俺はそんな未来を夢想させタバコを投げ捨てた

じん

俺はそんな未来を夢想させタバコを投げ捨てた

夢を見たんだ…


遠い昔の友達、今はどんな顔し曲をつくってるんだろうな。


ツイート… 一方的にあの人までツイートが、届けばいいなあって空を眺めていた。


だけど彼女はそれをみても俺に、何も伝えれないだろう。


まあ俺と離れて正解さ。そう俺みたいな闇の深い人間といればいずれ彼女は潰れてしまう。だからもう彼女の事は忘れてしまおう。


そして優しい彼氏と支え合い、曲を作りそして一つの歌となった時、曲が世界中… そう世界中に一つの歌となり広がれば、俺はその曲を聞いてどう思うのだろうか?


その頃には、俺が作家になれてたらいいなあって、ものふけっていた。だがそんな俺に冷たい風が髪をなびかせ俺は「さむっ」と呟いた。


そんな未来を夢想させていた。だがすぐそんな甘い夢は覚め首を振った。


「俺は… 」


手を上に翳した俺は、そんなほろ苦い想いを思わず呟いていた。


「俺もあなたも夢が叶うそんな未来がくれば俺にとっての一番のハッピーエンドだ。だがそんな未来は来るのだろうか?」


俺はそう想い吹けって呟きはしたが、俺は本気でそんな未来を夢想させていた。


ポケットに、あるタバコを一本取り出し俺は、タバコをライターの火を吹きださせタバコをふかせた。


そんなありもしなさそうな未来を俺は夢物語…そう夢想させた。そんな桜が満開させた道を卒業式で歩く。


そんな道へ、未来へと繋がっていればなと小さく呟き俺は…


そう、タバコを地面に投げ捨て歩いた。そう今まはに俺はこの桜の蕾が芽吹く前の道を歩いた。

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