んだのは奇跡のようなものだ。


「ただ何というか。一種、恵まれた世界でもあったような気がします。その点は少々羨ましくも思いますが」

 僕は軽く溜息をつく。恵まれていたのは、あくまでも当時の世界における一部でしかなかったという事実を僕達は知っている。そして。

「彼らの豊かさのツケを現代の人々が払っている現状を考えると、なんとも」

 少し進むと、またしても轍に嵌まり込んだキャリアーが見えた。こういう力仕事は僕達の担当だ。


「戦争が始まった経緯を聞くと馬鹿みたいに思えますね。なぜあんな間違いを犯したのかと。常識的な判断能力さえあれば避ける手段は幾らでもあったでしょうに」

 僕たちはキャリアーの前後に取り付いた。

「戦争が起きた最大の要因は資源の不足と言われてる。無秩序な人口増加と終わりの無い消費の拡大が招いた破綻」

 僕達はキャリアーの後部に取りついた。

「だが本質的な理由は別だろうな。当時の人々は余りにも宗教的な思想に囚われ過ぎて、現実への対処能力を失っていた。だから、目の前にあった当たり前の解決策を見つけることができなかったんだ」

 二人でタイミングを合わせて押す。

 前回よりも遥かに容易にキャリアーは動作を回復した。

 班長は軽く手を払いながら、苦々し気に付け加える。

「ポリティカルコレクトとカネ。厄介な神々を信仰したせいさ」


 視界に再びアラートが表示される。やれやれ。また別の一台にトラブルだ。

 僕が想像していたよりずっと作業は多かった。機械がスムーズに動くためにはほんの少しだけ、しかし決定的に大切な不足を補う必要がある。

 移動中、ごく自然に会話が再開された。

「ポリティカルコレクトというのが、僕には良く分からないんですよね」

 実現不可能な思想への忠誠。基本的にはそういったものだと聞いているけれど。

「現実的には意味の無い主張に従うって、変じゃないですか?」

「中世ヨーロッパの歴史は習っただろ。基本的にはアレと同じだ。実際、猛威を振るったのは主にキリスト教の影響力が強かった地域だしな」

 班長は指を折って数え始める。

「純化した善意には無限の価値があるという思想。信じることによって理想社会が訪れるという未来観。それを拒否した者に対する制裁。理論が異常に肥大している割に、実践の手法に関する考察が絶望的に乏しいこと」

「一種の先祖返り。啓蒙思想以前への遡りですか」

「ああ。勝手に空想した理想社会に辿り着くための仮定の方法。ポリティカルコレクトってのは、要するにそういった嘘のことさ」


 仕事の合間に班長の話は続いた。

「嘘をつかないこと。思ったことを正直に言うこと。他人を傷つけないこと。これらはどれも道徳的には正しいよな」

「ええ」

「だが、三つを同時に行うのは不可能だ。それを強制されたら、人間は嘘をつくか、黙るか、開き直って他人を傷つけるか。あとは気が狂うしか方法が無い」

 班長が僕に視線を向けた。

「さっき、戦前の時代は馬鹿みたいだと、言ったな」

「ええ」

「馬鹿って言葉の基になった故事を知ってるか?」

 さて。どこかで聞いたような気もするが思い出せない。

「古代に存在した権力者の逸話さ。宮廷に鹿を引いてこさせ、あれは馬だと言い張って周りの反応を見た。自分に迎合して馬だと言う奴は許したが、あれは鹿だと本当の事を言った連中は処刑された」


 笑いと嘆息。

「権力や権威によって現実をねじ曲げようとする、そんな愚かさを語った言葉なんだ。当時はまさに馬鹿げた社会だったと言える。無自覚な暴君達によって支配された世界さ。今になってみれば明らかに正しい現実的な方策の数々が、ポリティカルコネクトに背くという理由で潰されて行った」

「だからなんですかね。戦争に向かった時代の記録を見ると、僕には酔っ払いの集団にしか思えません。なぜああも不合理な行動を選択することが出来たのか」

「そうだな。まあ、確かに当時の人々は狂っていたとも言える。思考の二重性が社会全体に蔓延していたしな」

「二重性?」

「当時の人間だって物事の判断能力ぐらいはある。ポリティカルコレクトが実現不可能であること。一種の嘘であることは、ほとんどの人が気づいていた」

「気づいていたのなら、なぜ改めなかったんでしょう」

「不信仰の告白をした者は、断罪されたからだ」

 班長は当然のように言った。まさに暗黒時代のノリだ。

「そういう社会ではな。人々はとりあえず口先で信じるフリをしつつ、現実には別の行動を選択するようになる。それでいてその理由を説明するときには、自分がポリティカルコレクトを心から信じているという論理で飾り立てるんだ。だが、そんな行動を続けていると、人間は徐々に正常な判断能力を失っていく。自発的に狂うしか生き延びる道が無かった。そう表現してもいい」


 次のトラブルはパワーステーションで発生していた。バッテリーパックの固定機構が動作不良を起こし、身動きの取れなくなったキャリアーが僕たちを待っていた。

「接続部が変形してる。力任せに外そうとするなよ」

 交換の際の角度が良くなかったらしい。機械もミスをすることはあるんだと、僕は妙なところで感心していた。

 班長が僕に故障対応のコツを教えてくれた。最悪現場で破損してもよいパーツと、絶対に守るべきでないパーツ。

「基本は自走能力の維持だ。キャリアーが自力で動けるなら回収は容易だろ。修理工場に走らせればそれで済む。だが、動けなくなったら手間は数倍じゃ利かない」


 指示に従って慣れない作業が続けられる。

「ですけど、どうしてポリティカルコレクトなんてものが生まれたんでしょうね」

「言ってみれば、そいつは思考のショートカットから始まる。人間は怠け好きな生き物だ。可能な限り労力を省こうとした、その結果さ」

「ショートカット?」

「例えば円の面積を計算するとき、その度に円周率の証明からスタートする奴は居ないだろう? それより三.一四とかの近似値を正解として覚えこみ、大体正しい結果を得た方が楽に決まってる」

「ええ。普通はそうするでしょうね」

「それはそれで間違ってはいない。成果に見合わない余計な労力をかけるのは無駄でしかないからな。だがそのうち円周率とは三.一四が正しく、三.一四一五九二なんて考えは異端だとか、楕円は邪悪な存在だとか言い出す奴らが現れてくる」

 班長は肩を竦めてみせた。

「本質を理解していないから、自分が丸覚えした正解から逃れることが出来なくなるんだ。宗教が引き起こす問題ってのは、結局のところいつもそれさ」


 主客の転倒、という訳か。理解を簡単にするための手段であったものが、やがて絶対的な正解にすり替えられてしまう。

「社会を維持し、機能させるには道徳って概念が欠かせない。人間の生存にとって塩分や糖分が必須であるようにな。だが、塩分と糖分の摂取量を増やせるだけ増やせば、それで人が健康になる訳じゃない。どんな要素だって全体とのバランス無しには語れないんだが、その点の考察を欠くと……よし、もういいぞ」

 最後に僕は少しだけ力を入れて部品を引き抜いた。作業が完了する。

「宗教を信ずる者は、永遠の真理があると説く。だが、世界の真実は時代によって変化するものだ。ゆえに宗教的思考で政治を行う者は、いずれ必ず現実への対処能力を失って滅んでいく」

 班長は破損したパーツをトレイに投げ込んだ。逆さまになったそれを積んだまま、キャリアーが動き出す。

「昔の政治指導者の言葉だが、卓見と言うべきだろうな。過去の偉大な存在が、全ての問題を解決する処方箋を用意してくれているなんて考えは、単なる甘えさ。お気軽に作り出した真理に縋るのは、良くて思考停止でしかない」



 機械の群れによって倒された木々がまとめられていく。作業を効率化するため、全ての木を伐採する手間はかけない。延焼防止の措置をした後で着火。いわば小規模な山火事を発生させることで一帯の可燃物を取り除くのだ。

「木材を回収してアルコール化とかはしないんですね」

「効率が良くないからな。調べてみろよ」

 僕はAIに試算させてみた。成程。仕事量に比較して最終的な資源回収率が低すぎる。そんな作業に時間を費やすよりも、別の仕事に労力を投入する方がマシということか。


「さっきの話は分かりましたけど、それでも戦前の人々がデータを完全に無視したのは不思議ですね」

 作業機器が順次退避していく様を眺めながら、僕はぼやいた。

「だって、ただの引き算ですよ。人口と一人当たりの消費エネルギー。それと新規に得られるエネルギー量。行き詰まりは簡単に予見出来たはずです」

 存在する資料を見れば、ありとあらゆる統計が現状を維持できず、近い未来の破滅を示していたことが分かる。しかし、何故かそれは無視された。

「あんな明白な兆候を誰も気にしなかったというのは、とても信じられません」

 当時の平均的な教育のレベルは決して低く無いはずだった。

 僕は少年が行った手品を思い出す。そう。むしろAIの大規模利用ができない分、個々の人間が保有する知識量は現代よりも多かったかも知れない。

「一つ目の理由は、なんと言っても人間の欲望だ。未来の為に今日手に入るものを我慢するのは難しい。だがより大きな原因は、計算の根底が間違っていたことだろうな。おそらくは無意識にだが、当時の人間は自分たちが無限の力を持っていると考えていた」

「それが、もう一つの神の呪いですか」

「そうだな。金銭、カネ、マネー。まあ、呼び名は色々だったが正体は同じだ。全ての価値がそこから生まれるという信仰。人類史上最大の宗教が生んだ過ちだよ」



 燃焼剤を撒いた後で火が放たれた。ここから先が難しい。予測された規模で火の広がりが止まる保証は無いのだ。勿論、十分な準備と安全係数を取ってはいるだが、不測の事態は常に起こり得る。

 AIが出来るのは発生の確率が低い手順を計算することまでだ。偶然が重なる未来を予言出来る訳ではない。


「カネってのは元々、交換を容易にするための媒体だった。AIが無い時代、現代のように高度な物資交換システムを管理するのは不可能だったからな。価値の基準を統一化するための物差しとして、その存在は不可欠だったんだ」

「基本的には環境負荷ポイントだって同じようなものですよね」

 実のところ、僕にはその違いが良く分かっていなかった。

「価値を数字化するという点は同じだが、再生産可能な範囲で資源を分配するための環境負荷ポイントとカネは似て非なるものだ」

 班長は上空のドローンが送る映像を注意深く監視する。

 AIに任せてもよいのだが、自分でも行うというのが班長のスタイルらしい。


「本来はモノ自体に価値があり、カネはそれを測るための物差しでしかなかった。そいつが逆転し、カネ自体に価値があるという視点に変わった時からこの宗教は生まれた。まあ、それ自体は随分昔の話だからな。ある意味、世界最古の宗教とも言える」

 文明の草創期から生き延びた古き神。

「人々はカネが全ての価値の源泉であると思い込んだ。だから持っているカネの総量がどんどん増えれば、世界全体の価値もどんどん上がっているのだと考えた。そこで問題だったのは、カネってものが本質的にバーチャルな存在だったことだな」

「仮想通貨と呼ぶんでしたっけ? 儀式の映像を見たことがあります」


 林立した原始的な演算装置による、仮想通貨という神を生み出す儀式。僕には良く分からない理屈から、彼らは難解かつ無意味な計算を大量に行えば、世界に新たな価値が生まれると信じていたらしい。

 儀式には恐ろしいほど膨大なエネルギーが消費された。

 彼らは二度と手に入らない貴重な化石燃料を大量に燃やして演算装置を稼働させ、計算を終えると厳かに宣ったという。

「今、仮想通貨が生み出された」と。

 仮想的な存在を創るも何もないものだ。そのメンタリティは古代社会にあった生贄の祭壇と変わらない。自分たちが重要な何かをしていると錯覚するために、貴重な存在を意味も無く燃やし尽くすという倒錯した論理。


「ああ、そいつは一番極端な例だな。だがそれに限った話じゃない。カネというのは本質的に仮想的な存在だったが、二十世紀後半ぐらいから完全に現実世界の根拠を失い、抽象的な何かに変質していったんだ」

 その点も良く分からない話だった。現実に存在するものを根拠にしなくなったら、交換媒体として意味を為さないというのが常識ではないだろうか。

「仮想的な存在であるカネは幾らでも増やすことができた。まあ、コピーするだけなんだから、簡単だよな。当時の国家は何の根拠もないままに大量のカネを垂れ流した。そして増え続けるカネを見た人々は、世界が豊かになっているのだと思い込んだ。そして無限にカネを生み出すことの出来る自分たちは、つまりは無限の力を手にしていると信じたんだ。導き出された結論はこうだ。無限の力を持った我々は、ありとあらゆるものを消費しても許されるに違いない」

 班長の声には皮肉と、微かな哀感が含まれていた。

「実際には現実に存在する資源が消えて、代わりに幻を手にしただけだ。戦争によってあらゆる物資が欠乏した時に初めて、人間は霞を喰って生き延びることが出来ないと気づいた。そうしてやっと、信仰から離れることが出来たのさ」


 まったく、呆れる他はない。

 彼らはそんな思考で資源の大量消費を行い、足りなくなったからと奪い合いを始めた挙句に核ミサイルを飛ばし、世界全体を更なる窮乏の中に落とし込んだのだ。

 現在の世界人口は三十八億人。今後三十年以内に、これを更に半数にすることが求められている。エネルギー消費を継続可能なレベルに抑制しつつ、人類全体に一定の福祉・保健体制を供給するにはそれが限界だからだ。

 化石燃料とは、生物が結晶化させた太陽エネルギーと定義することができる。数十億年単位で蓄積されたその大部分が、三百年にも満たない期間で消費され尽くされてしまった。人類は辛うじて平衡状態を保つべく消費エネルギーの削減に努めているが、それが社会の崩壊を防ぐのに間に合うかは予断を許さない。

 赤々と燃える木々を見て、班長が呟く。

「人類は未だに、植物以上のエネルギー変換効率を達成出来ていない。何もかもが奇跡の産物だったんだけどな。楽園を放り出されてから、手にしていた物の価値を知る癖は直っちゃいないか」


 この世界は危ういバランスの上にある。

 もし再びなんらかの危機が起きれば。エネルギーの枯渇が維持できる技術レベルを低下させ、技術の低下がエネルギー生産量を更に低下させる負のスパイラルに陥るだろう。生活のレベルは良くて中世レベルに落ち込み、人類は二度とそこから抜け出せない。もう一度文明を推進させるために必要な、低技術で大量に入手可能なエネルギー源。それは、この地球のどこにも残っていない。

 薪より上質な燃料資源を二度と入手できぬまま、人類は種としての寿命を終える。

 その事実を噛みしめながら、僕は立ち上る煙を見詰めていた。

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