・今回のテーマ

実は、「のり弁当」で小説のノウハウを説明しようとしたら、別の物を説明するのに使用されていた可能性もある為、このネタは別の機会に改めて。ありますよね、調べている時に使おうとしたワードが違う意味で使われていた事とか。

（のり弁当のご飯、おかずの例えでＷＥＢ小説の特徴を説明しようとしていましたが……）

それを踏まえて、今回のテーマに行きましょう。「知らない事」は想像で書こうとするとリアリティに欠けると言われます。「異世界転移」や「異世界転生」では無関係と思われがちですが、そうではありません。

完全フィクションな世界観でも、元ネタとなっている場所があるのは間違いないでしょう。ロケハンの重要性は既に序盤の回で語っております。

では、実例としてリズリズ等で題材にしてきたリズムゲームで話を進めていきましょう。

近年ではスマホアプリでもリズムゲームは存在しますが、過去には家庭用ゲーム機かゲーセンの筺体だけでした。当時の筺体が稼働してるようなローカルゲーセンを探すのが面倒であれば、近場の大手にでも行ってプレイしてる様子を見るだけでも、違ってくるでしょう。実機をプレイするのが理想ですが、リズムゲームの場合は対戦格闘等と違って、ゲーセンによってギャラリーが多く付きます。どうしても人前でプレイするのが恥ずかしいのであれば、前述したアプリ版のリズムゲームを触れるだけでも、リズムゲームがどのような物か分かるはず。

逆のケースでは体験してはいけない事があります。犯罪行為等ですね。これらに関しては桜崎式では割愛します。中には、そうした経緯で得た知識を不特定多数に自慢したいがために犯罪を起こすケースもあるので。こう言うケースは近年もニュースで取り上げられたりしましたし……。

どうしても、この辺りの事情を知りたい場合は他の方の創作論等を調べてみるのも手です。桜崎式では語らない事も、他の方の創作論では語っている場合が多いので……むしろ、他の方の創作論などもチェックして知識を増やしていくのも桜崎流の一つなのです。

体験もしていない事を妄想で補う様なエア体験創作は、二次創作では確実に炎上する事は目に見えている事も言及しました。二次創作をする場合は、一次創作以上にデリケートな案件も踏まえないといけないので、実は一次創作よりも難易度は非常に高いと言ってもいいのです。