SECTION-8-苦戦
レンゲは困惑しながら人の波に身を任せていた。
先刻出会ったばかりのグローブという青年。
彼はどこかに連絡すると顔が豹変し、彼女にはこのまま人が流れる方へ逃げるように言い残すと、人の流れとは反対側へ走っていた。
レンゲが呼び止める間もなく、グローブはその後ろ姿をあっという間に暗ませる。
なんという速さなのだろうか、とレンゲは驚いた。
それとも、自分と同じ歳の男性は皆、あれほど速く走れるのかと疑問を抱く。
考えたのは束の間、どの道、この街が危険な状況に陥ったことは彼女にも分かったので、グローブの言葉に従い他の人間が向かっている方向に進もうとする。
進もうとするのだが、進めなかった。
走ったのは、最初の数分だけ。
すぐに人波で行き詰まり、そのまま流れに合わせてゆっくりと歩くだけになった。
普通に歩くよりも遅いペースで移動する中、レンゲは周囲を見渡す。
皆、焦燥に駆られながら一向に進まない歯がゆさと、何時自分達に危険が及ぶかもしれないか、恐怖と不安に苛まされていた。
多くの人波の中で、彼女だけが浮いている。
皆、誰かと寄り添って歩いていた。
友人か家族か、あるいは恋人か。一人の人間も当然いるのだが、それらの人間はほとんど遠く離れているであろう知人と連絡を取り合おうとしている。
レンゲだけが独りだった。
誰も知る人間もおらず、誰かに頼ることができない。
そもそも、彼女には元々、そのような関係を持つ人間など存在しかった。
とある場所から逃げ出してきた彼女は、元より天涯孤独の身なのだ。
だからなのだろうか、雑踏の中、その泣き声を彼女は見逃さなかった。
そこに目を向けると泣いたまま蹲って動かない女の子がいた。
「どうしたの?」
レンゲは人波から離れて、その女の子に近づくと、しゃがみ込んで様子を窺う。
女の子は現われた彼女に一瞬驚くも、ぽつりと言葉を溢す。
「ママ、がいないの……」
ママ、母親、懐かしい響きに胸を傷ませるものの、レンゲは優しく笑いかけながら迷子の女の子の頭を撫でる。
「そっか――なら、お姉ちゃんと一緒に行こうか? もしかしたら、皆が向かっている場所に君のママがいるかもしれないよ?」
「で、でも――怖い」
ちらりと女の子は怯えたように人波を見る。
彼女が怯えているのは《ÜG》ではなく、あの大量の人混みなのだ。
確かに、あの中に小さな身体を飛びこませるのは中々勇気がいる。
それが分かったレンゲはしばらく考えた後で、女の子に提案する。
「肩車しよっか?」
「え?」
「それならあそこの人たちに圧し潰される心配もないし、遠くが見えるなら君のママも見つかるかもしれないよ?」
「……いいの?」
「大丈夫大丈夫。それに私、体力あるから平気だよ!」
笑顔で返すレンゲに対して、女の子はしばらく考えた後、こくりと頷く。
それを見て安息をしたレンゲは、さっそく女の子を自分の肩に乗せて、再び人波の中に身を投じる。
レンゲは女の子を助けたのだろう。
だが、それは逆も然り、レンゲは女の子の存在によって孤独から救われた。
レンゲはそのような打算があって、彼女に近づいたわけでない。
自身と同じ孤独な少女を見かけて、完全な善意で言葉をかけた。だが、結果として 頭部近くに感じる自分以外の温もりに安堵したことに変わらない。
願わくは、この女の子が再び母親に出逢えるように。
自分に安心をくれた少女に対してレンゲができることはそれくらいだった。
‡
「アンタは下がれ」
グローブは自警団の《錬成者》にそう言い残し、マフートに向かって駆け出す。
彼がここにやって来たのは街を襲う《ÜG》を倒すため。
通信でツルバキアが、若干諦め気味で反対してきたが、グローブの制止を聞かず、本来の目的であったであろう少女、レンゲを残して、ここにやって来たのだ。
道中、溜息交じりでツルバキアが嘆いていたが、彼自身、グローブがそのような人間なのは知っていた。
誰かが傷つくのを許せない。
誰かが何かを守るために戦っているのを知って、見て見ぬふりはできない。
そんなグローブの性格を危うく、そして好ましいともツルバキアは思っていた。
ならば、自分ができることは精々、無鉄砲な仲間のためのサポートだろう。
ツルバキアはその場に留まり、戦場の観察を開始する。
援護はしない。元より彼は狙撃手。
一見、身の覚えるがある相手だとしても、その実、まったく未知な相手かもしれない。そんな相手に対して、無暗やたらに発砲し、結果、成果を上げずにして自分の居場所だけを知らせるのは三流に劣る。
自分が動く時は絶好の機会、あるいは緊急時のみだ。
ゆえに、ツルバキアは目の先で自警団の《錬成者》達が戦い、次々と死んでいく中でも、冷静に戦況を分析しながら、状況をグローブに伝える。
非情だが、それが正しい対応だった。
だが、情報を与える仲間と違い、グローブは激情に駆られていた。
自警団の《錬成者》の知人でもない。
彼らも戦うために《錬成者》になったのだから、多少なりとも覚悟があったはずだ。仮に、生半端な気持ちで《錬成者》なったのならば、それは自業自得だろう。
だとしても、グローブは許さない。
組織として、半ば彼らを見捨てるような行動をしているツルバキアは正しく、命令外の行動をしているグローブのほうが間違っている。
しかし、見ぬふりをするほうが間違っているとグローブは己を叱咤した。
それに、自警団の《錬成者》は倒された。守るべき存在がいなければ、周囲に更なる被害が及ぶ。あの時のように泣く必要もない人間が泣くことになるのだ。
思い出すのは、思い出す炎の中。
グローブは戦う。誰かを守れるように。目指したあの男のように。
この身はその為に力を手に入れたのだ。
例え、それで更に自身が磨耗しようとも、擂り消えるその時まで誰かのため戦う。
新たに現われた《錬成者》に対し、マフートは動じない。
遠隔操作している誰かが冷静なのか、人口知能の賜物か。マフートは遠慮なく三連装レールガンを向けて放つ。
音速を超えた三つの砲弾をグローブは、自ら近づくようにして接近する。
未だ残っていた自警団の《錬成者》が、その光景を一瞬無謀だと思うも、それは直ぐに覆される。
一閃。グローブは向かってきた砲弾を、先程自警団の《錬成者》を助けた時と同様に、その腕に握る黒い大剣で弾き飛ばす。
その光景を目撃した自警団の《錬成者》は再び驚愕する。
あの男が持っているのは、相当頑丈なL・Aなのだろう。
だが、幾ら頑丈な武器を持っていたとしても、音速を超える弾道を見切り、あまつさえその衝撃を耐えながら、弾き飛ばす芸当など普通の《錬成者》にはできない。
そんな彼の驚きを余所に、グローブはマフートに向かって疾走。
漆黒の影が一瞬、駆け廻ったと思ったときには、マフートの右肩が数十センチほど切り裂かれ、空中で滞空しているグローブがそこにいた。
グローブは駆けだした勢いに乗じて跳躍し、その莫大な脚力と腕力を持って、散弾すら受け止めるマフートの装甲を切り裂いたのだ。
空中にいるグローブに対し、右肩の抱腹のつもりかレールガンを向けて放つ。だが、一度目二度目と同じように、グローブは空中で砲弾を弾く。
だが、そこにマフートの左前足が殴りつけるように追撃してきた。
襲いかかる質量に対し、グローブは剣を切り上げ、衝突させる。
激しい金属音。
フート左前足は軌道をずらし、その上を剣と腕で発生した激突の勢いに乗ったグローブが着地。そのまま、剣を突き立て走り出し、左前足の先から左肩まで大きな裂傷を刻みながら、飛び出して離れた場所にあるビルの屋上に飛び乗り、間合いを測る。
《錬成者》が《ÜG》に対して、接近戦を挑む。
それは特段珍しくもない事例だが、自警団の《錬成者》は信じられないものを見るかのようにその光景を眺めていた。
通常兵器を渡り合えるほどに調整された
それを蹂躙した《ÜG》を、同じ《錬成者》であろう青年がただ一人で対峙し、多くの傷を与えている。
その力は才能か、あるいはどれほどの技術で調整されたのか。
どちらにせよ目の前で戦う青年やは自分達と別次元に立っている。
それを証明するようにグローブとマフートの戦いは激しさを増した。
レールガンで効果が見られないと判断したのか、マフート自身も接近戦でグローブに挑む。その巨体を生かした猛攻、一撃一撃が、並みの相手ならば必殺、運が良くても致命傷。
首が長いが、全体的ライオンと類似したフォルムだけに、その光景は獅子奮迅と呼ぶべきだろう。
足が、頭部が、尻尾が、時には捨て身で攻撃を仕掛ける度に、風は絶叫し、建物や道路はあっという間に瓦礫と化す。
まさしく、一種の災害のような暴力の風を前に、グローブは引かなかった。
振り落とされる攻撃を回避し、弾き、すれ違い際に斬り付け、次々と損傷を与える。グローブが繰り出す凄まじい斬撃はなにも自身の強化された身体能力で行っているわけでない。
豪快ながら精緻、潜り抜け来た死線の数だけ磨かれた超絶の剣術。彼自身のみで鍛え上げられた技がそこにあった。
作られた超人と機械の野獣の交差は既に百を届く。
鋼の打ち合いによって、既に辺りは爆心地の様な惨状。だが、それだけ周囲に被害を巻き起こしても、今だ決着は見えない。
一見、優勢なのはグローブだ。彼が幾度もマフートに損傷を与えるのに対し、相手側は彼に傷一つ与えていない。
もっとも、一撃でもマフートの攻撃が直撃すれば、よくて致命傷、最悪、その時点で死に体なのだが、それを踏まえてでも、グローブが優勢なのは変わりがない。
だが、数十の裂傷を生み出しても、相手の機能を奪うまでには至らなかった。グローブが持つ漆黒の刃は、装甲を削っても、その内部までには届かない。
手段はある。大剣に内蔵されている高電圧の刃。
それならばその身に届くかもしれないが、所詮は〝かも〟なのだ。
試すには一つ疑念が残る。ツルバキアによって齎せた情報。
自警団の《錬成者》が放った高出力ビームライフルを防いだ要因。
それが単純な強度でないことは、自身が与えた損傷でも理解できる。単純に、対ビーム兵器の装備なら問題ないのだが、その実、それ以外の武装であり、自身の切り札すら無効化する代物なのかもしれない。
よって、早急な決着は求めず、持久戦で勝利を見出す。
この身は《錬成者》。例え三日三晩剣を振るい続けることになろうが、凌げる身体だ。対する《ÜG》にはそれ以上の活動時間があっても不思議ではないが、優勢なのはグローブ。
数刻すれば装甲を全て剥ぎ取り、内部に損傷を与えて機能停止させることも可能だと目算する。
しかし、戦場とは常に思惑通りに運ばないことが多い。
「――なんだ?」
グローブの手が止まった。
疲労ではない。むしろ、先に止まったのはマフートの側であった。
本来はそのまま相手に叩きつけるつもりだったのだろう。長い首が獅子の頭部を空高く持ち上がれた時、その動きがピタリと止まった。
機能停止ではない。
駆動音は目の前で未だ奏でており、四肢も大地を踏みしめている。
奇妙な状況に疑念を感じるが、グローブは気を緩めず剣を構える。自らは仕掛けない。油断させてからの反撃が待ち構えている可能性を考慮したからだ。
停止は物の数秒。
再びマフートがその巨体を動かした時、グローブは驚愕し、次に焦燥した。
マフートは動き出すと、先程戦っていたグローブには目もくれず、別方向に移動した。巨体と思えぬ軽々しい跳躍で、ビルの屋上へ飛び移り、あるいは圧し潰しながらグローブの目の前から去っていく。
撤退した?
そう考えたのは一瞬で、すぐにグローブは急いでマフートの後を追った。
マフートが向かった方角。
それは避難しようとする人間が向かっている方角と重なっていた。
「ちっ!」
舌打ちしながらグローブはマフートを追うもの、追いつけない。
不安定な地形を走破するために設計された四足歩行という形状ゆえか、単純な移動速度は向こう側のほうが上だった。
距離は直ぐに離されることもないが、追いつくことは敵わない。グローブが通信でツルバキアに足止めのための狙撃を要請しようとした時、向こう側から大量の悲鳴が木霊した。
まさしく惨状。
そこは巨大な橋だった。
そこに、いきなり現われた《ÜG》の前に、辛うじて保たれていた秩序が破られて、阿鼻叫喚の中、散り散りに逃げまどう人々。
ある者は他者を押しのけ、蹴り飛ばし、ある者は川に飛び込み、ある者は吹き飛ばされ、一つの騒動が、別の騒動を孕み、広がっていく。
一転として困窮の事態になった橋の上に、マフートが飛び乗った。
それで一体何人の人が死んだのか考えたくない。いや、考える前に、グローブはマフートの頭部の先にある光景に目を見開いた。
そこには、別れた少女、レンゲがいた。
彼女はどこから連れて来たのか見知らぬ少女を守るように抱き、その場で蹲っている。
彼女達は迫り来るマフートを目の前にして一歩も動かない。
怪我をして逃げられないのか、それとも恐怖で怯えているのかは分からない。
だが、このままでは彼女達が危険だということは理解できる。
マフートとレンゲ達の距離は僅か数メートル。マフートが何かしようと、その頭部が振り上げた時、ようやくグローブは彼女の前まで辿りつくことができた。
突然現われたグローブに対し、レンゲが驚きを隠せないでいるが、対応する暇などない。
最早、彼女達を連れて退避する余裕もない。先程のような攻撃では後ろにいる彼女達に被害を及ぶ。
(やもえない)
グローブは正面から討つ覚悟を決めて、剣の鍔に取り付けられた引き金を引いた。
――黒い大剣が青く輝く。
高電圧の余波を周囲に撒き散らせながら、グローブが構え、そこにマフートが体当たりでもするかのように突撃し、青き電流の刃は、落雷の如く振り落とされた。
橋の中央から、光が散乱した。
グローブの後ろにいる少女たちが悲鳴を出すが、その声は撒き散らされる雷鳴の中に消える。
そして、青い電流の中、グローブは戦慄した。
拮抗したと思ったのは一瞬。青い電流の刃を受け止めながら、マフートは徐々に食い込んでくる。その光景を間近で目撃したグローブは驚嘆しながら同時に理解する。
「こいつ、こっちのエネルギーを食っているのか!?」
L・Aである大剣から発生された青い電気の放流は、まるで吸い込まれるようにしてマフートの機体に流れ込む。
同時に電流の出力が徐々に下がっていく事に気づいた。
このままでは、まずい!
「うおおおおお!」
吼えながらグローブは剣から伝わる圧力を押しのけるようにして、大剣を半ば強引に横へ振り流す。
その動きに合わせるようにして、マフートの巨体が横転した。
轟音。
マフートが横転した事により、橋全体へ大きな振動が伝わり揺れる。
その隙にグローブは後ろで蹲っていレンゲを、彼女が抱える少女ごと小脇に抱えて、全力で跳躍。
橋の柱を蹴り上げながら、すぐさま離れたビルの屋上まで移動した。
グローブが着地したタイミングで懐が振動し、発信源である通信機を取り出す。
『ファルケ7だよ。敵はどうやら厄介な装備をお持ちだ』
グローブが返事をする前に、通信機からツルバキアの声が流れる。
「知っているのか?」
『ヒート・イーター。種別問わず熱量兵器のエネルギーを吸収し、自身の機動力に変換する代物だよ』
流暢に説明したツルバキアだったが、次は奇怪そうな声音を響かせる。
『もっとも、米軍が開発中でロールアウトまでは数年先のはずだけど……』
「なら、相手は米軍?」
『それはないね』
グローブの言葉をツルバキアは即座に否定した。
『メリットが少ない。開発中の兵器の試験運用だとしても、もっと上手いやり方なんて幾らでもある』
アメリカは激動に時代に変わっても、未だ平穏を保った希少な国家だ。
自衛や侵略の為、秘密裏に軍を動かすことはあっても、このような目立つ行為は大義を掲げなければしない。
でなければすぐ国家問題に発展し、嬉々として悪を選定した周辺国家が集中攻撃をしかけるに違いない。結果は自力で大国が勝つかもしれないが、資源枯渇の時代に余計な消費は避けたいだろう。
『大方、どこからか技術が流れて、それを手に入れた奴が実用化さしたんだろうさ。どの道、見かけ通りのマフートではないようだから、内部構造すら違う恐れがある』
「なら、お前が狙撃するのも厳しいか……」
グローブは思わず歯噛みする。
ツルバキアならば、遠距離から目標を一撃で撃ち抜く事も可能だろう。
だが、撃ち抜くだけで機能停止まで貶めるのは難しい。
機体構造を把握、あるいは見抜いていれば、動力炉を狙い撃つこともできる。
しかし、カスタマイズされた機体ならば、調べれば誰もが知る弱点を別の場所に移動させる。あるいは予備の動力炉を備えていても不思議ではない。
『潮時だよ、グローブ』
あえてコードネームではなく名前を呼び、ツルバキアは事実を突きつける。
『これ以上の戦闘はこの街を管理する国の軍に任せるんだ。どうやって見つけたかは聞かないけど、そこにいるのは目標の子でしょ?』
離れた位置にいるツルバキアはグローブ達をはっきりと目で捕えている。当然、傍らで事態を飲み込めていないレンゲも見えているだろう。
『僕達の任務はその子の回収。これ以上、君の御趣味に付き合う必要もないだろう』
「な――」
グローブが何かを言い返す前にツルバキアが追い打ちをかける。
『それとも、まだやる気かい? 御自慢のL・Aのエネルギー残量は〇のはずだ』
「!?」
グローブはなにも言い返せなかった。ツルバキアの言葉通り、グローブのL・Aのエネルギー残量はヒート・イーターにより無くなっている。
『エネルギーが残っていれば――君ならば打開策はあっただろうけど、ないんじゃあ無理だね。僕の弾も特別製だから無駄撃ちはしたくない』
あくまで淡々と、彼は事実を告げた。
『いいかい、グローブ。僕達はやれることはした。だから、彼女を連れてここから離れるんだ』
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