カルト・オブ・ヴェノム

カルト・オブ・ヴェノム 登場人物紹介

そろそろ、物語も中盤に差し掛かり、本格的にストーリーが動き出す予定ですので、この辺りで、登場人物の紹介、整理をしたいと思っています。

・ウォーター・ハウス

能力名『エリクサー』

鋭く尖ったナイフのような顔の美形。身長は高め。

パンク・ファッション。特に鎖を身体に巻き付けるのが好き。

能力の暴走を防ぐ為に、腕や腹に包帯を巻いている時もある。

この世界では一般的に大量殺人鬼と認知されている。

国家丸ごと、破壊した事も一度や二度では無い。

『暴君』の悪名で伝説的な存在になっている。

実は美意識の塊のような性格。

神の存在を信じている為、妄想的な性質を持っている。

無神論も一つの信仰だろう、というのが彼の結論。

資本主義が嫌い。金に汚い人間が嫌い。つまり、ウルトラ極左。アナーキスト。

イエス・キリストを実は尊敬している。

反資本主義関係の著名な本は大体、読んでいる。

好きな音楽『メタリカ』『ソナタ・アークティカ』

基本、激しくて美しい旋律が好き。シンフォニック・メタルは基本的に好物。

好きな小説家　『トルストイ』『コナン・ドイル』

好きな画家　『ミケランジェロ』『フェルメール』

・グリーン・ドレス

能力名『マグナカルタ』

暴君の彼女。外見年齢は二十代半ば。

髪の毛は赤にオレンジが混ざっている。

パンク・ファッション。

スケイル・メイルを纏った蛮族っぽいファッションに身を包む時もある。

最強の炎使い。炎や熱を吸収する能力者。

『赤い天使』『緑の悪魔』という異名を持つ。

性格は豪放磊落。破壊的。享楽的。姐御肌の面もある。

敵を罵倒する時に下ネタが多い。普段も下ネタが多い。

育ちが悪そうに見えるが、中流家庭の出身。

能力の暴走のせいで、元彼を殺してしまっている。

能力のせいで、男性的な攻撃性のある性格に変わってしまった。

そして、殺人鬼としての人生を送る事になるが、ウォーター・ハウスによって拾われる。

その後、恋人として付き合う事になった。

炎のエネルギーを手に入れれば、理論上は無限に火力を上げられる為に、ビッグバンを起こせる可能性がある。

太陽くらいなら平気で作れる。

銃火器での攻撃は”熱”である為に、全部、吸収する。

核兵器でさえ吸収出来る。というか、彼女にとっては、スポーツ・ドリンクのような補給剤。

国家丸ごと、焼ける。そんな明らかにおかしい人物が現状、弱い能力者に苦戦している。

好きな音楽『スリップ・ノット』『ナイン・インチ・ネイルズ』

基本、攻撃的で激しい曲が好き。鬱過ぎる音楽は余り好きではない。

・ラトゥーラ

能力名　『？？？』

年齢　１５歳

港町に住んでいる、ニューハーフに性転換志望の少年。

普段からボートを漕ぐ水夫として、女物のセーラー服を着用している、スカートをはいている。

容姿はどう見ても美少女。

現在は身体を男性だが、いずれ売春の為にも性転換を考えている。

渦巻きのような炎の剣を生み出す事が出来る。その全貌は未だ不明。本人でさえよく分からない。

また、コウモリのような翼の生えた人間の頭蓋骨を紹介する。詳細は不明。

好きな音楽　特に無し。強いて言うと、流行りのＪ－ＰＯＰとかにハマりやすい。

・シンディ

能力名　『？？？』

ラトゥーラの姉であり、港町にて売春婦を行っていた。

年齢は１７歳。

鳥の頭のような頭部を持つ蝶を飛ばしていき、周囲の人間から発せられる、

敵意や悪意、殺意といったものを感知する事が可能。

射程距離は半径数百メートル程度。

ちなみにその蝶は少しだけ孔雀にも似ている。

好きな音楽『アブリル・ラヴィーン』

暗殺チーム

・ヴァシーレ

能力名『エンジェル・クライ』

シャギーのロングボブをした、とても美しい顔をしている。

ファッションはモノトーンで中性的なものを好む。肩や太股を露出させている服を着る事が多い。

男にも女にも変身出来る能力者。

元々の性別は男であり、性自認も男。

貧困街で、容姿が女顔で体型も女性的であった為に、

”絶対に同性から強姦されたくない”という願望から生まれた能力。

なので、自分自身の分身としか性行為しない。

彼は自分の事を変態だと思っていない。

何故なら、変態に強姦されたくないから、生まれた能力だから。

また、父親が賭博の胴元で、それが原因で恨みを買って負債者から拳銃で殺されている。

ヴァシーレは父の事を強く尊敬していた。

・ロジア

能力名『ジーン・アナルシス』

小児科医。眼鏡を掛けている端正な顔の男性。物腰は柔らかい。

先進国で子供を助ける”善意”から臓器売買ビジネスに手を染め始める。

そして、気が付いたら、マフィアの加担者、殺し屋としての一面を持つようになっていた。

好きな音楽『ニルヴァーナ』

・ムルド・ヴァンス

能力名『ジベット』

顔面ピアスに白いカラーコンタクトをした男。

普段着はロッカー風のファッションだが、いかにもなマフィア風のスーツの着用も好む。

マフィア組織、ヘルツォークのボス。

ヘルツォークの構成員は少ない為に、のし上がろうと画策している。

メリュジーヌというドイツをモチーフにした国に本拠地を置いている。

・魔女ラジス

能力名『ヴィクトリア・ストレイン』

各地に麻薬を流通させている魔女。

彼女の敷地内には大量の麻薬が栽培されている。

またフリーの殺し屋でもある。

どの組織にも所属しないが、彼女の存在感はファミリーの者達に知れ渡っている。

専門用語。

・ＭＤ

モーヴィ・ディック

物語の舞台となる場所。現実のヨーロッパ(ＥＵ)をモチーフにしている異世界。

・連合(ファミリー)

マフィア組織の組合。単純にマフィアだけでなく、大企業などもその傘下に入っている。

・マイヤーレ

構成員の多い規模の大きなマフィア組織。

ＭＤ中に支部があるが、突出した実力者はいないとも言われている。

港町の支部が暴君と赤い天使の二人によって壊滅してしまった為に、

更に、癒着していた政治家のヘイドニクも殺されてしまった為に。

連合に頼って、この二人を始末する事に決めた。