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2019年12月26日 17:27
死胎蛋という言葉を見て、小さい頃読んだ、孤島の冒険という本の一場面を思い出しました。空腹に駆られた主人公が、鳥の巣に置いてあった卵の中身を吸い上げると、中に雛が入っていて、まるっと飲んでしまったというものだったのですが……当時の私には衝撃的で一時は夢にまで見た記憶があります。多分、生で見たら卒倒するでしょう。怖々ながらも口に運べる主人公には尊敬の念しか覚えません。でも実際、普段食べている様々な食材においても、屠殺は目に見えないところで行われているわけで、捨てられるはずだった命を人々の血肉に変える発想は素晴らしいものだと思いました。
作者からの返信
中国に限らず、ベトナム、フィリピン等では普通に流通している庶民の味だったりします。日本で根付いていないのは、やはり印象が悪いせいでしょうか。生あるものを食するのは宿業ですが、故に無駄なく美味しく頂く様心がけるべきではないかと考えています。
2019年2月5日 20:44
ひよこのお話から最後の攻めまで、素敵なオチでした食生活の好みって一緒に生活をしていくと大事ですものね
感想ありがとうございます。食事の好みは、確かに共同生活の基本ですよね。地域の味が、別の場所にいくとゲテ物扱いされるというのはよくある話で、日本でも例えば、イナゴの佃煮とか、馴染みのない人から見るとひいてしまうかも知れませんし。
2019年1月30日 23:45
大学のありそうなサークルの中で食料廃棄についてしっかりと訴えているなと思いました。僕は中国系や韓国系の知り合いが多いのでより楽しめました!あそこの食べ物って日本人からしたら癖が強いんですよね!美味しんですけど。それに短編でだいたいの世界観の説明とその後の結末まで見習わないと行けないところだと感じました
感想ありがとうございました。日本では様々な中華料理が根付いているのですが、何故かこれはほとんど普及していないのですよね。で、雄のヒヨコを無駄にしないために、これを広めたらいいんじゃないかとふと思ったのが、本作執筆のきっかけです。
死胎蛋という言葉を見て、小さい頃読んだ、孤島の冒険という本の一場面を思い出しました。空腹に駆られた主人公が、鳥の巣に置いてあった卵の中身を吸い上げると、中に雛が入っていて、まるっと飲んでしまったというものだったのですが……当時の私には衝撃的で一時は夢にまで見た記憶があります。多分、生で見たら卒倒するでしょう。怖々ながらも口に運べる主人公には尊敬の念しか覚えません。
でも実際、普段食べている様々な食材においても、屠殺は目に見えないところで行われているわけで、捨てられるはずだった命を人々の血肉に変える発想は素晴らしいものだと思いました。
作者からの返信
中国に限らず、ベトナム、フィリピン等では普通に流通している庶民の味だったりします。
日本で根付いていないのは、やはり印象が悪いせいでしょうか。
生あるものを食するのは宿業ですが、故に無駄なく美味しく頂く様心がけるべきではないかと考えています。