第18話『中田 和矢』
彼の名前は中田 和矢(16歳)
彼もまた元の世界で死亡して神からチートと俺Tueeを貰ってこの世界に転生したもの
彼は元の世界では剣道と空手をやっていた
そのこともあり彼は他の者とは違い自分の力がすでに強すぎることを把握できた。
そのため自分が手加減できるように力加減んをまずは少し練習していた。
彼は飲み込みも早くすぐにコントロールをものにした。
そして、たまたまチンピラに絡まれているメリアとリンに出逢いお礼にごちそうを貰い、そして文字が読めないことから彼女らに文字の勉強もさせてもらうなどをして親交を深めた
その甲斐あって彼女らは自分と一緒に旅をしてほしい、もっと広い世界を見てみたいと言った。
和矢は喜んで引き受けた。
更に、この世界には魔王が存在して世界を恐怖のどん底に叩き落しているという情報を聞き、2人に自分は魔王を倒したいと思いを伝えた。
2人は少し悩んだが一緒にいたいと思い了承した。
それに彼女らも魔王の存在におびえる日々は嫌だったのである。
和矢は笑顔でお礼を言った。
2人は顔を赤くした。
こうして3人のパーティーは魔王を倒すべく旅に出た。
そして、このデルトイル国に到着した。
---------------------------------------------------------------------
「2人ともありがとう、古くなった武器じゃ大変だから助かったよ!」
「いいのよ! 一緒に旅をしてるんだし、危険を避けるには仲間の武器選びだって手伝うわよ!」
「そうですよ! 魔王を倒すのに古びた件で勝てるなんて思いませんしね!」
2人は和矢に対して笑顔で言った。
「さてと、これから宿を探すけどここだとどこがいいかな?」
と和矢は聞いた。
リンは地図を出した。
「えっと、ここの宿だと安いみたいよ! 本当にさっきの荷馬車を龍だって良かったね! こういう地図があるだけで迷わずに店を選べるもの!」
と嬉しそうに地図を眺めた。
地図は先ほどこの町に入ろうとした商人の荷馬車が泥濘に詰まり動けなくなっていたところを3人は助けて俺に地図を貰ったのである。
商人は何度も言ってるし大体の国のちりも把握できているためいらないからだと言ってそのまま3人を乗せて町へと向かってくれた。
「良い商人さんだったな! 本当に! 助かったよ!」
「これでやっと休めるよ!! 本当疲れた~!」
とメリアは腕を伸ばしながら言った。
そして3人は宿を方向へと急いでいた。
すると
ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!
「「「!!」」」
3人は驚いて後ろを振り返った。
そこには音と共に地面から何か粉のような物が噴出した。
3人は何だと思って戸惑っていた。
するとそこに子どもが来て
「見てみてママ!! 何これー! 変なの!!」
と言いながら笑い、近付いた。
和矢はそんな子供を見て
「危ない!! 近づいちゃだめだ!」
と止めようとは言ったがすでに遅かった。
「え? ないふぁだふぁdsふぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
奇声のような声を上げながら子供はどろどろと溶けて行ってしまった。
それを見ていた母親は
「え、リー、嘘、そんな……嫌あああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
母親は泣き喚きながらその場に膝をついた。
それを見ていた3人は
「何これ……酷い」
「何々!! これいったい何なの!!」
その粉は母親の方へと向かって行った。
それを見ていた和矢は
「危ない! マジックシールド!!」
と言って魔法をかけた。
パアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
そして、母親は魔法のシールドに守られた。
「ナイスです! 和矢さん!」
「さすが魔法騎士!」
そう言って2人は和矢を褒めた。
だが和矢は表情を曇らせて
「いや、でも子供を助けることが出来なかった」
と悔しそうに言った。
すると母親は
「そうよ! あんたたちが助けてくれれば! もっと早くしてくれればリーは死ななかったのよ! 返せ! 私の息子を返せえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」
そう言って母親は和矢の胸ぐらを掴んだ。
その時
「何だこれは!」
「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアあアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「助けてくれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」
等の悲鳴が聞こえてくる。
それを聞いた母親は
「何、何ナノ! 何が起こってるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
と悲鳴を上げた。
「マジックシールド!」
そう言ってリンとメリアにもマジックシールドをかけた。
「ありがとう」
「行きましょう!」
そう言って2人の言葉を聞いて
「待って! おいて行かないで!!」
と泣きながら母親もついて行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます