第86回:「クイズ!100人に聞きました」
・今回のテーマ
タイトル通りです。さっくり終わります。昔懐かしの番組名ですが、何となく今回のテーマにあいそうなので。
以前に「十人の読者全員が同じイメージをする訳ではない」と言いました。しかし、説明文によっては本当に百人が同じイメージを持つだろう手段もあるのです。それは固有名詞を出す事です。そうすれば「こう言う物なのか」とイメージをしやすくもなるでしょう。
電車や自動車、バスのような本来であれば異なるデザインをしている可能性もありますが、そこは小説で触れておくような物であれば説明をしてもよいと思います。背景扱いであれば、特に説明は不要ですよ。ミステリー物では、本編中で言及していない物がトリックだったり犯人だったりするのは、さすがに興ざめになるという話もあります。以前に言及したかもしれませんが。
(某作品の有名な「犯人は○○」も、段取りを踏まないといけません。つまり、そう言う事なのです)
ただし、固有名詞と言っても商標権等が絡むものは書くべきではないので注意しましょう。「頭文字D」の実車、「ハイスコアガール」のゲーム作品やゲーム機各種が代表例で、「ハイスコアガール」は過去に『これ』で裁判になった事もありますので色々と準備と言う物は必要なのですよ。
結論としては、「物の説明に固有名詞を使って説明を省く技術もありますが、場合によっては非常に危険だという事」です。ファンタジーで有名なエルフやドワーフ等も「読者は知っているから説明が省ける」と決めつけていませんか?
(この辺りは二次創作だと、作品を知っている事が前提なので説明を省くケースが非常に多い訳です。それはピクシブの小説ランキングを見れば一目瞭然でしょう)
一次創作であれば「誰もが初見である可能性がある」事を踏まえ、小説で説明必須な事は説明しておくことが重要と言えます。
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